子どもが「謝れない」と悩んでいる方へ

独特の心理がわかると解決できます

謝れない子どもに関するページ内容

 

ここでは、

謝れない子どもについて
解説します。

 

子どもが何か悪いことをしても、
素直に謝罪することができないと、
親として将来を不安に感じるかもしれません。

 

ただ、きちんとした手順で対処すれば、
素直に頭を下げられる人間になります!

 

1万組の親子をサポートしてわかった、
中学生や高校生の独特の心理と、
改善ステップをまとめました。


悪いことをしても謝れない子どもの2つの心理

子どもが謝れない場合、
大きく2つの理由があります。

 

 

お子さんが、
なかなか頭を下げられず悩んでいたら、

 

 

どちらかに該当していないか、
チェックしてみてください。

 

①叱られたことに納得していない

子どもが謝れない理由の1つ目は、
叱られたことに納得していないケースです。

 

たとえば、「友達がちょっかいをかけてきて、
それに対して怒ったところ、自分だけが先生に叱られた」

ということはよくあります。

 

このとき、子どもは自分だけが怒られることに
納得がいかないでしょう。
「先にちょっかいをかけた方も叱られるべきだ」と思うからです。
この場合、素直に謝ることができないでしょう。

 

②おかしなプライドがある

子どもが謝れない理由の2つ目は、
おかしなプライドがあるケースです。

 

プライドを持っていること自体が、悪いわけではありません。
「俺はキャプテンだから、一番うまくプレーしなきゃいけない」
というプライド、大切でしょう。

 

しかし、「人に頭を下げるのはかっこ悪い」
「先に謝ったほうが負け」
というような考えは、
おかしなプライドと言えるでしょう。

 

こういった悪いプライドを持つ理由は、
他人が認めてくれないからです。
頭を下げることで、自尊心を傷付けられたくない
と考えているからです。

 

以上の2つが、
子供が謝れないときの心理でしょう。
では、親として
どのように対応すればいいでしょうか。

 

中学生や高校生の場合、まずは話を聞くことが超重要

悪いことをしたにも関わらず
子どもが謝れないなら、
まずは子どもの話を
しっかり聞くようにしましょう。

 

 

最初から頭ごなしに叱ると、
親への信頼を失うからです。

 

 

なぜそのようなことをしたのかを冷静に聞くことで、
納得がいっていない理由がわかるかもしれません。

 

 

その上で、子どもの行動が悪かった場合、
その部分については
しっかりと教えることが大切です。

 

 

ただし、素直に納得できないこともあるでしょう。
「ちょっかいをかけられて怒ったら叱られた」というケースなどです。
子どもとしては
「ちょっかいをかけた相手が悪い」と思っているからです。

 

 

この場合、先生が
「友達からちょっかいをかけられた」ことを
知らない可能性もあるでしょう。
先生も完璧ではないからです。

 

 

先生が知らないことがあるなら、
学校に電話をしてその点を伝え、
再度話し合いをしてもらうようにしましょう。

 

親子関係が悪いと「おかしなプライド」を持つので注意

では、
「おかしなプライド」が理由で
謝れない場合は、
どのように対応すればいいのでしょうか。

 

 

この場合、「普段からの子育て」
を変えていくことが大切です。

次の2つのポイントを、意識しましょう。

 

①子どもの小さな頑張りを認める

1つ目は「子どもの小さな頑張りを認める」ことです。
子どもがおかしなプライドを持ってしまう理由は
「自分は誰からも認められていない」と感じるからです。

 

そのため、普段から小さな頑張りを認めることで、
子どもの自尊心を高めていきましょう。

 

②無条件の愛で接する

2つ目は、「無条件の愛を持って接すること」です。
たとえば、「学校に行かないなら飯は食うな」という考えは、
条件付けの愛情です。子どもからすると、

 

  • 学校に行っているなら愛してもらえる
  • 学校を休むなら愛してもらえない

 

と感じます。
こういった条件付きの愛は、危険です。
いずれ愛情不足となり、別の問題行動に
発展するでしょう。

 

そこで、無条件の愛情で接することが大切です。
「元気で生きていればそれで十分」
「何があっても私はあなたの味方だよ」という
考えで接すれば、よくわからないプライドはなくなります。

 

親子関係が悪いと、
おかしなプライドを持つようになります。
以上の2点を意識し、良好な親子関係を築きましょう。

 

親子は鏡!親も謝ることと理不尽な叱り方をしない

最後にもう一つ、
大事なポイントをお伝えしましょう。

 

 

それは、
「子どもにとって親は鏡」
ということです。

 

 

親が悪いことをしているのに謝らなかったら、
子どもも謝らなくなります。

 

 

そこで、お子さんに良くないことをしてしまったときは、
誠意をもって謝るようにしましょう。

 

 

また、
「子どもより親の方が正しい」
と考えてはいけません。

 

 

冷静に考えると、子どもの方が
筋が通ったことを言っていることもあるからです。

 

 

親が真似されてもいいような姿勢を見せることが、
子どもの教育では非常に重要です。
子どもの模範となるように心掛けましょう。

 

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先ほど、

 

  • 「子どもの頑張りを認める」
  • 「無条件の愛で接する」

 

この2つが、
良好な親子関係を作る上で重要

だとお伝えしました。

 

 

しかし毎日常に意識するのは、
簡単ではないでしょう。

 

 

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