日本の教育の特徴や問題点を知りたい方へ

良い点も結構あります!

日本の教育に関するページ内容

 

ここでは、

日本の教育の特徴や問題点について
解説します。

 

「海外と比べて遅れている」
と言われているのですが、
実はいい所もたくさんあります。

 

教師時代に感じた、
特徴、いい点、悪い点や
親がどのように問題点を補えばいいか
を、
詳しくまとめました。

 

この点だけしっかりサポートすれば、
お子さんの未来は明るくなるはずです。


時代に合っていない!日本の教育の特徴と2つの問題点

日本の教育には、
2つの問題点があります。

 

 

1つ目は
「時代に合っていない教育」です。

 

 

日本の教育では、
いまだに丸暗記が必要になる科目が多くあります。
もちろん、基本を知っていること自体は重要です。

 

 

ただ、丸暗記で対応できるものは
今後AIなどの発展によって
代替されてしまう可能性が高いでしょう。

 

 

2つ目は「誰かと協力をするのではなく、
一人で頑張ることが求められる」ことです。

 

 

たとえば、定期テストなどは、
自分1人で孤独に頑張らないといけません。
しかし、社会で重要なのは周囲と協力することで、
1人で頑張る力の重要性は低くなります。

 

 

最近は、
新学習指導要領になった関係で
少しずつ、

 

  • 暗記しただけで点数が取れる定期テストを中心とした評価方法からの脱却
  • 周りの子と協力して学ぶアクティブラーニングの実施

 

が行われています。
そのため、これら2つの問題は、
解決しつつあるのが現状です。

 

教師が魅力的な職業になっていないのも問題

実はさらにもうひとつ、
問題点があります。

 

 

それは
「教師が魅力的な職業になっていない」
ことです。

 

 

私自身、教師という職業を退職しているので
このような話をするのもおかしいかもしれません。
ただ、一つ言えることは、
教師は間違いなく素晴らしい職業です。

 

 

なぜなら、生徒と一緒に感動したり、
生徒の成長をサポートできるような仕事は、
なかなかない
からです。

 

 

しかし、昨今教師という職業について
良くないイメージが先行してしまっています。

 

 

少し前にSNSで「教師のバトン」
というハッシュタグが流行しましたが、
この中で教師という職業の良くない点が
多く出てしまいました。

 

 

もちろん、まだまだ解決できていない問題は、
たくさんあります。ただ、良くなりつつあるのも事実です。

 

 

それなのに
教師は悪い職業というイメージが付くと、
いい人材が集まらなくなり、
教育の質はさらに下がります。

 

 

逆に、教師が良い職業だというイメージになれば、
良い人材は集まりやすくなり、
教育の質も上がるでしょう。

 

実は良い点もたくさんある!教育水準の高さは最強

ここまで、
日本の教育の問題点を挙げてきました。
しかし、もちろん良い点もあります。

 

 

まず、教育にかかるお金が
かなり安い点です。

 

 

たとえば日本で、
国立の医学部に6年間通う場合、
約350万円ほどかかります。

 

 

これがアメリカになると、
州立でも私立でも
4年間で2,000万円ほどかかります。

 

 

アメリカの場合、
奨学金などによって無料になることもありますが、
極めて優秀でなければなかなか対象にはなりません。

 

 

また、幼稚園、小学校、中学校、高校と、
ほとんどの教育にお金がかからないのも
日本教育の特徴です。

加えて、日本は学力水準がかなり高い国でもあります。

 

 

学力が下がっていると言われるようになって久しいですが、
実は2018年のPISAによると、

 

  • 読解力テストでは世界15位
  • 数学テストでは6位
  • 科学テストでは5位

 

と高水準です。
これらの順位も、「昔と比べて下がっている」
とネガティブに捉えることもできますが、
「以前として高い順位を取れている」と
ポジティブに捉えることもできます。

 

親としてどのように補っていけばいいのか?

前述したように、
学校教育には問題点もあります。

 

 

ただし、
親が適切なサポートをすることで、
カバーできる点が多いです。

 

 

まず、家庭での教育で
子どもに考えさせるような声かけを
しましょう。

 

 

子ども自身が考えるようにすることで、
丸暗記教育のデメリットを減らすことができます。

 

 

次に、学校とうまく連携を取るようにしましょう。
今後教師の質が落ちて、
担任が信頼できない人になっても、
学年主任や教頭と連携を取っておけばサポートしてもらえます。

 

 

最後に、学校だけでは対応が難しい点は、
別のサポートを利用するようにしましょう。

 

 

たとえば、最近はプログラミングが
授業に取り入れられるようになってきました。
しかし、まだまだ対応できる先生は多くありません。

 

 

そのため、もし子どもがこういった事を学びたいなら、
学校以外の教室を習い事として使うのもいいでしょう。
家庭、学校、そして学校以外の教育をうま活用できれば、
日本が抱える教育の問題点は十分カバーできます。

 

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