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子ども向けのぽっこりお腹の改善術を公開

中学生の肥満に関する相談

道山先生いつもメルマガ楽しみにしています。

うちの息子はかなり肥満体質で、
中学2年生なのにすでにポッコリと
お腹が出ています。

 

いわゆるメタボ体系というやつなのですが、
今のうちから何か対策をすべきでしょうか?
それとも今はダイエットなどは、
させないほうが良いのでしょうか?

 

 

実は子どもたちのポッコリおなかが、
最近増えつつあります。
あまり良いことではないのですが、
過度にダイエットをするのはもっと良くないです。

 

 

中学生の子の肥満の基準と、
今からできるぽっちゃりお腹の改善法を、
まとめます。

 

中学生の肥満の基準とは何か?

肥満のイラスト

そもそも肥満の基準とは、

どういったものなのでしょうか?
辞書などで調べると、
BMIが25以上が肥満と言われています。

 

 

BMIというのは、
体重÷身長(m)÷身長(m)
現れる数字のことで、

 

 

例えば身長170センチ、体重70キロだと、
70÷1.7÷1.7=24.22で、
ぎりぎり肥満ではないわけです。

 

 

もし75キロを超えたら、
25.9になり肥満と判断されるわけです。
女の子の場合は、
身長155センチ、体重62キロだと肥満になります。

 

 

ただこれはあくまでも、
BMIという数字を基準とした肥満の定義です。
実際は筋肉の量が多いと体重は増えます。
だから筋肉ムキムキだとみんな肥満になります。

 

 

そこまで考えると、
体脂肪率などで判断をしたほうがよいかもしれません。

 

 

子どもがダイエットするのは大丈夫なのか?

肥満ダイエット

もしあなたやあなたのお子さんが、

現在肥満体系だとしたら、
できる限り正常な体に戻したいと
思うはずです。肥満体質だと、

 

 

  • 疲れやすい
  • デブだと馬鹿にされる
  • 足が遅くなる
  • 不健康にみられる

 

 

というようなデメリットがあるからです。
では子どもで肥満体質の場合、
ダイエットをしてもよいのでしょうか?

 

 

答えは「YES」です。
ただ子どもは成長期ということもあるので、
過度のダイエットは絶対にいけません。

 

 

基本的に肥満になるのは、
生活習慣が不規則だったり、
良くない食べ物を食べているのが原因なので、

 

 

体に負担にならない程度のダイエットなら
むしろ健康になるのでお勧めです。

 

 

食事制限をするのはダメ!無駄なものだけなくそう

ぽっちゃりの子どものイラスト

では具体的に、

どういった方法で
ダイエットを進めていけばよいのでしょうか?

 

 

まず今食べているものを一気に減らす
という食事制限はやめたほうがよいです。
こういった制限をすると頭が回らなくなったり、
成長が止まってしまったりするからです。

 

 

体に負担をかけるのではなく、
無駄なものをなくすという考え方で、
ダイエットをするようにしましょう。
私がおすすめする方法は次の3つです。

 

①無駄に夜更かしをするのをやめる

まずやってほしいのが生活習慣の見直しです。
夜遅くまで起きているとそれだけで、
太りやすい体質になります。

 

 

中学3年生で受験勉強をしないといけないなら、
多少は仕方がないかもしれないのですが、
特に勉強するわけでもないなら、
無駄に夜更かしするのはやめましょう。

②無駄なものを食べるのをやめる

次に意識してほしいのが、
無駄に食べているものをやめるということです。
例えばお菓子やジュースなどは、
栄養にならないのにカロリーだけ高いです。

 

 

特に夏場に飲んでしまう、
コーラやアクエリアスなどを、
必要以上に飲んでしまうと、
糖分の過剰摂取になり太ります。

③無駄にゲームをするのをやめる

太っている子とというのは、
遊びがゲームや漫画などであることが多いです。
外で部活をしていたり遊んでいたりする子は、
あまり太っている子がいないです。

 

 

あと自転車を使わずに、
親に送ってもらったりするなど、
最新の機器ばかりに頼る生活から、
脱出しましょう。

 

わざわざ食事制限をしなくても、
この3つの無駄をなくすだけで、
体重はかなり減ると思います。

 

 

  • ダイエットサプリを飲む
  • 外でジョギングをする
  • 断食をする

 

 

というようなことをする前に、
まずは簡単にできることから始めていきましょう。

 

 

ぽっちゃりお腹を改善するおすすめレシピとは?

太った子供

ポイント3を実践すれば、

基本的には正常な体重に戻ると思うので、
ぽっちゃりお腹も改善されると思います。

 

 

ただどうしても食事を変えたいなら、
成長に害がない方法で、
食事を変えていくことをお勧めします。
このときのおすすめレシピは次の2つです。

 

①主食を半分にするレシピ

ごはん、パン、パスタ、ラーメンというような
いわゆる主食を今食べている量の半分にし、
その分を野菜に変えるという方法です。
この方法だとかなり痩せます。

 

 

絶対にダメなのは主食を0にする方法です。
大人だとこの方法を使ってもよいのですが、
成長期の子どもがすると頭が回らなくなり、
成績が下がるのでやめましょう。

②揚げ物から煮物・蒸し物に変えるレシピ

もう一つ意識してほしいのが調理方法です。
例えば鶏肉を食べるときに、
から揚げやチキンカツなどの揚げ物にすると、
それだけでカロリーがかなり上がります。

 

 

一方、蒸し鶏や鶏とがんもどきの煮物などにすると、
それだけでカロリーがかなり抑えられます。
栄養を減らすことなくカロリーだけを減らせるので、
成長に悪影響なく痩せることができます。

 

 

過度にダイエットをしようとすると、
本当に悪影響になるので、
注意してくださいね。

 

 

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この記事を書いた人

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思春期の子育てアドバイザー

親を変えることで、子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。
  • 反抗期が激しく親と食事すらとらない子が、5教科合計481点獲得
  • 勉強嫌いでスマホ依存の子が、次のテストで5教科合計113点UP
  • 不登校だった子が学校に行けるようになり、5教科合計462点獲得
など道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。

子どもが自ら勉強するようになる方法を解説する「7日間で成績UP無料講座」には、これまで5万人以上の方が参加し、次のテストで5教科合計100点以上UPした子が続出している。

著書:高校受験 志望校に97%合格する親の習慣(青春出版社)、中学生の勉強大全(主婦の友社)、ウチの子思春期(すばる舎)など。

メディア掲載:読売新聞、東洋経済オンライン、女性セブン、進研ゼミ中学講座、名古屋テレビアップ!、日経xwomanなど。