子どもがグレて悩んでいる方へ
グレる子どもの原因に関するページ内容
子どもがグレる理由について
解説します。
思春期の子どもは、
ちょっとしたきっかけでグレます。
激しく反発したり、犯罪に手を染めたり、
親を悩ませることもあるでしょう。
この場合、5つのことが原因です。
これらをしないように意識すれば、
落ち着いた生活を送ることができます。
元中学校教師だからわかる
改善ステップもまとめたので、
参考にしてみてください。
目次
小中学生の子どもがグレる5つの原因
小中学生の子どもが
グレる原因って、
ご存知でしょうか?
- 過干渉の子育て
- 放任の子育て
- 暴力や暴言
- 離婚や引っ越し
- 悪い生活環境
主に、この5つが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
過干渉の子育て
過干渉とは、
「子どもをコントロールしようとしすぎること」をいいます。
「〇〇しなさい」と言いすぎたり、
子どもの行動を制限したりしすぎていませんか?
過干渉の子育てをすると、子どもはイライラします。
それが親子関係の悪化につながり、
ひどい反抗や問題行動を起こすようになるのです。
放任の子育て
放任の子育てとは、
子どもをほったらかしにしてしまうことです。
- 親の帰りが夜遅く、家でひとりぼっち
- 子どもが話しかけても真剣に聞かない
- 子どもに興味がない
仕事が忙しいことが理由であっても、
子どもをほったらかしにすると、
「寂しさ」を感じるでしょう。
その寂しさを紛らわすために
深夜に外出したり、
ネットを通して出会いを求めたりしてしまうのです。
暴力や暴言
親が子どもに暴力をふるったり暴言をはいたりしていると、
子どもも同じ行動をとるようになります。
親子は鏡だからです。
実際に、私が教師をしていたときにも感じました。
イライラすることがあっても絶対に手を出さないA君と、
何かあるとすぐ手が出てしまうB君。
この2人の違いは、親から手を出されていたかどうかでした。
A君は、一度も親から手を出されたことはなかったそうです。
B君は、親から手を出されていました。
親の行動は、子ども真似するので注意しましょう。
離婚や引っ越し
離婚や引っ越しが、
ダメな子育てというわけではありません。
家庭状況や仕事の都合で、
仕方ない場合もあるからです。
ただしこれらをきっかけに、
子どもが「寂しさ」を抱くことがあります。
家族の形が変わったり、
仲の良い友達と離れたりすることで、
精神的な影響があるからです。
この「寂しさ」から、問題行動に発展してしまうこともあります。
悪い生活環境
生活環境が良くないことは、
子どもがグレる原因になります。
よくあるのが、周りのヤンチャな友達に流されて、
非行に手を染めてしまうケースです。
友達関係は一旦できると切れにくいです。
断りづらいため、仕方なくやってしまうこともあるでしょう。
このような周りの環境が、
子どもの非行などにつながることもあります。
お子さんがグレている原因が、
この5つのどこかに該当していませんか?
これからお伝えする方法で、
改善していきましょう。
過干渉をやめ、過保護の子育てを心がけよう
子育ての面では、
過干渉をやめて
過保護の子育てをしましょう。
子どもがグレているなら、
いったん、注意をすることを、
最低限に減らすといいです。
具体的には、
- 法律に触れること
- 他人に迷惑をかけること
- 自分や他人を傷つけること
この辺りは、
厳しく叱らないといけません。
取り返しのつかないことになるからです。
しかし、「子どもが全く勉強しない」
という場合はどうでしょうか?
法律に違反しているわけでもなく、
他人に迷惑をかけているわけでもありません。
注意して親子関係が悪くなるぐらいなら、
今の時点では注意しない方がいいでしょう。
そして、やるべきことは「過保護の子育て」です。
できる限り子どもの要求に応えてあげましょう。
「イオン連れてって」「唐揚げ食べたい」
このような甘えを受け入れてあげると子どもは、
「親は私のことを愛してくれているんだ」
と感じるからです。
その結果、親子関係が良くなります。
親を悲しませるような行動をしなくなるでしょう。
離婚や引っ越しの前後は、ストレス解消を優先しよう
家庭や仕事の関係で、
離婚や引っ越しを
しなければならないこともあるでしょう。
このときは、
- 新しい生活環境に慣れさせること
- ストレスを解消すること
を最優先としましょう。
環境が変わることは、
子どもにとって大きな「ストレス」だからです。
無理やり勉強を頑張らせたり、
不安な気持ちをないがしろにしてはいけません。
ストレスがなくなり
新しい環境に慣れてはじめて、
勉強や学校生活などを頑張らせることが
できるようになります。
それまではいちばん身近な親が、
子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
悪い友達関係があるなら転校するのもアリ
悪い友達関係は、
親の働きかけだけでは
完全に断ち切ることが難しいケースもあります。
この場合いちばん有効なのは、
引っ越して
物理的な距離をとるという方法です。
距離さえできれば、
悪い関係を断ち切って
新たなスタートを切ることができるでしょう。
第三者の専門家に
介入してもらうという方法もあります。
誰に相談すればいいかわからない場合、
一度私にご相談いただければと思います。
必要に応じて、信頼できる専門家の先生を
ご紹介することもできます。
子どもの問題行動が短期間で改善する方法
ここまでお伝えしたことを意識しながら、
子どもと向き合っていきましょう。
グレている状況も直るはずです。
ただし、
長年の子育てを変えるには、
相当な覚悟が必要でしょう。
頭では良くないとわかっていても、
ついついやってしまうのが人間だからです。
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