旦那が子供を殴ることで悩んでいる方へ

けがをする前に守りましょう!

子どもに手を出す相談

主人が、中3の子供の態度を見て殴りました。

息子は逆に反抗して、カバンを投げつけました。
学校に行かず、夕方から、夜にかけて遊びにでかけ、
外食をして帰ってくる始末です。

 

それを見かねて、中3にもなって何を考えてるんや!
と手を出しました。主人にも道山先生を紹介しましたが、
自分は正しい!の人ですから、こうなりました。

 

子供は、高校なんかどこでもいいと言います。
行けないなら行かなくていいと、まるでひと事です。
どうしたらいいでしょうか。

 

父親が子どもに手を出すというのは、
意外と多くの家庭で抱えている悩みです。
そんなとき、母親として何ができるのでしょうか。

 

 

これまでに100件以上、
暴力の相談に乗ってきた経験をもとに、
最適な対応方法を紹介
します。
お子さんがけがをする前に実践してみて下さい。

 

子どもを殴る父親の心理は2つ!イライラと正義感

子どもを殴ってしまう父親には、
2つの心理があります。

 

 

それは、
「イライラ」と「正義感」です。
詳しくみていきましょう。

 

 

イライラ

自分の思い通りにいかないと、
イライラすることは誰にでもあると思います。
しかしこのイライラを解消するために、
子どもに矛先を向けて殴ってしまっている
方がいます。

 

「イライラしてしまい、考えるより先に手が出てしまった」
「子どもに勉強しなさいと言っても言うことをきかず、
ついに爆発してたたいてしまった」

 

このようにわかってはいるけれども、
感情的になって殴ってしまう
方もいると思います。
これは大至急、改善する必要があります。

 

正義感

昔は「悪いことをしたらたたかれる」ということが、
当たり前だった時代があります。

 

たとえば父親が子ども時代に、
親から手を出されて育てられていたらどうでしょうか。

 

この場合、父親自身も「悪いことをした子には、
手を出してでも正しいことを教えなければいけない」
と考えている場合があります。

 

手を出すことは、もちろん悪いことです。
しかし子どもを傷つけるためではなく、
子どもを良くしようとしてやっている行為
でもあります。

 

父親が子どもを殴っている場合、
このどちらかに当てはまっている可能性が非常に高いです。
どちらに当てはまるか、チェックしてみましょう。

 

母親ができることは「戦うこと」と「逃げること」

子どもを殴る父親に
母親ができることは、2つあります。
「戦うこと」と「逃げること」です。

 

 

旦那さんの状況によって、
やりやすい方を試してみてください。

 

戦うこと

父親が子どもを殴ろうとしたら、
母親が身体を張って間に入ります。
そして、「やめて!これ以上手を出すなら、
私は子どもを連れて家を出ていきます!」と厳しく言います。

 

このように父親と戦うことで、
子どもは「お母さんは僕のことを守ってくれる」と、
母親のことを信頼してくれるでしょう。

 

そうすれば、子どもが非行に走ったり、
母親を悲しませるようなことはしなくなります。

 

逃げること

「戦う」場合、母親が怪我をする可能性があるでしょう。
その場合、戦うのではなく
子どもと一緒に実家などへ逃げた方がいいです。

 

「あなたが子どもに手を出すなら、あなたと一緒にいられない。
手を出さなくなるまで、実家で暮らします。」
と置手紙を残したり、電話したりするといいでしょう。

 

父親が子どもを殴ろうとしたとき、
母親は「戦う」「逃げる」という方法があります。
「戦う」ということは、怪我をしたり夫婦間でもめる可能性が高いので、
私は「逃げる」という方法がおすすめします。

 

 

しかし、「逃げる」には、
頼れる実家があることが前提となるでしょう。
家庭の状況によって、どの手段を選ぶか判断してください。

 

本人ができることは「反発」と「児童相談所への相談」

もしこの記事を、
「父親から手を出されている」
子ども本人が読んでいたら、
次の2ステップで対応してみてください。

 

 

大きなトラブルになる前に、
解決できるはず
です。
※母親に相談できない場合の話になります。

 

①反発

父親が手を出してきたら、
「怒るのはわかるけど、手を出すのはおかしい。」
というように、冷静に言葉で反発しましょう。

 

こちらも手を出すと、お互い悪くなってしまいますので、
冷静に言葉で伝えることを意識してください。

 

②児童相談所への相談

冷静に伝えた結果、父親が逆上してしまったり、
子どもの話を聞いてくれないような状態であれば、
第3者機関に相談しましょう。

 

学校でもいいですし、学校が相談しづらければ
児童相談所でも構いません。

 

学校や児童相談所に連絡をした場合、
父親には外部からの指導が入るでしょう。
その結果、冷静になれる父親もいるからです。

 

子ども本人にも、
このようにできることがあります。
必ず一人で抱え込まないようにしてくださいね。

 

虐待は犯罪!最後は警察に連絡しよう

前述のような対応をしても
父親の殴る行為が変わらない場合、
警察に連絡をしましょう。

 

 

手を出す行為というのは、
いくら指導であっても 「虐待」だからです。
許される行為では、ありません。

 

 

またこれは、父親の為でもあります。
手を出す教育をし続けると、父親も苦しく
家族も幸せにはなれません。

 

 

もちろん警察へ連絡するだけで
すぐに逮捕されるわけではありません。
警察からの指導が入ることによって、
冷静になれる父親はたくさんいるでしょう。

 

 

殴ることは、虐待です。
虐待は、犯罪です。

 

 

子ども本人も母親も、
ためらうことなく行動をして、
身の危険から守りましょう。

 

疲れた子どもの心をいやす子育て法

思春期の子育てメール講座

ここでは、旦那が
子どもを殴るときの
対処法を説明してきました。

 

 

様々な対処法で
身を守ることはできます。
しかしこの状況で、 子どもの心は疲れ
悲しい気持ちでいっぱい
でしょう。

 

 

この疲れた心をいやせるのも、
母親であるあなたなのです。
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母親と子どもに信頼関係ができれば、
子どもは不登校や非行にはしることはなくなる
でしょう。
子育てがうまくいけば、あなた自身
将来の不安などもどんどんなくなっていくはずです。

 

 

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動画で解説!!子どもを殴る夫に対してできることの詳細編

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