漢字の覚え方を知りたい小中高生へ
漢字の覚え方のページ内容
ここでは小中高生向けに、
漢字を覚えるコツについて
解説します。
漢字ってなかなか覚えるのが大変ですよね?
にもかかわらず、全教科で必要なので、
苦手な子は勉強でとても苦労します。
でも安心してください。
少し覚え方を変えれば、
ウソのように簡単に覚えられます。
この方法を使って覚えていくと、
1分で1つの漢字を覚えることができるので、
毎日5分の勉強でも年間1000個以上、
覚えることができますよ!
目次
【中学生の国語勉強法の基本】
このページでは、漢字の覚え方を解説しています。
漢字を覚えると国語の定期テストアップにつながるのですが、
そもそも国語の勉強法って正しいやり方でできていますか?
以下のページに効率のいい勉強法をまとめたので、
こちらも参考にしてみてください。
小学校のある勉強によって、漢字が苦手な子が増えている
多くの子は、漢字を覚えるのが苦手です。
ではなぜ、
これほど漢字が苦手な子が
多いのでしょうか?
実は小学校のある勉強が原因です。
小学校では必ず、
「明日までに漢字5個10回ずつを
ノートの書いて提出しなさい」
という形で宿題を出されます。
小学生は素直です。
そのため子どもたちは、
特に疑問を持つことなく
小さいころからこういった形で宿題を進めています。
その結果、
正しい勉強方法=たくさん書くこと
だと勘違いしているのです。
すると、中学校や高校になって、
漢字や英単語を覚えるときも、
ひたすら書いて覚えようとします。
結果的に、
- 手が疲れてなかなか進まない
- 作業になってしまうため覚えられない
という悪循環に陥るのです。
今の子どもたちが漢字を覚えるのが苦手なのは、
小学校の宿題の出し方に原因があるのです。
【小学校の先生が悪いわけではない】
では小学校の先生が悪いのですか?と思われるかもしれませんが、
実は小学校の先生が悪いわけではありません。なぜなら、
小学生の段階では「〇個の漢字を〇回書きなさい」という形でしか、
宿題を出せないからです。なので、中学生になった段階から、
勉強方法を変えていくしかありません。
参考書や本を買うのは、受験をする中学生と高校生のみ
漢字を覚えていくときに、「本や参考書を買ったほうが良いですか?」
という質問をよく頂きます。
この質問に対する私の答えは、
「状況によって異なる」です。
たとえば、次の定期テストに向けて、
漢字を覚えているとします。この場合、
- 学校で使っている漢字ノートやワーク
- 国語の教科書に出てきた新出漢字
だけを覚えていけば良いです。
もちろん応用問題として、
上記のテキストに載っていない問題も
出題されます。
ただそこまで勉強しようとすると、
とんでもない時間がかかるでしょう。
これは勉強効率を下げることに繋がるので、
上記の2つのテキストに載っている漢字だけを覚えればOKです。
一方、高校入試や大学入試に向けて、
漢字を覚えていくのであれば、
入試によく出題される漢字がまとまっている、
問題集や参考書を1冊買ったほうが良いです。
学校の教科書や漢字ドリルに載っているものを、
すべて覚えようとすると逆に時間がかかるからです。
入試によく出る漢字だけをまとめてある参考書で覚えたほうが、
勉強効率は上がります。
コツ①いきなり書かないでまずは読めるようにする
では、実際に、どのように勉強していくと、
短時間で漢字を覚えることが
できるのでしょうか。
大事なコツを2つ紹介します。
1つ目は、
いきなり書かないことです。
最初は漢字を見て読み方を言えるかどうか
チェックしていきましょう。
たとえば次の5つの漢字を覚えるとします。
- 肩車
- 兼用
- 剣道
- 軒先
- 北極圏
この場合、上記の5つの漢字を見て、
- かたぐるま
- けんよう
- けんどう
- のきさき
- ほっきょくけん
と言えるかどうかをチェックします。
もう少し細かくお伝えすると、
口に出して言えるかどうかをチェックするのです。
頭の中で言えるだけでは不十分です。
また、いきなりノートに、
「かたぐるま」と書いてはいけません。
いきなり書き始めると、
宿題と同じで作業になるので、
勉強効率が下がってしまうからです。
この時、単語カードを使うと便利です。
表面に漢字を書いて裏に読み方を書き、
読み方を言えたカードは外していきましょう。
一度覚えている漢字を
再度チェックしなくて済むので、
勉強効率が上がります。
コツ②単語カードを使えば、外国人でも覚えられる
単語カードを使って、全ての漢字の読み方が言えるようになったら、
今度は読み方を見ながら書けるようにします。
この時大事なポイントは、
最大でも5個ずつ以上は覚えない
ということです。
たとえば20個の漢字を覚えるとしたら、
まずは最初の5個だけを書けるようにしましょう。
すべて書けたら、
初めて次の5つに取り組んでいくのです。
一度に20個を覚えようとすると、
15個目を覚えた時には1つ目を忘れてしまいます。
するともう一度1つ目から覚えなおさないといけません。
たくさん覚える場合でも、5つの漢字を1セットとして覚えていく
というのを頭に入れておきましょう。
もう一つポイントがあります。
それはわからない時は1回しか書かないということです。
たとえば「肩車」という漢字を書けるようにしたいなら、
「肩車、肩車、肩車、肩車、肩車、肩車・・・」と
繰り返し書いてはいけません。
「かたぐるま」という読み方を見て、
「肩車」と書けなければすぐに答えを見ます。
その後、1回だけ「肩車」とノートに書きます。
残りの4つの漢字も同じようにチェックした後、
もう一度「かたぐるま」という読み方を見て、
「肩車」と書けるかテストします。
このように、「1回書いたらすぐテスト」
という形で進めていきましょう。
どれだけ漢字が苦手な子でも、
3回くらい書けば覚えらえるはずです。
ちなみにこの方法を使ったとところ、
漢字が苦手な外国人(日本に留学に来ていた子)でも、
1分で1個ペースで漢字を覚えることができました。
小学生、中学生、高校生、
誰でも使える記憶方法なので、
一度試してみてください。
定期テストでは部首などの構成が問われることも
中学校や高校の定期テストの場合、部首など漢字の構成を
聞かれる問題も出題されます。
たとえば、
以下のような問題です。
「移」の部首名のうち正しいものを、
次の4つの中から選びなさい。
A のぎへん
B にんべん
C しんちょう
D こざとへん
また、こんな問題も出ます。
次の4つの熟語の中で、
同じ部首でできたものを選びなさい
A 継続
B 受験
C 治安
D 対策
上の問題は、部首の名前を憶えておくことが大切でしょう。
下の問題は、漢字のどこが部首に当たるかを知っておかないといけません。
高校受験などではあまり出ませんが、
定期テストでは部首に関する問題も結構出ます。
頭の片隅に入れておいてください。
【おすすめ】国語の長文読解ですぐに点数UPする裏技
ここまでにお伝えした方法で、漢字を覚えていけば、
誰でも1分で1つずつ覚えることができます。
その結果、国語の成績はグングン上がるでしょう。
ただ、もし国語の成績を
さらに上げたいと思うなら、
漢字と一緒に対策をしていただきたいのが、
「長文読解」です。
なぜなら、漢字は
定期テストの中で10~20点ほどしか出題されませんが、
長文読解は50点ほど出題されるからです。
つまりどれだけ漢字を覚えても、
長文読解で点数を落としてしまったら、
国語の成績は上がらないのです。
そこで次のページでは、
誰でもすぐにできるようになる長文読解の解き方
についてまとめました。
この方法で解いていくと驚くほど簡単に、
長文読解が解けるようになります!
国語の点数を上げたい場合、試してみてください。
また、定期テストの点数UPに特化した場合、
教科書の音読をすると、
すぐに長文問題の点数が上がります。
そこで次のページでは、
音読の効果と効果的なやり方について解説しました。
現在音読をしていなければ、
無駄に点数を落としているので注意しましょう。
国語の点数を上げたい!という場合は、
一度チェックしてみてください。
【重要】記憶力が3倍になる勉強法
今回お伝えした、漢字の記憶法というのは、
国語以外の教科でも使えます。
なぜなら、ここで紹介したテクニックは、
「効率よく物事を覚えるテクニック」だからです。
つまり、一般的な記憶方法なので、
勉強以外のジャンルでも使えるのです。
私は、今回紹介した漢字の記憶法以外にも、
効率よく語句を覚える方法をたくさん知っています。
この勉強方法をマスターすれば、
英語、社会、数学、理科などでも、
効率良く点数を上げることができます。
ではどうしたら、
この勉強方法をマスターすることができるのか?
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