子どもがキレやすいと悩んでいる方へ

発達障害だけが原因ではありません!

キレやすい子どもの対応に関するページ内容

 

ここでは、

キレやすい子どもの対応法について
解説します。

 

最近、子どもがイライラして、
何か言うとすぐにキレることが増えています。
特に反抗期の時期はひどいです。

 

でも大丈夫です。
子どもへの向き合い方を変えれば、
子どもは落ち着きます!

 

のべ1万組以上の親子の子育てをサポートし
わかった解決ステップをまとめました。


子どもがキレやすい原因は「発達障害」「食事」「子育て」

いつもイライラしていて、
何か言うと
すぐにキレる子っていますよね。
実は、そうなってしまう原因があります。

 

  • 発達障害
  • 食事
  • 子育て

 

この3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

発達障害

発達障害の中でもADHDタイプの子は、
他の子よりもキレやすい傾向があります。

 

  • 感情の起伏が激しい
  • 落ち着きがない

 

このような特徴を持っていることが多いからです。
そのためカッとなりやすく、物に当たることもあるでしょう。

 

食事

子どものキレやすさは、食事も関係しています。
米国科学アカデミーの機関誌に掲載されたある論文には、

 

  • 高タンパク質 (肉・魚・チーズなど)
  • 高糖質(米・パン・うどん・砂糖など)

 

この2つのうち高糖質の食事が多いと
キレやすい、落ち着きがない、イライラしやすい、
このような傾向が出てくるというデータが出ています。

 

子育て

間違った叱り方や接し方をすると、
キレやすい子になりやすいです。

 

親子関係が悪くなり、
子どもは親に反抗的になるからです。

 

 

これら3つが原因で、子どもはキレやすい子になります。
でも、安心してください。
この後お伝えする方法で、改善できます。

 

ADHDなどの発達障害がひどい時は薬を使うべき?

ADHDなどの発達障害は、
薬を飲むことで
快適な生活を送ることが
できる場合があります。

 

 

過去に私が受け持った生徒に
こんな子がいました。
薬を飲んでいるときは他の子と変わりません。

 

 

しかし、薬を飲み忘れた日は落ち着きがなく
まともに授業を受けられませんでした。

 

 

もちろん薬には、賛否両論あります。
副作用を心配される方もいるでしょう。
薬に頼りすぎのは良くないですが、
一度精神科の先生に相談してみるのはおすすめです。

 

 

特別支援学級も検討するのもアリ

薬が合わなかったり、
ADHDの症状がひどかったりする場合、
特別支援学級を検討してみてもいいでしょう。

 

 

子どもに寄り添った対応をしてくれるので、
子どものストレスが減り、
安心して学校に通うことができるはずです。

 

糖質を減らしタンパク質を増やす食事で性格が穏やかに

糖質の多い食事を摂ると、
キレやすくなるとお伝えしました。

 

 

とはいえ、
お菓子やジュースを
強制的にやめさせると、
子どもは反発してくるでしょう。

 

 

それが原因で親子関係が悪くなり、
キレやすい子になってしまっては意味がありません。
そこで、子どもから反発がない程度に、
タンパク質を増やす食事を作りましょう。

 

 

たとえば、
こんな工夫をするのはどうでしょうか。

 

カレーライス

お肉などを多めに入れて、
その分ジャガイモやご飯を減らす。

パスタ

麺を減らして具を増やす

納豆卵かけご飯

納豆と卵を2倍にしてご飯を減らす

 

多少手間とお金がかかりますが、
キレにくくなれば子育ては楽になります。

 

子どもがキレにくくなる子育て3つのコツ

多くの方が簡単にできるのは、
子育てを工夫して、
キレにくい子どもにすることです。

 

 

これならお金もかかりませんし、
薬の副作用も心配ありません。

 

 

そのために、
お父さんお母さんが
できることは3つあります。

 

①良好な親子関係を築く

1つ目は、日頃から良好な親子関係を築いておくことです。
子どもは、イライラするとキレやすくなります。

 

良好な親子関係になれば、
子どもは家にいるだけでストレスが解消できます。

するとイライラすることが減るため、キレにくくなるでしょう。
そのためには、

 

  • 過干渉をやめる
  • 子どもの意見を頭から否定しない
  • 時間があるときは子どもの趣味に付き合う

 

などが効果的です。

 

②自尊心を傷つけない

2つ目は、自尊心を傷つけないことです。
自尊心を傷つける叱り方をすると、
子どもは自分を守るためにキレるからです。

 

 

たとえば、「お前はバカだな」「お前は最低なヤツだ」
というような叱り方は絶対にいけません。

 

 

何か悪さをしたときは、
子供の人格を否定するのではなく、
行動を叱るようにしましょう。

 

③キレる場面を予想する

3つ目は、子どもがキレるきっかけをつくらないことです。

 

  • ゲーム中に話しかけるとキレる
  • 勉強のことを言うとキレる

 

など、子どもによってキレる場面は様々です。
子どもがキレる場面を把握し、
地雷を踏まないように意識しましょう。

 

ここでお伝えした3つのことができれば、
子どもはキレる理由がなくなるでしょう。
すると性格が穏やかになり、
子育てもしやすくなるはずです。

 

短期間で良好な親子関係を築く方法

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あなたの家庭では、
良好な親子関係を築けていますか?

 

 

良好な親子関係があれば、
イライラしたり
キレたりする頻度が減る

とお伝えしました。

 

 

ただ、思春期の子どもは反抗的です。
良い関係になるには、
いくつかのテクニックがあります。

 

 

そこで、現在私が無料で配信している
「思春期の子育て講座」
参考にしていただければと思います。

 

  • 思春期の子どもの特徴別の接し方
  • 子どもと会話を続けるテクニック
  • 喧嘩することなく勉強させる方法

 

などについてもまとめているので、良かったら読んでみてください。
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動画で解説!!キレやすい子どもの対応法の詳細編

 

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