冬休み明けの子どもの不登校に悩んでいる方へ

正しく対応すれば、長期化を防ぐことができます!

冬休み明けの不登校に関するページ内容

 

ここでは、

冬休み明けの不登校対策について
解説します。

 

1月、新学期がスタートするのに、
子どもが学校に行かないと、
親として不安になりますよね。

 

ただ、ここで対応を間違えると、
不登校が長期化してしまいます。

 

元中学校教師だからわかる
最速で子どもが学校に行けるようになる
親のサポート法をまとめました。


冬休み明けに小中学校の不登校が増える理由は「不安」

冬休み明けは、
小中学校の不登校が増えます。

 

 

ここでは、冬休み明けに
不登校が増える
3つの理由をお伝えします。

 

 

お子さんが「学校に行きたくない」
と言っていたら、何か当てはまるものが
ないかチェックしてみてください。

 

新学期への不安

1つ目は、新学期への不安です。たとえば、

 

  • 友達からLINEが返ってこない(嫌われたのかも)
  • 宿題が終っていない(先生に怒られそう)

 

などと、学校へ行くことへの不安から、
「行きたくない」という気持ちになることがあります。

 

生活リズムの乱れ

2つ目は、生活リズムの乱れです。
休み期間中は夜更かしが続くなど、
普段と違う生活リズムになっていませんか?

 

これが原因で朝起きられないと、
不登校につながることもあります。

 

寒さ

この時期は寒さから、

 

  • 朝起きるのが辛い
  • 体が動かない
  • 外に出たくない

 

こうした理由で学校に行きたくない子が出てきます。

 

以上、3つの不安が、
冬休み明けの不登校につながります。
では、どうしたら
この不安を防ぐことができるのでしょうか。

 

冬休み明けの不登校を防ぐために親がすべき4つのこと

冬休み明けに、

子どもが「学校へ行きたくない」
と言わないように、
親ができることが4つあります。

 

 

冬休み中にこれをしておくと、
新学期からスムーズに登校できる
はずなので、試してみてください。

 

愛情バロメータUP

1つ目は「愛情バロメータUP」です。
愛情バロメータとは、
「子どもがどれだけ親の愛情を
感じているのかを表した数値」です。

 

これが高いと、
行動するためのエネルギーが出てきます。

 

すると朝起きて頑張って学校へ行ったり、
勉強や部活を頑張ったりできるのです。
愛情バロメータを上げるには、

 

  • 子どもにとって居心地のいい家庭を作る
  • 一緒に話をして、心のストレスをとる
  • 子どもがサッカーが好きなら、練習相手になる

 

など、子どもが喜ぶことをしましょう。

 

生活リズムの改善

2つ目は「生活リズムの改善」です。
冬休みはイベントが続き、
生活リズムが崩れやすくなります。

 

そこで始業式の1週間前から、
少しずつ寝る時間や起きる時間を、
通常のペースに戻していくように声かけしましょう。

 

不安の原因をなくす

3つ目は「不安の原因をなくす」です。
宿題が終わっておらず、
先生に注意されることが不安なら、
親が手伝って終わらせましょう。

 

不安の原因になりそうなことを聞いて、
つぶしておくことが大切です。

 

楽しく学校の話題をする

4つ目は「楽しく学校の話題をする」です。
学校へ行くことが楽しみになれば、
多少不安なことがあっても学校に行けます。

 

「今のクラスもあと3ヶ月だね」
などと、気持ちが前向きになるような
学校の話をしていきましょう。

 

冬休み中に、
この4つを行っていただくことで、
冬休み明けの不登校を予防できます。

 

子どもが「学校に行きたくない」と言ったら親がかける言葉

「明日は学校へ行く」と言ったのに、
当日や前日に
「やっぱり行きたくない」
と言うこともあるでしょう。

 

 

このときは、
子どもの状況によって対応を変える必要があります。
状況別に見ていきましょう。

 

ただ、サボりたいだけ(親子関係は良好)

大した理由はないけど
あまり行きたくないという場合は、
背中を押してあげましょう。

 

親子関係が良好であれば、
応援することで子どもは頑張ることができるはずです。
「2日行けばまた休みだから頑張れ」というように、
声をかけてあげましょう。

 

頑張って行く勇気がない(親子関係は良好)

何かしら不安感があり、学校に行く勇気が出ない場合、
無理をさせてはいけません。

 

「今日は1日一緒に休もうね」と伝え、
しっかり休ませましょう。
ただし、ずっとこの状態はよくないことを伝え、
不安の原因を取り除いていくことが大切です。

 

友達トラブルが原因なら、
先生と連携して解決していきましょう。

 

親子関係が悪い

親子関係が悪く、愛情バロメータが低い場合、
そもそも学校へ行く気力がありません。
「わかったよ。学校に連絡しておくね」と伝え、
1日も早く愛情バロメータUPに努めましょう。

 

これが上がってこないと、
親がどんな声をかけようが、
子どもは学校に行けません。

 

学校に行けなければ、焦らず先生と連携しよう

上記の対応を行ったのに、
行けない状態が続く場合、
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

ここでは効果的な3つの方法をお伝えします。
子どもが行けない原因に合わせて、
対応していきましょう。

 

しっかりと愛情バロメータUP

前述しましたが、
愛情バロメータが低い場合、
これが上がらない限り
いつまで経っても行くことはできません。

 

たとえ数日無理やり行かせていたとしても、
いずれ再び不登校になるでしょう。

 

  • 居心地のいい家庭をつくる
  • 子どもの好きなご飯をつくる

 

など、子どもの求めていることを理解して、
できる限り応じていきましょう。

 

学校の先生と相談

学校で何かトラブルがあったり、
何か行きたくない理由があったりする場合、
先生と相談して解決する必要があります。

 

親が学校のことまで介入するには、
限界があるからです。

 

友達関係が不安なら、
うまく先生に間に入ってもらって
話し合いの場をつくってもらいましょう。

 

他の場所を検討

親子関係がよく、学校でトラブルもない場合、
他の居場所を検討してみましょう。

 

というのも、
人が大勢いて騒がしい場が苦手で、
そもそも学校が合わない子もいるからです。

 

この場合、フリースクールや
特別支援学級(発達障害の場合)など、
子どもが安心して過ごすことができる
第二の居場所をつくっていきましょう。

 

短期間で親子関係を改善するために親ができること

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上記でもお伝えした通り、
そもそも親子関係が良好でないと、
子どもは学校へ行く気力は出ません。

 

 

今、子どもと他愛もない会話はできますか?
困ったことがあったときに、
相談してもらえますか?

 

 

これができていない場合、
愛情バロメータを今よりも上げていく必要があります。

 

 

そこで是非読んでいただきたいのが、
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ここでは書ききれなかった細かいテクニックなども、
ご紹介しています。

 

 

読んでいただくことで、
自然とお子さんへの向き合い方が変わるため、
家庭の雰囲気が良くなっていくはずです。

 

 

その結果、子どもはリビングに出てくるようになり、
会話も増えていくでしょう。

 

 

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