子どもが「挨拶できない」と悩んでいる方へ

人間関係を築きにくくなり、損します!

挨拶しない子どもに関するページ内容

 

ここでは、

挨拶をしない子どもの心理について
解説します。

 

小学生や中学生になっても
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」
など簡単な挨拶すらしないと
親として心配になりますよね?

 

では、なぜできないのか?
複雑な心理とすぐにできるようになる
効果的な対処法をまとめました。

 

間違った対応をすると、
さらに口数が減ってしまうので、
注意しましょう。


挨拶をしない子どもは発達障害?複雑な心理とは?

最近、

「ウチの子、挨拶をしない。
どうしたらいいか?」という
相談をたくさんいただきます。

 

 

では、なぜ子供は、
挨拶をしないのでしょうか。
主な原因は3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

習慣がない

1つ目は、挨拶をする習慣がないからです。
挨拶をすることが
当たり前になっている子もいれば、

 

「挨拶なんてしなくてもいい」
と思っている子もいます。
習慣がなければ、
自ら挨拶をすることはないでしょう。

 

恥ずかしい、ダサい

2つ目は、「恥ずかしいから、ダサいから」です。
思春期の子は、人前で挨拶することに
恥ずかしさやダサさを感じることがあります。

 

すると、しないといけないと思っていても、
挨拶の言葉を口にしにくくなるでしょう。

 

関係が悪い

3つ目は、「関係が悪いから」です。
親子関係や先生との関係が悪い場合、
挨拶をされても無視することがあります。
だれでも嫌いな人とは話しをしたくないからです。

 

発達障害の可能性もある?

上記の3つを満たさないのに挨拶をしない場合、
発達障害の可能性もあります。
たとえば、ASD(自閉症スペクトラム)の場合、

 

  • こだわりが強い
  • いつもと違うことがあるとパニックになる
  • 他人とのコミュニケーションを取るのが苦手

 

という特徴があるからです。
この中の「コミュニケーションを取るのが苦手」
という特徴によって、挨拶するのを避けてしまう
ことがあります。

 

 

この場合、小児科や児童精神科医とともに
特性にあわせたアプローチを
行っていくことが大切です。

 

小学生や中学生に親ができる対処法は習慣づけ

上記の中で、
「挨拶をする習慣がない」という場合、
習慣づけをすることが必要です。

 

 

これをしっかりと行えば、
きちんと挨拶ができる子になります。
具体的には、次の2STEPを行いましょう。

 

①親が見本を見せる

まずは、親が見本を見せることが大切です。
親子は鏡なので、
子どもは親の行動を自然と真似をするからです。
具体的には、

 

  • 朝起きたらこちらから挨拶をする
  • 寝る前はこちらからおやすみを伝える
  • 近所の人に会ったときには進んで「こんにちは」と言う

 

というように、
親が実際に挨拶する姿を見せるようにしましょう。

 

②事前にすることを伝える

他人と関わるのが苦手な子の場合、
どのように挨拶をすればいいかが、
わからないこともあります。

 

この場合、事前にお子さんに、
「先生に会ったら、おはようと言おうね」
という感じで、やることを伝えてあげると、
できるようになることがあります。

 

恥ずかしい、ダサいが理由なら困るまで待てばOK

挨拶をしない理由が
「恥ずかしい」「ダサい」が理由の場合、
そこまで気にする必要はありません。

 

 

本来はできるのに、
一時的に恥ずかしいことが原因で
やっていないだけだから
です。
そのため、

 

  • 親がおはようと言えば、おはようと言う
  • 友達の家に行ったときは挨拶ができる

 

など、最低限の場面できちんとできているなら、
問題ありません。

 

 

ただし、
挨拶をせずにいると、
いずれ困るときが来るでしょう。

 

 

たとえば、「先輩に挨拶をするのを忘れ、怒られる」
というケースです。

 

 

こういった場面が来れば、
自然とできるようになっていくでしょう。
思春期特有の恥ずかしいという時期であるため、
気にしすぎないようにすることが大切です。

 

親子関係が悪かったり、無気力になっている時は注意

最後に、
「親子関係が悪い」
「無気力で挨拶しない」
というケースは危険です。

 

 

今後、不登校、引きこもり、
暴言などの他の問題行動に
発展することもあるからです。

 

 

そうならないためには、早めに親子関係を良好にし、
気力をアップさせることが大切でしょう。

 

 

そのために必要なのは、
「子どもが望むことをして、
子どもが望まないことはできる限りしないようにする」

ことです。

 

 

これだけで、短期間で
かなり改善することができるでしょう。

 

 

親子関係が改善できれば、
自然と挨拶ができるようになります。
笑顔で会話することも増えていくでしょう。

 

親子関係を改善するための最短ルート

思春期の子育て無料講座

さきほど、親子関係を良くするには、
「子どもが望むことをして、
子どもが望まないことは
できる限りしないようにする」
とお伝えしました。

 

 

ただし、
長年の子育てを変えるには、
相当な努力が必要でしょう。

 

 

頭では良くないとわかっていても、
ついついやってしまうのが人間だからです。

 

 

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ここでは書ききれなかった細かいテクニックなども、
ご紹介します。

 

 

読んでいただくことで、
日々の子どもへの向き合い方を変え、
良好な親子関係を築くことができるでしょう。

 

 

その結果、子どもとの会話が増え、
自然と挨拶ができるようになるはずです。

 

 

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参考にしていただけると嬉しく思います。

 

 

※PTA講演会でもお話ししている内容です。

 

動画で解説!!挨拶しない子どもの心理の詳細編

 

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