過保護と過干渉の違いを知りたい方へ

過保護や過干渉、どっちが良い子育て?

過保護と過干渉に関するページ内容

 

ここでは、

過保護と過干渉の違いについて
解説します。

 

多くのお父さんお母さんは、
過保護と過干渉の子育て=悪い
と考えています。しかし、これは、
大きな間違いです。

 

そこで、それぞれの言葉の正しい意味
子どもが笑顔になる子育て法について、
解説します。

 

過保護と過干渉、
どちらの方が良い子育てなのかが、
わかると思います!


過干渉とは何か?わかりやすい事例は「勉強しなさい」

過干渉

過干渉とは、

子どもが望んでいないことを
無理に押し付けようと
しすぎてしまうことです。

 

 

たとえば、
「勉強しなさい」
という言葉がありますよね。

 

 

親である以上、1度や2度は
子どもが勉強をしていなかった時に
言ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

子どもが、
「私は自分の意志で勉強できないから、
ダラダラしていたら『勉強しなさい』と言ってほしい」

と思っているなら、何度言っても過干渉にはなりません。

 

 

しかし、子どもが、
「『勉強しなさい』と言われると、
イライラするから言わないでほしい」
と思っているのに言い過ぎてしまうと、
過干渉になってしまうのです。

 

 

また、たまに言うくらいなら、
子どもも気にならないでしょう。
しかし、毎日何度も言われたら、
さすがにイライラ
します。

 

 

つまり、

  • 子どもが求めているかどうか
  • 頻度がどれくらいか

が大事なのです。

 

過保護とは何か?最も理想とする子育ての形

過保護

過保護とは、

子どもが望むことを
子どもが望んでいる通りに
やってあげすぎてしまうことです。

 

 

たとえば、子どもに
「お母さん、今週末
ショッピングモールに連れて行って」
と言われたとします。

 

 

こういった要求に対して100%応える
ことが過保護の子育てです。

 

 

冷静に考えると、
これは難しいですよね。
子どもの要求に100%応えることは
そもそも無理だからです。

 

 

つまり「過保護の子育て」は
あくまでも理想的な子育てであって、
現実的には難しい
のです。

 

 

特に今の時代は、多くの方が
家事や仕事、子育てを両立しています。
この状況で、子どもの要求を100%聞くのは、
難しいでしょう。

 

 

最も危険なケースは、最近増えている過放任

ネグレクト

最近増えている子育てに、

過放任(いわゆるネグレクト)
というものがあります。

 

 

過放任とは、子育てを一切
せずに放置してしまう状態
です。

 

 

子どもがタバコを吸っていても無視する、
悪さをしていても何も関与しない
などの子育てが挙げられます。
また、酷い場合、

 

  • 子どもの料理を一切作らない
  • 子どもの洗濯物を一切洗わない

 

などのケースもあります。
こういった「親として最低限すべきこと」を全て放棄して、
何をしても注意しない状態が過放任になります。

 

 

この記事を読んでいる方の中には、
まずいないと思うのですが、
最近過放任の親が増えているということは、
頭に入れておいていただければと思います。

 

【チェック】どの子育てをしていましたか?

チェック

過干渉、過保護、過放任、

このどれかに分かれることが多いですが、
あなた自身をどの子育てに当てはまりますか。

 

 

私の経験上ですが、
最近の方達は60%ぐらいの方が過干渉
38%ぐらいの方がほぼ過保護、
残りの2%くらいが過放任という割合になっています。

 

 

そして、理想的な子育て方法は
「ほぼ過保護」です。
ほぼ過保護とは、過保護を目指す子育てです。
つまり、できる限り子どもの要求を聞くことです。

 

 

子どもから100個要求がでてきたら、
80個を目標に聞いてあげましょう。
ほぼ過保護の子育てをすれば、子どもは
「お父さんやお母さんは、
僕の要望は聞いてくれる」と感じます。

 

 

すると、人を信頼できるようになります。
親をを信頼できるようになると、
友達や先生を信頼できるようになるからです。

 

 

また、過保護の子育てをしていくと、
最終的に子どもは自立していきます。

 

 

要求が一通り満たされると、
今度は「自分でやってみたい」という気持ちが、
出てくるからです。

 

 

まとめると、理想的な子育て方法は「ほぼ過保護」です。
できるかぎり子どもの要求を
聞いてあげる
ようにしましょう。
きっとお子さんは健全に成長できると思います。

 

過干渉の子供は無気力や恋愛下手になる?

無気力

今回お伝えした内容を意識して、

子育てを行っていけば、「ほぼ過保護」の
子育てができるようになると思います。

 

 

しかし、過干渉が日常的に
なっていて、子育て方法を変えるのが、
難しい場合もある
でしょう。

 

 

すると必要以上に口出ししてしまって、
子どもから嫌われてしまうケースも、
あると思います。

 

 

この場合は、次のページで解説している
「過干渉な親の子どもの性格」
を読んでみてください。

 

 

過干渉の子育てを続けていくと、
最終的に子どもがどうなるかわかると思います。
その結果、少しずつほぼ過保護の子育てに
シフトしていけるはずです。

 

 

 

【親向け】子どもが笑顔になる思春期の子育て法

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是非この機会にこちらも
参考にしていただけると嬉しく思います。

 

 

 

動画で解説!!過保護と過干渉の違いの詳細編

 

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