子どものLINEをチェックしている方へ

当然のように勝手に見るのは、危険です!

子どものLINEチェックや監視に関するページ内容

 

ここでは、

子どものLINEを見る親について
適切な管理方法と対応策を解説します。

 

最近多くの保護者から相談があるのが、
子どものLINEをどこまで見ていいのかです。
もしかしたらあなたも、同じ悩みを
持っているのではないでしょうか。

 

今回は、子どものLINEは見てもいいのか?や、
いい場面とダメな場面の見極め方
などをまとめました。

 

元教師として1万組の親子をサポートし、
たくさんのトラブルを解決したからこそ
わかった結論です。失敗する前に、
チェックしていただければと思います。


子どものLINEを見る親の心理とチェックする2つのリスク

そもそも、なぜ親は子どものLINEを
見たくなってしまうのでしょうか?

 

 

それは子どもに何かあると心配だったり、
いじめなどされていないか
不安になったりするからです。
これは、親として当然の心理でしょう。

 

 

ただ、
勝手にチェックしていることが
子どもにバレると、
親子の信頼関係が崩壊します。

 

 

いずれ子ども自身も、
親の目を盗んで悪いことをしたり、
親のものやお金を盗んだりすることに
繋がることもあるでしょう。

 

 

それを注意すると、
「お母さんだって、俺の携帯勝手に見たでしょ」
「それとやっていることは同じでしょ」

と反論します。

 

 

そのため
何かトラブルがあって仕方がない場合を除き、
子どもの許可を得ずに勝手に見ることは、
やめた方がいいでしょう。

 

年齢別!親がすべき子どものスマホやLINE管理法

LINEに限らず、
子どものスマホは、
どこまで親が管理すれば
いいでしょうか。

 

 

年齢によって変わるので、
学年別でまとめていきます。

 

小学校低学年まで

小学校低学年までは、
まだ子ども自身がルールやリスクを
十分に理解できないことが多いです。

 

そのため、親が管理しやすい環境を
作ることが大切です。たとえば、

 

  • 親のスマホやLINEアカウントを使わせる
  • 子どものスマホにロックをかけない

 

ようにして、何か問題があったときに
確認できる状態にするといいでしょう。

 

思春期以降(中学生以上)

思春期以降は、
プライバシーを尊重することも大切です。
そのため、スマホにロックをかけることを許可し、
親は勝手に見ないようにしましょう。

 

子どもが自分の意思で
責任を持つ経験にもつながります。

 

ただし、スマホ代は親が負担しているため、
「何か問題があれば解約する」というような条件を
事前に決めておくのも一つの方法です。

 

依存が心配な場合は、
夜はスマホをリビングに置くなど、
家族で納得のいくルールを話し合うといいでしょう。

 

子どもの意見を尊重しながら、
納得できる形で進めることが大切です。

 

どうしても監視や制限をしたくなるならフィルタリング

上記でお伝えした通り、
基本的には子どものLINEは
勝手に見てはいけません。

 

 

ただし、親として心配な気持ちもあるでしょう。
この場合、次のことを意識するといいでしょう。

 

何かあったときに相談できる親子関係を作る

まずは、良好な親子関係を
つくっておくことが大切です。

 

親子で信頼関係が築けていれば、
子どもは何か問題が起きたときに
親に助けを求めることができるからです。

 

また、子ども自身も
何かトラブルに発展しそうな場合に、
「これ以上は親を悲しませるからやめよう」
という気持ちが生まれるでしょう。

 

これが、見えない抑止力になります。

 

一方的に叱る子育てをやめる

子どもが小さなミスをしただけで、
怒鳴ったり叱ったりするのは逆効果です。

 

親が怖くて相談できなくなり、
トラブルを隠してしまう原因になるからです。
何か問題があった場合でも、
まずは子どもの話を丁寧に聞くことを意識しましょう。

 

課金は制限してもOK

金銭面のトラブルを防ぐために、
課金については制限を設けてもいいでしょう。

 

スマホを使う時間に関しても、
子どもが納得するなら
フィルタリング機能で制限するのが
おすすめです。

 

たとえば、「23時以降は使うのをやめる」
と子ども自身も言っているなら、
23時以降は使えないように
制限をかけるといいでしょう。

 

ただし、親が一方的にルールを押し付けると
子どもは反発します。
ルール作りは子どもとしっかり話し合い、
納得を得た上で決めることが重要です。

 

スマホで問題が起きた時にスムーズに解決する方法

もしも子どもがLINE経由で
いじめを受けているとわかった場合、
まずはLINEを見せてもらいましょう。

 

 

この際、証拠となるメッセージは
キャプチャを撮っておくことが大切です。
メッセージが消されてしまう
可能性があるからです。

 

 

次に、子どもと話し合い、
今後の対応を決めていきます。
学校の先生に相談するのが一般的な流れですが、
必ず子どもの許可を得てから相談しましょう。

 

 

もしいじめが深刻な場合は、
加害者とその保護者も交えて話し合いを行い、
「二度と同じことをしない」
という約束を取り付けることが大切です。

 

 

いじめをする相手と
無理に仲良くさせる必要はないので、
毅然とした態度で臨みましょう。

 

 

ただし、いじめが悪質で、
子どもが危ない目にあいそうな場合、
学校に相談している余裕はありません。

証拠を持参した上で、すぐに警察に相談しましょう。

 

 

事態が深刻化してからでは遅いため、
迅速な対応が必要です。

 

何かあったときに相談できる親子関係を作る方法

思春期の子育て無料講座

上記でもお伝えした通り、
子どものLINEトラブルを防ぐためには、
「良好な親子関係」が何よりも大切です。

 

 

ここさえできていれば、
問題に発展するリスクは大きく減らせるでしょう。

 

 

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ここでは、

 

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子どもが普段何を考えているかが
手に取るようにわかるようになるでしょう。

 

 

その結果、子どもとの会話が増えて、
親子関係も良好になります。
将来への不安やストレスも減るはずです。
こちらも参考にしていただけれるとうれしく思います。

 

 

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