どうやって受験勉強を進めたら良いのかわからない中学生へ

教え子の第一志望合格率97%の元中学校教師が解説する短期間で偏差値をグングン上げる受験勉強法

3か月で偏差値を上げる受験対策のページ内容

 

ここでは、最も効率の良い
教科別の高校受験の勉強法と、
どのようなステップで勉強を進めて行くか
基本ステップについて解説します!

 

第一志望に合格することが
ゴールともいえる高校入試。

 

ではどういった勉強方法とスケジュールで
進めて行けばよいのか、
実は知っている中学生はかなり少ないです!

 

そこで元中学校教師の道山が
短期間で偏差値を上げる勉強テクニックや、
どの時期にどんな勉強をするかについて、
中学3年生向けにアドバイスをしていきます!


高校受験に合格するための基本的な勉強スケジュール

高校受験

高校受験に合格するために

一番大事なことは、きちんとした
勉強スケジュールを立てて進めていくことです。

 

 

計画的に受験勉強を進めていくかどうかで、
合格率は3倍以上変わるからです。
基本的なスケジュールの立て方としては、
次の2つに分けて考えていきましょう。

 

志望校を決めるスケジュール

志望校を決めるためには、

 

  • 資料の取り寄せ
  • 学校見学や説明会への参加
  • 自分の偏差値を考えた進路の最終決定

 

という流れで進めて行く必要があります。
資料を取り寄せるというステップに関しては、
1,2年生の段階でも可能です。
早い時期から進めていきましょう。

 

 

学校見学や説明会への参加は、
3年生の夏休みに行うことことが多いです。
もちろん、2年生から始めても構いません。

 

 

進路の最終決定は、
通常3年生の12月に行います。
人生を決めるものなので、
ギリギリまで悩みましょう。

 

 

上記の流れを見ながら、
今は何をすべきかを親子で考えてみてください。

偏差値を上げていくスケジュール

偏差値を上げていく上で必要なステップは、

 

  • 1,2年生の復習
  • 入試問題に合わせた学習
  • 過去問で時間配分をつかみ、問題に慣れる

 

という3つのステップが必要になります。
たとえば、今この記事を読んでいるあなたが、
中学3年生だとします。
そしてこの記事を読んでいるのが5月だとしましょう。

 

 

もしこの状況であれば、
まずは、1,2年生の復習をするのがいいです。
入試問題は習っていないところが多いため、
進めるのが難しいからです。

 

 

もし中学3年生の夏休み以降に
この記事を読んでいるなら、
いきなり入試問題から勉強していく方が良いです。

 

 

ある程度解ける問題が増えているからです。
こういった流れで受験勉強を進めていきましょう。

 

 

そして、
高校入試直前である12月ごろになったら、
過去問を勉強していくことも必要です。

 

もちろん最初から全ての計画を立てるのは難しいです。
しかし、ある程度で良いので、いつどんな受験勉強をするかを
ざっくり決めておくと良いでしょう。
その後の受験対策が進めやすくなるからです。

 

 

まずは親子で話し合いをしながら、
計画を立てるところから始めましょう。

 

【変わることを前提に計画を立てていこう】

 

①計画通りに進むことは100%ありません

高校受験のスケジュールというのは、
進み具合や学校の状況によってどんどん変わっていきます。
最初に立てた計画通りに進むことは、まずありません。
はじめから、完璧を目指さないようにしましょう。

 

②親子で立てるようにしましょう

高校入試は親子で戦っていくものです。
たとえば、学校見学などは子どもだけで行けるものではありません。
そのため、親子で進めるようにしましょう。
学校と子どもだけに任せていたら、直前になって困ることになります。

 

志望校の偏差値にあった問題集を用意しよう

問題集

スケジュールを立てたら、

次に問題集を用意しましょう。

 

 

この後詳しく説明しますが、
高校受験対策の勉強とは、
受験対策問題集を繰り返し解く
ことが基本となります。

 

 

つまり、問題集選びを間違えると、
絶対に合格できません。
そこで次の2つの視点で、
ベストなものを選びましょう。

 

志望校のレベル

志望校の偏差値が40の場合と、
60の場合では使う問題集のレベルが
異なります。

 

 

偏差値40くらいの高校なら、
基本問題だけ解ければ、
合格できます。

 

 

偏差値60くらいになると、
基本問題に加えて、
応用問題も解けないと
合格できません。

 

 

そこで、以下の目安を参考に、
問題集を選んでみてください。

 

偏差値40 基本問題だけが載っている問題集
偏差値50 基本問題+応用問題が載っている問題集
偏差値60 偏差値50で使う問題集+さらにレベルの高い問題が載っている問題集

 

こんな感じで選べば、
間違いありません。

 

使いやすさ

問題集は人によって、
使いやすいと感じるものが違います。

 

  • 色合い(白黒orカラーか)
  • 解説の詳しさ
  • 配置(回答欄がどこにあるか)

 

この辺りをチェックして、
使いやすいと感じるものを選びましょう。
親が適当に買ってくると失敗するので、
注意が必要です。

 

国語と英語の基本的な高校入試対策とは!?

国語

次に、

教科ごとの受験勉強の流れについて、
解説していきます。
最初は、国語と英語です。

 

 

この2教科の入試対策は、
基本的には同じ
です。

 

  • 基礎力を高める
  • 実践力をつける
  • 本番と同じトレーニングをする

 

という流れになります。
具体的に説明しましょう。

 

学習ステップ① 単語と文法の基礎を作る

国語の場合は、漢字と文法、
英語の場合は、英単語と英文法を勉強して、
学習の土台を作ることが最初のステップになります。

 

 

土台ができていない状態で、
長文読解や応用問題に取り組んでも、
スムーズに解けない
からです。

 

 

まずは単語と文法をしっかりと勉強して、
基礎力を付けていきましょう。

学習ステップ② 長文読解問題の練習問題を解きましょう

英語の入試問題も、国語の入試問題も、
一番配点が高いのが長文読解問題です。
学習ステップ①で土台を作るのと同時並行で、
長文読解力を付けていきましょう!

 

 

定期テスト対策の場合、
学校で習っている文章がそのまま出題されます。
そのため、教科書の文章をそのまま覚えてしまえば、
点数を取ることができました。

 

 

しかし受験問題の場合、
初めて目にする問題が出ます。
つまり、丸暗記では、
点数を取ることはできません。

 

 

しっかりと長文読解力を付けるために、
繰り返し問題を解いていきましょう。

 

 

国語も英語も長文読解問題を解くときは、
接続詞が重要になることが多いです。

 

 

国語だと「しかし」「つまり」の後に筆者の考え、
英語なら「so」「becouse」の前後に理由、
と接続詞の前後に問いの答えが出てくることがあるので、
丸を付けておくと問題が解きやすくなったりします。

 

 

このようなポイントを押さえておくと、
かなり入試の時に有利になります。

 

学習ステップ③ 過去問で時間配分を身に付けよう

学習ステップ①と②で、
受験勉強を進めるための土台を作ったら、
最後に過去問を解いていきましょう。

 

 

これは、問題になれるためです。
入試問題というのは、
学校や都道府県ごとに特徴があります。
この特徴に慣れていかないと点数を取ることができません。

 

 

きちんと過去問を解いていくことで、
受験する学校や都道府県の問題の特徴を
理解することができます。

 

 

また、高校受験は時間との戦いです。
テスト当日の時間配分を間違えてしまうと、
思ったように点数が取れず不合格になってしまいます。

 

 

最低でも3年分は過去問を解いて、
時間配分を体に叩き込みましょう。

 

この3ステップで勉強をしていけば、
国語と英語の受験勉強はスムーズに進みます。
その結果、必ず合格点を取ることができるでしょう。
あとは目指す学校のレベルに合わせて、

 

  • どれくらいの単語と文法を勉強するか
  • どのレベルの長文読解を解いていくか

 

を変えていくだけです。
まずは目指している学校のレベルに合わせて、
進めてみてください。

 

 

社会と数学と理科の高校受験勉強法とは?

理科

社会と理科と数学の

受験勉強は同じです。

 

 

問題のパターンを覚えるために、
繰り返し問題集を解き、
最後に練習問題で実践する

という流れになります。

 

 

以下の3ステップで進めていきましょう。

 

 

学習ステップ① 練習問題を繰り返し解いていこう

まずは、目指す高校の偏差値に会った
高校受験専用の問題集を1冊買ってきましょう。
使いやすいと感じるものを選ぶのがポイントです。

 

 

次にその問題集を繰り返し解いていきましょう。
1年間続けて解いていくので、
最低でも3回くらいは解いた方が良いです。

 

 

普段、定期テスト対策として、
学校の問題集を繰り返し解くときと比べ、
問題の種類が違うことに気付くと思います。
これに慣れることが大切です。

 

 

わからない問題は質問するなどして、
しっかりとマスターしていきましょう。

学習ステップ② 過去問や模試の問題を解いていこう!

ステップ①で繰り返し問題を解いていくと、
基礎レベルが上がってきます。
このタイミングで、一度入試問題の過去問を解くか、
高校入試対策の模試を受けるようにしましょう。

 

 

なぜなら、
自分が今どの分野が苦手なのかがわかるからです。
その苦手分野を、

 

  • 再度問題集を解き直す
  • 教科書などを使って基礎からやり直す

 

という流れで復習し、
学力の底上げをしていきましょう。

学習ステップ③ 応用力を付けていこう!

ステップ②までしっかり勉強すれば、
偏差値50くらいまではすぐに上がります!

 

 

次に、更に偏差値を上げていくために、
応用問題を解いていきましょう。
具体的には、

 

  • ワンランク上の問題集を解いていく
  • 他の都道府県や私立の入試問題を解いていく

 

という言う流れになります。
少し上のレベルの問題を解くことで、
更に応用力が付いていきます。
偏差値もぐんぐん上がっていくでしょう。

 

 

ただし、一つ注意点があります。
この段階に入ると、勉強時間に対して
偏差値が上がっていくペースがかなり遅くなります。

 

 

そのため、最初のうちは、
「頑張って勉強しているのに全然結果が出ない」
というジレンマに陥ることがあります。

 

 

でも安心してください。
ある日突然、グーンと偏差値が上がる日が来るからです。
そのタイミングが来るまでひたすら勉強を続けていきましょう!

 

社会と理科の受験勉強は、この3つになります。
正直、この3ステップはかなり地道な勉強です。
すぐに結果が出るものではありません。

 

 

でも大丈夫です。
しっかりやっていけば必ず結果は出ます。
私を信じてこの3ステップを実践してみてください。

 

【さらに詳しい数学の勉強方法】

 

数学の受験勉強は、偏差値を上げていく過程で、
分野ごとにコツがあります。
それぞれの分野に合わせて
対策をしていきましょう。

 

図形

図形の問題はパターンを覚えることで、
時間をかけずに解くことができます。

 

「三角形の内角の和」や「錯覚、同位角」など
パターンさえ覚えていれば、
問題を見ただけで解ける問題が出てくるので、
他の問題に時間を取ることができるようになります。

 

計算問題

よく数学が苦手な子がやってしまう
計算問題の失敗があります。
それは公式を覚えることに時間を使ってしまうことです。

 

公式を覚えていても複数公式を使う問題が出てきたときに、
どれを使えばよいか分からず解けないということがあります。

 

問題を見たときにこうやって解けば良いとわかればよいので、
公式を細かく覚えるのではなく問題集を繰り返して、
自然に解けるようにしましょう。

 

第一志望に合格する中学生と不合格になる子の違いとは?

合格

ここまで説明したように、

きちんと勉強スケジュールを立てて、
効率の良い勉強をしていけば、
まず間違いなく高校受験には合格できます。

 

 

しかし多くの中学生が不合格になっている
という事実もあります。
では受験に合格する子としない子は
何が違うのでしょうか?私の経験上、

 

  • 志望校が明確になっていない
  • 普段の定期テストで点数が取れない

 

という2つが原因であることが多いです。

 

志望校が明確になっていない

第一志望の高校が明確になっていないと
勉強に対するやる気が出てきません。
これでは、偏差値は上がらないですよね。

 

 

言い換えるなら、
明確な進路を決めることができれば、
志望校の合格率は大きく上がる

ということです。

 

 

とはいえ、志望校を決めるのはなかなか難しいです。
もし今志望校が決まっていないなら、
できるだけ早く決めることが大切です。

 

 

進路を明確にするには、
次の2つのステップで進めていくことが大事です。

 

ステップ① 資料集め

始めにやっていただきたいことが資料集めです。
まずは、あなたが通いたいと思う学校の条件を決め、
その条件に該当する学校の資料を集めましょう。

 

 

この時、偏差値などは気にする必要はありません。
とにかく条件に合う学校の資料を集めましょう。
偏差値は努力次第で変動するので、
他の変えることができない条件を優先で考えましょう。

ステップ② 学校見学に行く

集めた資料を見ていくと、
興味が湧く学校がいくつか出てくると思います。
そういった学校に見学に行きましょう。

 

 

資料を見て良いと思っても、
実際に見てみると合わないと感じることもあるので、
絶対に見学に行ってください。

 

 

見学に行くことで雰囲気が合っていると感じたり、
設備を見て、この部活に入って練習したいなど、
自分の行くべき学校が見つかると思います。

 

このような流れで志望校を明確にしていきましょう。

 

 

普段の定期テストで点数が取れない悩みの解決法

道山ケイの成績アップメール講座

もう一つが、

普段の定期テストで点数が取れない状況です。

 

 

いくら入試当日の点数が取れたとしても、
普段の定期テストで点数が取れなければ、
内申点が上がらないため高校には合格できないからです。

 

 

ではどうしたら定期テストの点数を上げて、
効率良く内申点を上げることができるのか?

 

 

実はこの方法について私は現在、
「7日間で成績UP無料講座」
という形で解説しています。

 

 

こちらを読んでいただければ、
短期間で定期テストの成績を上げる方法が
わかると思います。良かったらこちらも読んでみてください。

 

 

また定期テスト対策講座が終わった後に、
興味のある方だけに「高校受験必勝講座」
も無料で配信しております。

 

 

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このページでは解説していない、
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