上手な子供のほめ方としかり方がわからない方へ

小中学生を上手に褒めて叱る方法

思春期の子供の子育てに関する相談

道山ケイ先生こんにちは。

最近子どものほめ方としかり方が、
よくわからなくなってしまいました。

 

褒めすぎてもよくない気がしますし、
逆に叱り過ぎたらもっと良くない気がします。
何かほめるときと叱るときの基準など、
ありますでしょうか?

 

またほめた時の心理的な効果と、
上手なほめ方の例などあれば、
教えてください!

 

 

子供を上手にほめたり叱ったりできれば、
子育てで失敗することはほとんどなくなります。

 

 

ただ小学生や中学生のような
いわゆる思春期の子供というのは、
本当にこの加減が難しいです。
できる限りわかりやすくまとめました。

子供をほめるタイミングと心理的効果

褒める親

あなたは日ごろから、
子どもをほめていますでしょうか?
もし1日1回以上褒めてなかったら
これはかなり危険です。

 

 

ただ親としては、
どういったタイミングで褒めればよいのか
わからない方も多いと思います。

 

褒める効果とは?

そもそもほめる効果とは何かというと、
「自己肯定感」が上がるということです。
小さなことでも褒められると子供は、
「私はできる子なんだ」と感じます。

 

 

その結果、

  • いろいろなことに挑戦する勇気を持つことができる
  • 常にポジティブに考えることができる
  • やればできる思うので成功率が上がる

 

 

という心理的効果があります。

ほめるタイミングとは?

ではどういったときに、
褒めればよいのかというと、
まずは子供が小さな成功をしたときです。

 

 

例えば、

  • 小テストで満点を取った
  • 運動会のリレーで1番になった
  • 部活でレギュラーになった

 

 

などです。
こうした小さな成功が出てきたら、
思いっきりほめてあげてください。
もう一つは努力をしたときです。

 

 

例えば、

  • 小テストで満点を取るために勉強を頑張った
  • 運動会に向けて走る練習をした
  • 部活の練習を休まず参加した

 

 

ここで大事なことは、
努力して結果が得られなかったとしても、
努力した過程をほめるということです。
まずはこの2つを意識してみてください。

 

叱るタイミングと脳科学的なデメリット

叱る親

次に子どもの叱り方について

詳しくお話しさせていただきます。
実は最近子どもを叱ることができない
と言う親が増えています。

 

 

これは非常に危険です!!

 

 

なぜなら悪いことをした時は
しっかり叱らないと社会性が身につかないため、
善悪の区別ができなくなってしまうからです。

 

子どもを叱るタイミング

ではどういった時、
親は子どもを叱れば良いのでしょうか?
基本的には、

 

 

  • 自分や他人を傷つけることをした時
  • 家族以外に迷惑をかける行動をした時
  • 法律に触れる行為をした時
  • 命の危険がある行動をした時
  • 約束を破った時

 

 

などになります。
ただ約束を破った時というのは、
親子関係が良好なときだけ叱った方が良いです。

 

 

親子関係が悪い状態だと、
子どもは頻繁に約束を破るので、
その都度叱っていっても無駄です。

 

 

親子関係が良好であれば、
悪いことをした時はしっかりと叱ればOKです。

子どもを叱ることのデメリット

基本的に子どもを叱ったからといって、
何か悪いことが起こる子とはありません。
ただ叱り方を間違えると、
子どもの自己肯定感が大きく下がります。

 

 

どういった叱り方かと言うと、
子どもが行った行動ではなく、
その子自身を叱ってしまう叱り方です。
これをすると子どもは、

 

 

  • 自分は何をやってもダメな人間だ!
  • どうせ自分は何もできない!

 

 

という考え方になってしまいます。
ですので叱るときは子どもが行った行動
叱るようにしてください。

 

小学生と中学生の時期で変えるべきこと

褒める

次に時期によって、

叱り方や褒め方を変えるべきかどうか
と言う話をします。

 

 

まず褒め方については、
小学生でも中学生でも高校生でも、
同じで大丈夫です。

 

 

むしろ子どもが中学生や高校生になると、
小学生の頃のように褒めなくなってしまう方が多いです。
これは良くないです。

 

 

お子さんが何歳であろうと、
まるで小学生の頃の時のように、
褒めてあげるようにしてください。

 

 

次に叱り方です。
叱り方については年齢別で変えた方が良いです。
暴力や怒鳴ることは良くないのですが、
やはり年齢が上がるにつれて厳しさを増した方が良いです。

 

 

小学生の頃は優しく、
「それは絶対にやったらダメだからね」
と言えばいいです。

 

 

でも高校生にこれを言っても効果がありません。
怖い顔をして「そんな行動は絶対にダメだ!」
と厳しく言わないといけません。
この辺りを少し意識すると良いです。

 

道山流!状況別上手な声掛け例

叱る

最後に、

上手な叱り方褒め方の例を
いくつか紹介したいと思います。

 

 

褒め方の例

褒めるときはとにかく笑顔で、
思いっきり褒めてあげてください。
例えばお子さんが小テストで満点を取ってきたら、

 

 

本当によく頑張ったね!
お母さんはあなたが頑張ってくれてうれしいよ。
小テストも普通のテストと同じくらい大事だからね。
本当におめでとう!

 

 

という感じで褒めてあげてください。
部活でレギュラーを取ったら、

 

 

本当に頑張ったね。
辛い練習を乗り越えたからこその結果だね。
今度試合に出るときはお弁当作って見に行くね。
勉強も大事だけど部活も頑張って本当にすごいね!

 

 

という感じで褒めてあげてください。
少し大げさで子どもが照れるくらいでOKです。

 

 

叱り方の例

次に上手な叱り方を
いくつか紹介したいと思います。
例えばお子さんが友達をいじめたとします。
この時お父さんなら、

 

 

なんでそんなことしたんだ!
いじめられた方の気持ちになってみろ!
本当に辛くて学校なんて行きたくなくなるぞ。
もう二度と他人をいじめるなんてしたらダメだ!

 

 

厳しく叱ってください。
またお母さんなら、

 

 

なんでそんなことしたの?
お母さんは悲しい(この時涙を流す)
もう絶対に誰かをいじめるなんてしないで。
絶対に絶対にこれだけは約束して!

 

 

と悲しみながら叱ってください。
お父さんは厳しく、お母さんは悲しみながら
叱るというのがポイントです。

 

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