子どものYouTube依存をやめさせたい方へ

無理にやめさせるのは危険です!

YouTube依存に関する相談

うちの子は、

YouTube依存が酷いです。
1日15時間位見ているときもあります。

 

成績も下がってきていて心配です。
どうするのがいいでしょうか。

 

 

最近YouTubeやTikTok依存の子どもが増えています。
無理に取り上げると暴れたり、
放っておくと永遠にやめなかったりで、
親として対応方法に悩むでしょう。

 

 

この場合、3つのステップで
進めていくと改善できます。

無理に制限してもめる前に、
このやり方を試してみてください。

 

YouTubeに依存すると起こる3つの悪影響

YouTubeに依存すると、
次の悪影響が出てきます。

 

  • 家族の会話が減る
  • 生活リズムの悪化
  • 成績や視力の低下

 

この3つです。
詳しく見ていきましょう。

 

家族の会話が減る

家でYouTubeばかり見ていると、
家族の会話が減っていきます。

 

普段から会話がない状態だと、
万が一子どもが
学校でいじめや友達トラブルがあったとき、
家族に相談しづらくなります。

 

すると一人で悩むことになり、
解決の遅れにつながるでしょう。

 

生活リズムの悪化

YouTubeの見すぎが原因で、
生活リズムが悪化することもあります。

 

たとえば夜の12時までにYouTubeをやめられて、
朝7時に起きることができれば大きな問題ではありません。
日常生活を送ることが、できているからです。
しかし、夜中2時までYouTubeを見ていると、

 

  • 朝起きられず学校へ行けない
  • 昼夜逆転生活となり体調を崩す

 

こういった生活リズムの悪化につながります。

 

成績や視力の低下

YouTube依存となると、
勉強時間が減るため成績が下がります。
さらに、ブルーライトにより視力の低下も起こるでしょう。

 

YouTube依存によって、
このような3つの悪影響があります。
改善方法を順にお伝えしていきます。

 

無理やり制限していい子とダメな子の違い

子どもがYouTube依存のとき、
無理やりでも
取り上げるべきなのでしょうか?

 

 

実は、取り上げた方がいいケースと
ダメなケースがあります。この違いは、
「子どもが納得しているかどうか」です。

 

 

たとえば、
YouTubeを見る時間を決めたけれど、
子どもが約束を守れなかったとします。

 

 

このとき
「ルールを破ったから仕方ない」と
子どもが納得しているのであれば、
取り上げてしまって大丈夫です。

 

 

一方、子どもが納得しておらず、
スマホを取り上げられるのを嫌がっている場合、
取り上げない方がいいでしょう。

 

 

ここで取り上げたら、
子どもは意地でも取り返そうとして、
激しく争うことになるからです。

 

 

さらに年齢でも、取り上げるべきかどうかが変わります。
小学校低学年までであれば、
一時的な癇癪を起こすこともありますが、
そこまで大きな反抗にはならないでしょう。

 

 

一方、高学年以上になると激しく反抗したり、
力づくで奪い返そうとしてきたりすることがあります。
すると、誰かが怪我をする危険もあるでしょう。

 

 

子どもが取り返そうとしてきたり、
怪我をする恐れがある場合には、
無理やり取り上げてはいけません。

 

長時間見過ぎている子どもの改善3ステップ

無理やり取り上げられない場合、
どのようにYouTube依存を
改善していけばいいのでしょうか?

 

 

子どもによって、依存度は異なります。
しかしどの場合も、
今からお伝えする3ステップを
行うことが大切です。

 

ステップ① 良好な親子関係をつくる

まずは、良好な親子関係をつくりましょう。
普段から親子の関係が良ければ、
子どもは親の言うことを聞こうとするからです。

 

そのためには、日頃から子どもと
他愛もない会話をしましょう。

勉強の話ばかりでは、子どもは嫌になってしまいます。

 

「鬼滅の刃」「フォートナイト」など、
子どもの好きな会話をするのがおすすめです。
これを続けることで、自然と会話が生まれ、
子どもは親のことを好きになっていきます。

 

ステップ② 守れるルールを決める

親子関係が良くなれば、
「そろそろYouTubeの時間終わりにしようか」
「YouTubeやめて、ご飯にしよう」など、
言いたいことを言えるようになります。

 

子どもと話し合いができるようになるので、
一緒にルールを決めましょう。

親が一方的に決めるのではなく、
子どもが納得できる内容にするのが大切です。

 

とはいえ、ルールを破ってしまうこともあるでしょう。
子どもは失敗と成功をくり返しながら、
徐々にルールを守れるようになるからです。

 

そのため、すぐに叱るのではなく、
守れなかった理由と改善策を
話し合うことが大切です。

 

ステップ③ YouTube以外の楽しみをつくる

子どもはYouTubeの時間を減らすと、
暇な時間ができてしまいます。
すると、再びYouTubeに意識がいってしまうでしょう。

 

そこで、YouTube以外で
子どもが楽しめる時間をつくってあげてください。

たとえば野球が好きなら、
バッティング練習をする時間を作るといいでしょう。

 

自宅の庭に網を張れば、
簡易練習場ができるはずです。

 

この時間に勉強をしてほしい場合、
勉強をする目的をつくりましょう。

 

  • 心の底から行きたいと思える志望校を見つける
  • 〇点取れたらおこづかいUP!

 

このように勉強するメリットをつくることで、
頑張ることができます。

 

無理に取り上げることはやめて、
この3ステップで改善していきましょう。

 

ルールを守れる子と守れない子の違いとは?

3ステップをやっていく中で、
「子どもがルールを守ってくれない」
ということもあるでしょう。

 

 

子どもがルールを守れない場合、
ルールが厳しすぎないかを確認しましょう。

 

 

友達がどのような状況かも踏まえ、
再度話し合いをして、
親子ともに納得できるルールに変更しましょう。

 

 

さらに、どれだけいいルールを決めたとしても、
親子関係が悪ければルールを守ることはできません。
日ごろから良い関係作りを心がけましょう。

 

 

YouTubeをやめさせて、勉強をさせたい気持ちはわかります。
しかし、まずは家族で過ごす時間を
楽しいものにすることが大切です。

 

 

他愛もない話をしたり、
好きな話題で盛り上がったりすれば、
自然とYouTubeから離れられるようになるはずです。

 

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子どものYouTube依存の改善には、
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