子どもがマイペースな性格でイライラしてしまう方へ
マイペースな子供の育て方に関するページ内容
マイペースな子供の育て方について
解説します。
お子さんが自由気ままな性格だと、
親の言うことを聞かずイライラする
こともあるでしょう。
発達障害かも?と
思うことがあるかもしれません。
でも大丈夫です。
ポイントを押さえて接すれば、
しっかりと成長していきます。
マイペースな子供の育て方をまとめました。
目次
小学生や中学生になっても性格がマイペースな理由
そもそもマイペースとは、
「他人に左右されず、自らの方法や
進度を崩さない性格の人」のことです。
(参考:ウィキペディア)
お子さんがマイペースだと、
遅刻を気にしなかったり、
自分のやりたいことを
最優先したりすることがあるでしょう。
親として、
イライラさせられるかもしれません。
ではなぜ「マイペース」に
なってしまうのでしょうか?
理由は、2つあります。
- 単なる性格によるもの
- 親への反発によるもの
です。詳しく見ていきましょう。
単なる性格
生まれつきマイペースな子は、このタイプです。
小学生や中学生になっても性格がマイペースだと、
親としては将来が不安になるかもしれません。
しかし単なる性格の場合、
そこまで心配する必要はありません。
むしろ、将来有望になる可能性があります。
この後、詳しくお伝えします。
親への反発
親子関係が悪いと、
あえてマイペースになることがあります。
親をイライラさせるために、
わざとゆっくり行動することがあるからです。
親への反発心からマイペースになっている場合は、
注意が必要です。
親子関係の改善から始めていく必要があります。
なぜ、自由気ままな子は将来有望なのか?
単なるマイペースな性格の場合、
親としては手がかかり、
大変に思うことが多いでしょう。
では、なぜ
将来有望なのでしょうか?
マイペースな子は、「自分のペースでやりたい」
「周りの意見に流されたくない」と思っています。
つまり、自分の意見を貫いて
真っすぐに突き進んでいくことができるのです。
こういったタイプは、
経営者や個人事業主に向いています。
業績の振れ幅はもちろんありますが、
将来大成する可能性があるのです。
一方、マイペースではない子、
つまり周りの意見をしっかり聞ける子は、協調性があります。
そのためサラリーマンや公務員のような、
周りと協力しながら進めていく仕事に向いている傾向があります。
それぞれに優越はありません。
マイペースタイプは、大成功か失敗の二択。
そうでない子は、安定的に成功。
という感じです。
参考までに私が教師時代、
教え子にもマイペースな子はいました。
生徒たちが成人して再会しましたが、
マイペースな子は楽しい人生を
送っている子が多い印象でした。
マイペースはマイナス面だけでなく、
自分の人生を楽しむことができたり、
将来大成する可能性を秘めているのです。
マイペースな子供の育て方3つのコツ
子どもがマイペースな場合、
実践してほしい育て方があります。
- 叱る基準を下げる
- 最低限守ることを伝える
- できないことをサポートする
この3つを意識すると、
うまくいきます。
叱る基準を下げる
マイペースの子には、叱る基準を下げましょう。
たとえば「20時になったら勉強する」
というルールを決めたとします。
そのとき始めたのが20時15分だったとしても、
叱らずにOKとするのです。
子どもは、時間が遅れることを
悪いと思っていないからです。
15分遅れる度に叱っていたら、
親子関係が悪くなる一方でしょう。
「多少のズレは仕方ない」と、
割り切ることがポイントです。
最低限守ることを伝える
マイペースの子には、
最低限守ることをしっかり伝えましょう。
たとえば「門限」は、最低限守らせるべきことです。
遅くまで遊んでいると、
事件や事故に巻き込まれるなどの
可能性があります。
そのため、あらかじめ門限を15分早めておいたり、
どうしても遅れる場合は必ず連絡をさせる、
などのルールをしっかりと決めておきましょう。
できないことをサポートする
マイペースな子には、できないことを
親がサポートしてあげることも必要です。
たとえば提出物を後回しにしてしまっている場合、
期日までに一人で終えるのは難しいでしょう。
お父さんお母さんが協力して計画を立てたり、
一緒に勉強を取り組んだりすることで解決できます。
子どもがマイペースで悩んでいる場合、
上記の3つのことを心掛けてみましょう。
親子ともにストレスなく、
良好な関係を続けられるはずです。
もしかしたら発達障害?イライラするときの子育て法
マイペースの度が超えていると、
「うちの子発達障害なのでは?」
と思うかもしれません。
発達障害の子も、
マイペースな子と同じように
「社会のルールに合わせるのが苦手」
という傾向があるからです。
ただし、それが発達障害なのか
マイペースな性格なのかは、
それほど重要ではありません。
能力の得意不得意の差が激しい子は発達障害、
やや激しい子が、グレーゾーンといわれていますが、
発達障害は程度の差こそあれ、
誰でもあるものだからです。
一つの「個性」ととらえ、
子どもをコントロールしすぎないようにしましょう。
最低限のルールさえ守っていれば、
あとは見守ると考えたほうがうまくいきます。
子どもの才能が開花する思春期の子育て法
ここまでお伝えしたように、
子どもがマイペースでも
最低限のルールさえ守らせられれば
何も問題はありません。
しかし
最低限のルールさえ守れないなら、
性格の問題ではなく、
親子関係が原因
かもしれません。
この場合、良好な親子関係を作るために、
愛情バロメータを上げることが大切です。
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