子どもが朝起きられないと悩んでいる方へ

子どもがなかなか朝起きないと悩んでいるお母さん必見!

朝起きられない子供のページ内容

子どもがなかなか朝起きないんです!
という相談が来ました!

 

中学3年、娘の起床の事です。

今朝も学校遅刻して行きました、
遅刻させて行かせたと言った方があってます。

 

以前は自分では起きられず
毎朝起こす日々なのに起きないので
私も起こすの嫌になり自分で起きるようお願いしました。

 

そうすると携帯の目覚ましで起きるれようになり、
と言うかもう起こしてもらえないとわかり
起きるようになり良かったのです。

 

しかし、夜更かしが続き積もりで寝るのが遅くなると
やはり朝も起きずらくなり年に2、3回
学校へ遅刻するようになりました。
本人も寝るのが遅くて起きられないのは十分分かっています。

 

『早く寝なさいよ』と時々言いますが
本人も分かってるので極力言わないようにしてます。

 

早く寝て、朝も起きられないのなら
私も起こしてあげようかと思いますが、
寝るまでの行動が行動なので、
起こしてあげようと思いません。

 

痛い目に合えば早く寝るかと思ったのてすが
遅刻では学校もそれほど注意するわけでもなく、
成績の出欠表の遅刻欄に数が書かれる程度で
本人もさほど気にしてません。

 

このような生活態度でも起こしてあげた方が良いのですか?
愛情バロメーターとは関係ありますか?

 

子どもが朝起きられない場合、
ADHDなどの発達障害や、親からの愛情不足、
起立性調節障害など様々な原因が考えられます。
私なりの解決策をまとめました。

 

子どもが朝起きられない3つの原因とは?

朝起きた女子生徒

多くのお父さんお母さんは、

子どもが朝起きない理由=夜寝る
のが遅い
と考えてしまうのですが、
これは大きな間違いです!

 

 

なぜなら、夜寝るのが遅い原因を
考えないといけないからです。
まずは次の3つの可能性の中から、
どれに当てはまるかを考え対策を練っていきましょう。

 

朝起きない原因① 親からの愛情不足

小中学校というのは一つの社会です。
社会に出るとわがままが通用しなくなるので、
いろいろな意味でストレスが溜まります。
これを解消できるのが家庭です。

 

 

ただ親が子どもに対して過干渉に接していたり、
子どもの要求を呑んであげなかったりすると、
子どもは親からの愛情不足になります。

 

 

その結果学校でのストレスを解消できないため、
夜遅くまで起きていて、一人の時間を過ごすことによって、
ストレスを解消しようと考えるようになります。
(これが夜更かしです)

 

 

この場合親の接し方を変えていくことで、
子どもの夜更かしを直し、その結果朝起きられるようにしていく
というステップが必要になります。

朝起きない原因② ADHDなどの発達障害や起立性調節障害

最近はADHDやアスペルガー症候群などの
発達障害の子どもが小中学校で増えています。
こういった子どもたちは自分の感情を
コントロールするのがすごく苦手です。

 

 

その結果朝眠たい気持ちを押さえて、
起きるということができなくなります。
また起立性調節障害という障害もあります。
この場合朝起きるときにフラフラして起きられません。

 

 

こういった障害の場合、
親の力だけで解決するのは大変なので、
精神科医の力を借りた方が良いです。

 

朝起きない原因③ 学校に行きたくない理由がある

①の原因重なる部分があるのですが、
例えば学校に行くと先輩からいじめられたりする場合、
学校に行きたくなくなります。

 

 

ここで親子関係が良好であれば、
親に相談をして解決することができるのですが、
親子関係が悪いと子どもはそれを一人で抱え込んでしまいます。

 

 

その結果過度のストレスになり
朝起きられなくなる
わけです。

 

 

この場合も①のパターンと同じで、
まずは親子関係を良好にしていくというステップが必要になります。
ただ親が「早く起きなさい」と言ったところで
状況はさらに悪化するだけです。

 

あなたのお子さんは上記の3つの中で、
どれが原因だと考えられるでしょうか?
まずは3つの中から考えてみてください。

 

 

私の経験上、
多くの場合原因は①の愛情不足がほとんどです。
この場合私がLINE友達限定でプレゼントしている
「思春期の子育てマニュアル」を一度読んでみてください。

 

 

道山流思春期の子育てマニュアルはこちら

 

中学生で遅刻が続くと不登校になる可能性がある!

なかなか起きない男子生徒

もしあなたのお子さんが、

「最近やたら遅刻が多いな」と思ったら
できるだけ早く原因を突き止めて、
解決していく必要があります。

 

 

なぜなら最初は軽い遅刻だったとしても、
それが習慣化すると長期的な不登校に
繋がる危険があるからです。

 

 

一度長期的な不登校に陥ってしまうと、
解決までにかなり時間を要します。
そうなってからでは遅いので、
できるだけ早く対処する必要があります。

 

 

ではどのようにしたら解決できるのか?

 

 

絶対にやってはいけないのは、
無理にたたき起こして学校に行かせる

と言う方法です。昔はこれでも良かったのですが、
今の時代にこれをすると状況はさらに悪化します。

 

 

次の章で具体的な解決ステップを紹介しますので、
一度この方法を行ってみてください。

 

子どもの遅刻に対して親がすべき対策2つの対策

眠い男の子

もし子どもが最近朝起きず、

遅刻が増えてきたなと感じたら、
まずは以下の2つの対策を行いましょう。

 

 

ステップ1 状況を把握する

最初に親子関係が原因なのか、
発達障害が原因なのか、
学校の環境が原因なのかを
しっかり観察して理解しましょう。

 

 

もし子どもが親に対して反抗期が強いなら、
親子関係が原因の可能性が高いですし、
本当に体調が悪そうだったり他の子と何か違うと感じたら、
発達障害の可能性が高いです。

 

 

また学校で問題が起こっていたとしても、
親子関係が悪いと子どもは親に話をしようとしません。
ですのでまずは親子関係を良好にしてから、
学校と連携を取って解決していくというのが大事になります。

 

ステップ2 子どもの要求に出来る限り答えてあげる

例え親子関係でも発達障害でも、
基本的には親子関係を良好にしない限り、
朝起きない症状を改善する事はできません。

 

 

まずは私の「思春期の子育てマニュアル」の方法で、
愛情バロメータを上げて親子関係を良好にしてください。

 

 

その後親子関係が良好になってきたら、
子どもに「明日朝起こした方が良い?」と
聞いてみてください。

 

 

そこで子どもが「起こしてほしい」と言えば、
起こしてあげれば良いですし、起こさないでほしいというなら、
まだ愛情バロメータが低いか学校の問題が
解決していないかのどちらか
です。

 

 

そして朝遅刻しそうになったら、
必ず親が毎日送ってあげるようにしてください。
これをすることで子どもへの愛情バロメータも上がります。

 

 

あくまでも子どもの気持ちを尊重しながら、
少しずつ早起きできるように
サポートしてあげてください。

 

起立性調節障害だった場合の解決ステップ

頑張って起きた女の子

「この子は少し他の子と違う」

と感じて精神科医を受診したら、
起立性調節障害だと診断されたとします。
この場合解決策はまた違ってきます。

 

 

そもそも起立性調節障害と言うのは、
血液の流れが悪い関係で、
朝脳みそに血液が行かず貧血状態になってしまう
という障害です。

 

 

大人になるにつれて少しずつ良くなっては来るのですが、
無理して叩き起こせば良いというものでもありません。
この場合まずは精神科医に薬を処方してもらうことと、
朝できるだけゆっくり起きることを意識しましょう。

 

 

またこの障害になってしまうきっかけが、
親子関係の悪化や学校の環境が良くない場合もあるので、
両方の面から対策をしていくようにしましょう。

 

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