授業参観に行くか迷っている方へ

学校に行くメリットは、実は多くあります!

授業参観に関する内容

 

ここでは、

授業参観に行くべきかについて
解説します。

 

小学校や中学校で
たまに行われる授業参観。
最近は共働きが増えているため、
参加率が下がっています。

 

では、
親として参加するメリットはなんでしょうか?
また、現状はどれくらいの参加率があるのか?

 

元中学校教師として、
最近の参加率を含めて解説しました。
行かないことを続けて後悔する前に、
チェックしていただければと思います。


子どもの授業参観に行きたくない人が増加?実際の参加率は?

子どもの授業参観に参加する保護者の数って、
実際には増えているのでしょうか。

 

 

現代は、共働き世帯や
ひとり親世帯の増加により、
「授業参観に行きたい」と思っていても
忙しくて参加できない保護者が
増えている現状があります。

 

 

しかし、実際の参加率は、
地域や学校によって異なります。
私が中学校で教師をしていたときの、
授業参観の参加率は、

 

 

  • 1年生:70%程度
  • 2~3年生:50%程度

 

 

でした。最近、知り合いの教師にも聞いて見ましたが、
今でもこの傾向は大きく変わっていないとのことです。
意外と多くの保護者が、
授業参観に参加していることがわかります。

 

元教師だからわかる授業参観に行く3つのメリット

なぜ、仕事が大変なのに、
授業参観に行く親がいるのでしょうか。

 

 

実は、授業参観に行くことで
得られるメリットがたくさんあるからです。
今回は3つにわけて解説しましょう。

 

友達関係がわかる

授業参観では、
子どもが休み時間などに
誰と話をしているか見ることができます。

 

これにより、子どもの友達関係や
クラス内での様子を知ることができるでしょう。

 

先生に挨拶できる

授業参観後には、
学級懇談会などが行われることが多く、
先生に直接挨拶する機会があります。

 

先生に顔を見せるだけでも、
今後の相談やコミュニケーションが
しやすくなるでしょう。

 

ママ友を作りやすい

授業参観は、
子どもの友達の親に挨拶する絶好の機会です。
子どもが同じクラスという共通点があるため、
仲良くなりやすいでしょう。

 

これにより、子育てや受験の情報交換も
広がるはずです。

 

授業参観に参加することは、
子どもの学校生活を理解し、
サポートするための重要な機会です。

 

 

そのため、仕事が調整できるなら、
できる限り参加することをおすすめします。

 

小中学生の子どもが「来てほしくない」と言ったら?

親が行きたいと思っていても、
子どもが「来てほしくない」と
言うこともあるでしょう。
この場合は、どうしたらいいのでしょうか。

 

 

子どもが嫌がっている場合は、
無理に授業参観に行く必要はありません。

無理に行くと、
親子関係が悪化する可能性があるからです。

 

 

そこで、この場合、学級懇談会にだけ
参加するのがいいでしょう。

 

 

どうしても授業を見たいなら、
最後3分だけちらっと遠くから見るのがおすすめです。

 

 

通常、学級懇談会は授業参観の後に行われるので、
子どもには学級懇談会だけ行くと伝えておき、
少し早めに行って遠くから見るといいでしょう。

 

 

ただし、なぜ授業参観に来てほしくないのか、
理由をチェックすることは大切です。

 

 

単に恥ずかしいだけであれば問題ありませんが、
「友達がいないことを知られたくない」
が理由かもしれません。

 

 

この場合は、少しずつ問題の解決を
進めていくことも必要でしょう。

 

来てほしいのに仕事で行けない時のフォロー方法

仕事の都合でどうしても
授業参観に行けない場合は、
どうすればいいのでしょうか。

 

 

この場合、子どもの気持ちを考え、
以下の方法でフォローしていきましょう。

 

できるだけ休むことを検討

授業参観は、子どもにとって
大切なイベントです。
まずは、仕事を休んで参加できるように
できる限り努力しましょう。

 

授業参観にも
休ませてもらえない職場である場合、
本当にその職場が良い環境かどうかを
考えるきっかけになるかもしれません。

 

努力したことが子どもに伝われば、
理解もしてくれるはずです。

 

どうしても無理な場合のフォロー

どうしても仕事で授業参観に行けない場合は、
きちんと子どもに謝り、
代わりに特別なイベントを企画しましょう。

 

たとえば、「行けなくてごめんね。代わりに日曜日は
前から行きたがっていた野球を一緒に見に行こう」
と伝えて、子どもが楽しみにしているイベントを
計画するのがおすすめです。

 

感情に寄り添う

授業参観にたくさんの親が来ている中で、
自分の親だけいないことは
子どもにとって想像以上に悲しいものです。

 

子どもの気持ちに寄り添い、
子どもが感じる寂しさを少しでも和らげましょう。

 

以上のフォロー方法を実践し、
子どもとの信頼関係を保ちながら
サポートしていくことが大切です。

 

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そもそもお子さんって、
きちんと授業を受けられていますか?

 

 

普段の授業態度は悪いけれど、
親の前だけはいい子だったり、
悪い態度を見られないために、
「授業参観に来るな」
と言ってきたりすることもあるでしょう。

 

 

この場合、学校や家で受けたストレスを
学校生活で発散していたり、
親子関係が悪くなったりしている可能性があります。

 

 

すぐに改善していかないと、
今後大きな問題行動に
発展していくこともあるでしょう。

 

 

そこで、読んでいただきたいのが、「思春期の子育て講座」です。
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ぜひこちらも参考にして、
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※PTA講演会でもお話ししている内容です。

 

動画で解説!!授業参観には行くべきか?の詳細編

 

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この記事を書いた人

道山ケイ 道山ケイのfacebook 道山ケイのline 道山ケイのtwitter 道山ケイのyoutube Amazonの著者ページ
思春期の子育てアドバイザー

親を変えることで、子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。
  • 反抗期が激しく親と食事すらとらない子が、5教科合計481点獲得
  • 勉強嫌いでスマホ依存の子が、次のテストで5教科合計113点UP
  • 不登校だった子が学校に行けるようになり、5教科合計462点獲得
など道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。

子どもが自ら勉強するようになる方法を解説する「7日間で成績UP無料講座」には、これまで5万人以上の方が参加し、次のテストで5教科合計100点以上UPした子が続出している。

著書:高校受験 志望校に97%合格する親の習慣(青春出版社)、中学生の勉強大全(主婦の友社)、ウチの子思春期(すばる舎)など。

メディア掲載:読売新聞、東洋経済オンライン、女性セブン、進研ゼミ中学講座、名古屋テレビアップ!、日経xwomanなど。