中学校の選び方がわからない方へ

私立か公立かどっちがおすすめ?

中学校の選び方に関するページ内容

 

ここでは、

後悔しない中学校の選び方について
解説します。

 

私立、公立、中高一貫など、
様々な種類がある中学校。
どこを選べば子どもの未来は、
最も明るくなるでしょうか。

 

実は、一見勝ち組と思える
私立や中高一貫校に
行かない方がいい子もいます。

 

1万組の親子をサポートした
元中学校教師が、
ベストな中学校の選び方をまとめました。


公立、私立、中高一貫校など各中学校の特徴と違い

中学を選ぶ時に重要なのが、

「私立、公立、中高一貫校」
の違いを理解しておくことです。

 

 

それぞれがどのような特徴を持った
学校なのかを知っておくと、
入ってから「思っていたのと違う」
となりにくくなるでしょう。

 

私立・中高一貫校の特徴

私立校と中高一貫校は、
どちらも独自のカリキュラムで
勉強をするのが特徴です。

 

 

すべてがそうではありませんが、
全体としては公立よりも
偏差値が高い傾向があり、
大学受験を得意としている進学校も多くあります。

 

 

また、高い偏差値を維持するために、
宿題が多いです。

 

公立中学校の特徴

一方、公立校は文部科学省が決めた
カリキュラムに沿って勉強する仕組みになっています。
そのため、どの学校に行っても、
同じようなことを学びます。

 

 

地域によって多少偏差値の違いはありますが、
おおむね同じようなレベルであることが多いです。
自宅から近い所にあるため、
小学校の友達が多く通うのも特徴です。

 

私立や中高一貫校の方が合う子3つの特徴

では私立や中高一貫校を選ぶべきか、

それとも公立を選ぶべきか、
どちらの方がいいのでしょうか。
これは、子どもの状況によって異なります。

 

まず、
私立、中高一貫校が合っている子には、
3つ特徴があります。

 

小学校の成績がずば抜けていい

1つ目は
「小学校の成績がずば抜けていい」ことです。
たとえば授業をほとんど聞いていなくても、
テストでほぼ100点を取れてしまうような子です。

 

小学校時代の成績が良い子が
公立中学に進学すると、
勉強がつまらなくなる可能性があります。
その結果、不登校になる恐れがあるのです。

 

こういった子の場合、
私立、中高一貫の方が
相性がいいでしょう。

 

公立中学に行きたくない

2つ目は「公立中学に行きたくない」ことです。
公立校の場合、
小学校からクラスメイトが変わらないことがほとんどです。
人間関係のトラブルなどを引き継ぐことになります。

 

もし小学校の時の友達と
上手くいっていないなら、
それが理由で不登校になるリスクがあります。

 

私立や中高一貫校に行けば、
そういったリスクを下げられるのです。

 

家から通える距離に学校がある

3つ目は「家から通える距離に学校がある」ことです。
自宅から学校が遠いと、通うのが大変です。
私立や中高一貫でも
近くにある学校なら通いやすいでしょう。

 

これらの3つを満たしている
(2つ目は満たしていなくてもOK)場合、
中高一貫校や私立中学を検討するといいです。

 

公立の方が上手くいく子ども5つの特徴

一方で、公立中学の方が合う子は、

次の5つの特徴があります。

 

 

何か1つでも満たすなら、
公立中学を選んだ方が、
上手くいくことが多い
です。

 

勉強があまり好きではない

1つ目は
「勉強があまり好きではない」ことです。

 

公立校は私立校に比べると
勉強のレベルは低いです。
仮に勉強が嫌いでも
授業についていけなくなる可能性は下がります。

 

小学校の勉強のレベルが合っている

2つ目は
「小学校の勉強のレベルが合っている」ことです。

 

公立中学校の勉強のレベルは、
公立小学校の勉強のレベルの延長です。
そのため、小学校のレベルが合っている場合、
中学校の勉強もちょうど合うでしょう。

 

友達との関係が良好

3つ目は「友達との関係が良好」なことです。
多くの場合、小学校の友達はそのまま、
公立中学に進学することが多いです。

 

そのため、仲のいい友達と同じ学校がいいなら、
公立中学に進学した方がいいでしょう。

 

公立に行きたい理由がある

4つ目は「公立に行きたい理由がある」ことです。
公立中学でも学校によっては部活が強いなど、
勉強以外での強みがあることがあります。
そういった特別な理由があるなら、
公立中学に進学した方がいいでしょう。

 

自宅から通える距離に私立がない

5つ目は
「自宅から通える距離に私立がない」ことです。
毎日、登下校に長い時間がかかるよりも、
短い時間で通える方が負担が少なくて良いでしょう。

 

後悔しない中学校の選び方3ステップ

ここまでのことを踏まえた上で、

後悔しない中学校の選び方を
3つの視点から紹介します。

 

 

間違って選んでしまうと、
進学後必ず後悔するので注意しましょう。

 

親から見て、どちらが合うかチェックする

1つ目は「親から見て、
どちらが合うかチェックする」ことです。

 

中学選びの時にありがちなのが
「周りがみんな私立(または公立)
に行くから」という理由で
選んでしまって後悔することです。

 

周囲がどうかは関係なく、
子どもとの相性で考えるようにしましょう。

 

できるだけわかりやすく、子どもに違いを説明する

2つ目は「できるだけわかりやすく、
子どもに違いを説明する」ことです。

 

子どもからすると、
公立と私立の違いはわかりにくいため、
親がしっかり説明しましょう。

 

できれば、
どちらも一度見に行ってみるのがベターです。

 

最後は子どもに決めさせる

3つ目は「最後は子どもに決めさせる」ことです。
最終的な決定を親がすると、
中学との相性が悪かった時に
「親が選んだ学校が悪かった」と思ってしまいます。

 

最終的な決定を子ども自身がすることで、
子どもも納得できるようになり、
志望校を目指すモチベーションも高くなります。

 

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