子どもの自律性を高めたい方へ
子どもの自律性に関するページ内容
子どもの自律性を高める方法について
解説します。
自律性とは、自分を律する力です。
これがないと、辛いことを我慢できなかったり、
嫌な事から逃げてしまいます。
では、どうしたら、
高めていくことができるのでしょうか?
親ができる教育をまとめました。
これからの時代、特に必要な力で、
あるだけで社会で活躍できるようになります。
成績UPやスマホやゲームを我慢することも
できるようになるので試してみてください。
目次
子どもの自律性は、なぜ必要?ゲーム依存との繋がりとは?
「自律性」とは、
自分を律する力です。
たとえば、
「ゲームをしたい」
「でもテスト前で勉強をしなければならない」
こんな状態ってあると思います。
このとき、自律性がある子は、
ゲームを我慢して勉強することができます。
一方、自律性がない子は、
勉強しなければならないと思いつつも、
我慢することができず、
ゲームをやりたい放題となるでしょう。
勉強だけでなく習い事や部活など、
他の分野でも同じことがいえます。
キツイ練習や辛いことがあっても、
自律性があれば乗り越えられることもあるでしょう。
しかし自律性がないと、
ちょっと嫌なことがあると諦めてしまったり
努力ができなくなったりして、
才能も育ちにくくなります。
最近のスマホやゲームには依存しやすい
仕組みがいろいろあるため、
これらの影響で自律性が低くなってしまう子が
増えています。
親ができる子どもの自律性の高め方ステップ①関係作り
では、自律性は、
どのようにして
身につけていくことが
できるのでしょうか。
第一のステップは、
「良好な親子関係づくり」です。
自律性は、勝手に生まれる能力ではありません。
親や先生などが教育をして養っていくものです。
親子関係が悪いと子どもを教育できません。
そのため、自律性を養うこともできないのです。
今、子どもと他愛もない会話が
できない親子関係であれば、
ここの改善から行っていきましょう。
良好な親子関係を作るコツ
良好な親子関係をつくるためには、
いろいろなテクニックがあります。
その中で最も意識してほしいことは、
「子どもの要求をできる限り聞く」ことです。
なぜなら子どもは、
親が自分の要求をどれだけ聞いてくれたかで、
親の愛情を確かめているからです。
子どもの要求とは、
「おいしいご飯をつくってほしい」
「アドバイスせずに話を聞いてほしい」
「いつも笑顔でいてほしい」
など、子どもが今の年齢で
当たり前にしてくる甘えのことです。
こうした要求には、
できる限り応えるようにしましょう。
子どもは親のことが好きになり、
自然と会話も増えていくはずです。
どんな要求でも聞いていいの?
子どもの要求だからといって、
すべての要求を聞いていいわけではありません。
私が「迷傷法」と呼んでいる、
- 迷:人に迷惑をかける行為
- 傷:人を傷付ける行為
- 法:法律に触れる行為
の3つに関しては、しっかりと叱ることが大切です。
何も言わないと、善悪のつけられない人間になってしまうので、
注意しましょう。
ステップ②良好になったら、小さな練習をさせていこう
良好な親子関係を築けたら、
次のステップにうつります。
「小さな練習をさせること」です。
前述したように。
自律性は、生活していて
自然に備わっていくものではありません。
練習して、はじめて伸びる力です。
つまり、ゲームをしたい気持ちを
抑えられるようになるには、
ゲームを我慢する練習が必要なのです。
この練習を積むことで、
自然とゲームを我慢できるようになっていきます。
このとき大切なのは、
「子どものストレスが
少ないレベルで練習すること」です。
いきなりハードルの高いルールだと、
守ろうとしません。子どもも反発し、
親子関係も悪くなってしまうでしょう。
たとえば、今まで1日5時間やっていたゲームを、
減らす練習をする場合、
いきなりゼロにするのは無理です。
- ①まずは4時間30分にする
- ②これを続ける
- ③できたらしっかりほめる
このように無理なく取り組める範囲を子どもと話し合い、
できたらしっかり褒めることをくり返していきましょう。
様子を見ながら、徐々に4時間15分、
4時間などと短くしていくのがおすすめです。
勉強時間を増やしたい場合も、
いきなり1日2時間とするのは難しいでしょう。
まずは「1日15分」と無理のないところから始めて、
続けさせることが大切です。
毎日少しずつ我慢する練習を積み重ねることで、
自律性は養われていきます。
ゲームを我慢して勉強をさせることも、
できるようになるでしょう。
勉強以外の趣味や好きな事を使って教育するのもおすすめ
自律性を養うために、
子どもの趣味ややりたいことを
活用するのもおすすめです。
好きなことであれば、
それほどストレスがかかりません。
たとえば、ゲームを減らして
勉強させるのが難しいケースもあるでしょう。
この場合、野球が好きな子であれば、
ゲーム時間を野球の練習時間に替えるといいです。
素振りの練習や
ランニングの時間にすれば、
そこまでストレスなくゲームをやめられるでしょう。
また、やりたいことを我慢させるのではなく、
つらいことを今以上に頑張るというのも
自律性を高めることにつながります。たとえば、
- ランニングを30分⇒40分にする
- 素振り100回⇒120回にする
などです。
こういったやり方の方が合っている子もいます。
自律性が高まれば、
将来、社会で活躍できるようになったり、
才能を発揮できるようになったりするはずです。
最短で良好な親子関係を作る方法
自律性を高める上での
第一ステップは、
「良好な親子関係」
とお伝えしました。
今、お子さんとの関係性は良好ですか?
他愛もない会話ができる関係ですか?
- 会話がない
- 挨拶をしてもそっけない
こんな状態であれば、
親が子どもに与えている愛情と
子どもが求めている愛情に
ズレがあるかもしれません。
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ここでは書ききれなかった細かいテクニックなども、
ご紹介します。
読んでいただくことで、親子の関係が改善するでしょう。
その結果、子どもとの会話が増え、
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