私立高校か公立高校、どっちにしようか悩んでいる方へ
私立高校と公立高校に関するページ内容
公立高校と私立高校の違いについて
解説します。
高校を選ぶ際、
私立か公立かどっちにしようと
悩む中学生は多いです。
実は5つの大きな違いがあり、
それを理解して検討することが大事です。
元中学校教師だからこそわかる、
両者の違いと志望校の選び方を
まとめました。これで志望校に悩むことは
なくなるはずです。
目次
衝撃!私立高校と公立高校5つの違いとは!?
私立高校と公立高校には、
大きく分けて
5つの違いがあります。
これらの違いを理解してから、
どちらを選ぶか考えましょう。
学費
一般的に、
「公立は安い、私立は高い」というイメージがあると思います。
もちろん、学費だけをみると私立の方が高いでしょう。
しかし、助成金を含めるとあまり変わらない場合もあります。
次の項目で詳しく説明していきます。
サポート体制
学校によって様々ですが、私立の方が面倒見がいい学校が多いでしょう。
高い費用を支払っている分、先生が手をかけてくれるからです。
このようにサポート体制でも、違いがあります。
教育方針
公立の場合、国や市町村が運営しているので、
文部科学省の方針に従って教育方針が定められています。
その結果、似たような雰囲気の学校が多くなるのです。
一方、私立は独自で運営をしているため、教育方針も自由です。
各校それぞれ「特色のある教育」を展開しています。
設備
学校ごとに異なりますが、
私立の方が学費が高い分、設備投資に回せる金額が多くなるでしょう。
たとえば、きれいな学習スペースや蔵書数の多い図書館、
ランチルーム、人工芝のグラウンドなど
快適に過ごすことができる施設や設備が整っている学校もあります。
こういった設備面では、公立よりも優れています。
受験方法
公立高校は、どの学校を受けても同じ試験問題を受けます。
しかし私立は、学校ごとに独自の問題が出題されます。
難関校では、教科書レベルを超えた
難しい問題が出ることもあるでしょう。
このように、私立高校と公立高校では、
大きく違う点が5つあります。
それぞれの違いを把握した上で、
進路選択をしていきましょう。
費用の差は意外と少ない?塾代と奨学金を考えよう
高校の費用を考える際は、
学費だけでなく、
塾代や奨学金などの補助金も
考えていくようにしましょう。
先ほど、
「公立より私立の方が学費が高い」
とお伝えしました。
平均でみると、公立高校では年間約15万円、
私立は、年間約40万円の学費といわれています。
それに加えて、私立は施設設備費が約15万円必要となることもあるのです。
また、私立では部活の遠征費、制服代など、
公立よりも多くの費用が必要となることが多いです。
総合的に考えて、 3年間で200万円ぐらい違う
と考えておくといいでしょう。
しかし、細かいところまでみていくと、
意外と大きな差が出ない場合もあります。
「授業料軽減助成金」という制度をご存知でしょうか。
(市町村によって名前は異なります。)
この制度では、
たとえば、 年収250万円未満の家庭の場合、
年間30万円の補助金を受け取ることができます。
これは、とても大きな金額でしょう。
また、私立はサポートが手厚いため、
授業についていけない子には学校で補講をしてくれたりします。
その結果、塾代がいらないとことも多いでしょう。
公立で塾に通った場合と、
私立で塾に行かずに済む場合は、
学費の差がなくなることがあるわけです。
公立は安い、私立は高い、というイメージだけではなく、
行きたい学校の学費、塾代や助成金など
様々な条件をあわせて考えていきましょう。
奨学金について詳しくしりたい方は、
次のページを参考にしてみてくださいね。
大学受験に有利なのは、私立と公立どっち?
大学受験を考えたとき、
有利なのは、
私立高校と公立高校どちらでしょうか。
私立大学の場合、
大学が運営している付属高校や
提携している高校に入れば、 合格率は上がります。
外部からの入学よりも、
有利に入ることができるからです。
しかし、それ以外の大学に行く場合は、
公立と私立ではあまり関係ありません。
公立にも指定校推薦があり、条件を満たせば
他の受験生よりも有利に入学できることがあるからです。
大学に有利かどうかを考えるのであれば、
まずは 「行きたい大学」を考えましょう。
そして、その大学と提携している高校があれば狙っていく、
という方法で志望校を選んでいきましょう。
結論!子どもの条件に合っている進路がベスト
ここまでに
私立と公立の特徴をお話してきました。
これらの特徴を踏まえて、
最終的に進学先を決めるときは、
「子どもが行きたい条件」を優先で
考えることが大切です。
たとえば、
「どうしても設備が整っていて、綺麗な方がいい」と言うなら、
私立がおすすめです。
また、行きたい私立大学があり、
提携している高校や付属高校があるときも、
私立高校を選ぶといいでしょう。
それ以外は、私立と公立で大差はありません。
通学時間、部活、校風など
総合的に判断していくことが大切です。
また、「私立は高いから公立だけ」という考えも危険です。
なぜなら、公立に全て落ちてしまう可能性もあるからです。
公立が第一志望だとしても、私立も調べて受けておきましょう。
このように、「子どもの条件」を考えた上で、
それを満たす学校を探していくことが
進路選択で失敗しない秘訣です。
志望校に97%合格できる勉強法
ここまでお伝えした方法で、
私立高校、公立高校を選べば、
将来行きたい大学や
夢に近づくことができるでしょう。
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