子どもの睡眠障害の原因を知りたい方へ

病院に行くべきか、目安がわかります!

子どもの睡眠障害に関するページ内容

 

ここでは、

子どもの睡眠障害の原因と対処法について
解説します。

 

お子さんが睡眠障害になると、
成績が下がったりイライラしやすくなったり、
身体の成長に悪影響が出たりします。

 

では、なぜ夜寝られないのでしょうか。
元教師として1万組の親子を見てわかった
本当の原因と親ができるサポート法を
まとめました。

 

そのままやっていただくことで、
お子さんは毎日グッスリ、
寝られるようになるはずです。


夜寝られない子どもが急増!実際にはどれくらいいる?

夜寝られない子どもって、
どのぐらいいるのでしょうか。
弘前大学大学院の斉藤まなぶ教授が
2024年に行った研究によると、

 

 

「5歳の子どもの18%が
睡眠に問題を抱えている」
という結果が出ています。

 

 

さらに琉球大学が2009年に行った研究から、
「小学生の9.8%、中学生の20.1%、
高校生の21.3%に不眠症傾向がある」
ということもわかっています。

 

 

これらのデータを総合的にみると、
平均すると2割の子どもに、
何らかの睡眠障害があると考えられるでしょう。

 

 

つまり、1クラス40人中8人の子は、
睡眠障害が原因で
授業中に起きていられなかったり、
遅刻をしたりすることがあるということです。

 

 

もしかしたらあなたのお子さんも、
睡眠障害が原因で、
成績が下がっている可能性も考えられます。

 

10問でわかる!子どもの睡眠障害簡単チェックリスト

次に、子どもが睡眠障害かどうかを
チェックしてみましょう。
以下の10問のチェックリストを
やってみてください。

 

  1. 寝るのに30分以上かかる
  2. 夜中に何度も目が覚め、その後寝られない
  3. 日中眠くなり、授業中もほぼ寝てしまう
  4. 寝る前にスマホやゲームをしている
  5. 日常生活で不安を抱えている
  6. 夜、カフェインを取ることが多い
  7. 夜寝るのが怖いと感じる
  8. 朝起きるのが非常に遅い
  9. 夜中に泣いたり叫んだりする
  10. 朝起きた時に疲れている

 

以上、10個のうち、お子さんは
いくつ当てはまりましたでしょうか。
当てはまる数が2個以下であれば、
問題はないでしょう。

 

 

それ以上だと、睡眠障害になっている
可能性が考えられます。
また、数が多ければ多いほど、
より睡眠に問題を抱えてるということです。

 

子どもが睡眠障害になる原因は発達障害orスマホ?

もしお子さんが睡眠障害だとしたら、
原因はなんでしょうか?
睡眠障害になる主な原因は3つあります。

 

  • 生活習慣の乱れ
  • 発達障害
  • 家庭や学校に悩みがある

 

です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れていると、
睡眠障害が起きやすくなります。たとえば、

 

  • 寝る時間や起きる時間が遅い
  • スマホ、ゲーム、タブレットなどのスクリーンタイムが長い

 

こうした状態が続くと、
睡眠障害の原因になってしまいます。
そのため、早い段階で治していくことが大切です。

 

発達障害

斉藤先生の研究によると、
ASD(自閉スペクトラム症)の約5割、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の約4割に
睡眠問題があるということがわかっています。

 

発達障害では、
興味あることに集中するという特性があるため、
夜遅くまで続けてしまい
寝つきが悪くなることも要因のひとつでしょう。

 

また、逆に関心のない授業は退屈に感じてしまい、
より眠気を感じやすくなったりします。

 

家庭や学校に悩みがある

家庭や学校に悩みがある子は、
睡眠に問題を抱えやすくなります。
人間はストレスがたまると、
寝られなくなるからです。

 

思春期の子どもは、
学校での人間関係や学習面、家庭での親子関係など、
様々なことに悩み、ストレスを抱えやすい時期です。

 

こうしたストレスが原因となり、
睡眠の問題へつながっていきます。

 

上記3つが、睡眠障害の主な原因です。
お子さんがこれらが原因になっていたら、
次にお伝えするサポートを、
早めに行いましょう。

 

熟睡できるようにするために親がすべき5つのサポート

では、親ができるサポートは
どんなことでしょうか。
ここでは、5つお伝えします。

 

 

できていないところを、
重点的に意識して行っていきましょう。

 

安心して生活できる家庭づくり

1つ目は、子どもが安心して過ごせる家庭づくりです。
家庭が安心できるからこそ、
子どもは学校でたまったストレスを家庭で解消できます。
その結果、夜寝られるようになるのです。たとえば、

 

  • 親からアレコレ口出しをされる(過干渉)
  • 毎晩、夫婦喧嘩をしている

 

このような状況では、子どもは家庭で安心できません。
家庭の環境を改善するだけでも、
子どもは安心して夜寝られるようになるでしょう。

 

ストレス発散サポート

2つ目は、ストレス発散のサポートをすることです。
子どもは日々、学校でストレスを抱えています。
こうしたストレスをできる限り発散させましょう。

 

たとえば、子どもの話を聞く、好きな料理を作るなど、
子どもが望むことを行うことが大切です。

 

トラブル解消サポート

3つ目は、トラブルを解決するための
サポートをすることです。
学校で何かしらトラブルがある場合、
ただ話を聞くだけではストレスはなくなりません。

 

いじめられているのであれば、
先生に相談して根本的な原因を解消しましょう。

 

睡眠環境を整える

4つ目は、睡眠環境を整えることです。

 

  • 寝ているときの騒音をなくす
  • 遮光カーテン、シャッターを使って部屋を暗くする

 

このように、より寝やすい環境を整えることで、
良い睡眠につながるでしょう。

 

睡眠サポート

5つ目は、睡眠のサポートをすることです。
子どもが寝られないことを悩んでいるなら、
本人にも何が原因か聞いてみるといいでしょう。

 

  • 寝る前はスマホを見ない
  • 定期的な運動や散歩を行う

 

こうしたことを取り入れるだけでも、
寝つきは良くなります。
親子でできることから行っていきましょう。

 

子どもが熟睡できるようになるには、
親のサポートが必要です。
睡眠の質を向上させることで、
子どもの能力UPにもつながるでしょう。

 

家庭で改善するために親子関係を改善しよう

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ここまでお伝えしたことを意識しながら、
子どもと向き合っていきましょう。
子どものストレスや睡眠環境が改善され、
良い睡眠につながるはずです。

 

 

ただし、
親子関係が良好でないと、
アドバイスを聞いてもらえなかったり、
子どもは親に悩みを話せなかったりするでしょう。

 

 

そこで読んでいただきたいのが、
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読んでいただくことで、親子の関係が改善し、
会話が増え、親の話を聞いてくれるようになるでしょう。
その結果、睡眠障害の改善にもつながるはずです。

 

 

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こちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

※PTA講演会でも話している内容です。

 

動画で解説!!子どもの睡眠障害の原因と解決策の詳細編

 

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