子どもがルールを守らないと悩んでいる方へ

上手な教え方があります!

ルールの守らせ方に関するページ内容

 

ここでは、

子どもがルールを守らない悩みについて
解説します。

 

法律に違反するわけではないけど、
学校などに行く以上、
守らなければならないルールがあります。
家庭でもいくつかあるでしょう。

 

ただ、決めたのに守らない場合、
間違った決め方をしているかもしれません。

 

上手なルールの決め方や、
守れないときの対応法(罰則)などを
まとめました。守れる子になれるはずです。


なぜ、学校や社会にはルールが必要なのか?

そもそも
学校や社会のルールって、
なぜ必要なのでしょうか?

 

 

私は「皆が過ごしやすくするため」
という理由がいちばん大きいと思っています。

 

 

学校や社会では、様々な人が同じ空間で過ごします。
そのため、ある程度のルールがないとまとまりがなく、
やりたい放題の危険な場となってしまうのです。
たとえば、

 

  • 遅刻をしてはいけない
  • 授業中は静かにする
  • 昼食は決まった時間内に食べる
  • 廊下を走ってはいけない

 

こういったルールがあるからこそ
秩序が守られ、
皆が安全に学校生活を送ることが
できるようになります。

 

 

もし登校時間が自由だったり、
授業中自由に話してよかったりしたら、
そもそも集団授業が成り立たないからです。

 

 

学校は、いろんな友達や先生との
共同生活をする場です。
社会である以上、ルールは必要でしょう。

 

守れないときは父親の出番!子どもと話し合いを

学校のルールを
子どもが守れないときには、
親子で話し合うことが大切です。

 

 

たとえば子どもが授業中に
廊下を走り回っている場合、
親として注意をしなければいけません。

 

 

「授業をちゃんと受けたい」
と思っている子にとっては、迷惑だからです。
こういったときには、

 

  • 「授業中に走り回っていると、先生から連絡があった」
  • 「それは他の子に迷惑になるから、良くないよ」
  • 「何か受けたくない理由でもあるの?」

 

このようにダメな理由を伝えて、
どうして受けられないのかを
聞くといいでしょう。

子どもにも、事情があるかもしれないからです。

 

 

もしも後ろの友達が
ちょっかいをかけてくるのが原因であれば、
席を変えてもらったり、
先生に相談することで解決できるでしょう。

 

 

ADHD傾向があり、
授業中に座っていられない子もいます。

 

 

その場合、
症状が出そうなときは一時的に休ませてもらったり、
フリースクールや特別支援学級を検討したりすると、
子どもも安心して学校生活を送れることもあります。

 

親が恐怖で抑えつけるのはNG!

いくらルールを守れないからといって、
親が怒鳴って恐怖で抑えつけるのはダメです。

 

 

一時的に守れるようになったとしても、
ダメな理由を理解し、守れる仕組みを作らないと、
またくり返してしまうからです。

 

 

無理は続かないので、
話し合ってベストな方法を考えましょう。

 

子どもに家庭のルールを教える2つの方法

学校や社会だけでなく、
家庭でもルールはあります。
一人で生活しているわけでは
ないからです。

 

 

ただし、
家庭はくつろぐための空間です。
心と身体の疲れをとるためにも、
ルールは厳しすぎないようにしましょう。

 

 

また、親子で決めたルールを、
全然守ってくれない、言ってもやってくれない、
こんな状況になることもあるでしょう。

 

 

このときは、
子どもとの関係を見直しましょう。

親子関係が悪いと、
子どもは親の言うことを聞かないからです。

 

 

まずは親の愛情をたっぷり伝えて、
親子関係を良好にしましょう。
その上で「〇〇してくれたら、嬉しいな」
という言葉をかけるのがいいです。

 

 

大好きなお父さんお母さんからこういった言葉があれば、
子どもはできる限り頑張ろうとするからです。

お風呂掃除などの習慣に関わるルールは、
家族会議を行うといいでしょう。

 

 

家事をリスト化し、
「お父さんお母さんだけだとどうしても回らない。
何かできることを手伝ってくれないかな?」と話し合い、
家族一人ひとりに役割を与えていくのがおすすめです。

 

 

たとえ約束を毎日果たしてくれなかったとしても、
たまに「お風呂掃除お願いね」と声をかける程度にして、
定着するタイミングを待つようにしましょう。

 

守れなかったときは、罰則は与えるべき?

ルールを守れなかったときは、
罰則は与えるべきでしょうか?
これは状況に寄ります。

 

 

たとえば、
以下のような約束をしているとします。

 

ゲームは1日2時間まで。
守れなかったら次の日は1日没収。

 

これを子どもと話し合って決め、
子どもも納得しているなら、
罰則として取り上げてもいいでしょう。

 

 

一方、何も話をしていないのに
勝手に罰則として取り上げたら反発するだけです。

この場合は、すぐに取り上げず、

 

最近、ゲーム時間が長いよね。
これだと目が悪くなるから、
もう少し短くしないといけないよ。
何時間以内なら守れそう?

 

という感じで、
先に子どもが納得するルールを決めましょう。
その後で、子どもが納得するなら罰則を決めることが大切です。

 

 

ただし、前述したようにルールや罰則を厳しくしすぎると、
子どもにとって居心地の悪い家庭になってしまいます。
そうならないように、厳しすぎには注意しましょう。

 

ルール決めには良好な親子関係が必要

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先ほどお伝えしたように、
子どもにルールを守らせるには、
親子関係が良好であることが大前提です。

 

 

親のことが嫌いな状態では、
親の言うことは聞かないどころか
反発するからです。

 

 

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