否定的な発言ばかりする子どもへの向き合い方を知りたい方へ

困難に立ち向かえる、強い心を育むことができます!

否定的な発言ばかりする子どもに関するページ内容

 

ここでは、

子どもの否定的な発言の原因について
解説します。

 

「どうせ私なんて」
「自分はダメな人間だ」など、
自己否定的な言葉を発する
子どもが増えています。

 

否定的な発言の裏には、
学校生活での人間関係や
家庭環境が大きく影響している
ことが
わかっています。

 

元教師の経験から、
その原因と具体的な対処法について
まとめました。


小学生・中学生は否定的な発言が増える3つの原因

そもそもなぜ子どもは、
否定的な発言が増えてしまうのでしょうか。
実は多くの親が知らない、
意外な理由が3つあります。

 

 

もし何か思い当たることがあれば、
早めに改善させましょう。

 

自信の欠如

1つ目は、自信の欠如です。
失敗体験が積み重なったり、
他人と比較されたりすることで、
自信をなくします。

 

すると、ネガティブな考えとなり、
否定的な発言が増えるでしょう。
また、褒められる経験が
少ないことも一因です。

 

自己肯定感の低下

2つ目は、自己肯定感の低下です。
親や教師から否定的な言葉を言われ続けると、
自己肯定感が下がります。

 

たとえ失敗経験がなくても、
無意識で否定的な言葉を使うようになるでしょう。
また、過度な期待や結果へのこだわりも、
ネガティブな考えにつながります。

 

親子関係の悪化

3つ目は、親子関係の悪化です。
親子の信頼関係が薄れると、
自分の未来に希望を持てなくなります。

 

その結果、
「どうせ俺なんて」
「努力してもムダ」
などの否定的な発言が増えてしまうのです。

 

以上、3つの理由が、
子どものネガティブな考えや
否定的な発言につながります。

 

子どもが否定的な言葉を言ったときの親の対応法

では子どもが、
否定的な言葉を言ったときは、
親はどのように対応すればいいのでしょうか。

 

 

すぐにできる3ステップをお伝えします。
まずはこの対処をやってみましょう。

 

冷静に受け止め共感する

まずは言葉を冷静に受け止めつつ、
辛い気持ちに共感しましょう。

 

たとえば、
「生きている意味がわからない」と言われたら、
「そう思うくらい辛かったんだね」と共感を示します。

 

辛い気持ちに寄り添うことで、
「親は自分の気持ちを理解してくれる」
と思うからです。

 

その結果、親子関係が良好になり、
気持ちが前向きになっていくでしょう。

 

気持ちを吐き出させる

次に、どんどん気持ちを吐き出させましょう。
吐き出すことで、心が楽になるからです。
「何が一番つらかった?」など、
子どもの気持ちを引き出す質問をするといいでしょう。

 

視点を変える質問をする

最後に、視点を変える質問をしましょう。
たとえば、テストの成績が悪く、
先生から叱られて落ち込んでいるときに、

 

「結果は残念だったね。
ところで○○君とはうまくいっているの?」
と聞いてみる感じです。

 

勉強面ではうまくいっていなくても、
友達関係はうまくいっていると思わせることで、
別のポジティブな面を引き出すことができるでしょう。

 

以上、3つのステップを行うことで、
子どもの気持ちを切り替えることができます。

 

思春期の子どものマイナス思考を直すアプローチ手順

では、根本的にマイナス思考を改善するには、
どうすればいいのでしょうか。

 

 

この声かけができると、
子どものネガティブな面が減ります。
親としても子育てが楽になるでしょう。

 

良好な親子関係を作る

はじめに、良好な親子関係をつくることです。
親の愛情を的確に伝え、
子どもに「自分は価値のある人間だ」
と感じてもらいましょう。

 

そのためには、子どもの正常な要求(甘え)を
たくさん聞いてあげることが大切です。
自己肯定感のUPにもつながるでしょう。

 

小さな成功体験を積ませる

次に、自信の欠如を補うために、
小さな成功体験を積ませましょう。
ちょっとした目標を決めて、成功体験を増やすことで、
ポジティブな心の変化が生まれます。

 

たとえば、漢字の小テストは
丸暗記すれば誰でも満点が取れるので、
そこで頑張らせるのもいいでしょう。

 

「自分は漢字が得意だ」と感じさせることで、
自信がつきます。
他にも、スポーツや芸術活動、
趣味の分野で活躍の場をつくるのもいいでしょう。

 

上手くいったことを褒める

最後に、上手くいったことを小まめに褒めましょう。
子ども自身が気づかない成功も、
親が言葉にして伝えることで自信につながります。

 

とはいえ、思ってもいないことを
褒める必要はありません。
間違った褒め方をしてしまうと逆効果になるため、
注意しましょう。

 

子どものマイナス思考に付き合うのが辛い時は?

親として、子どものマイナス思考に
付き合うのが辛いこともあるでしょう。

 

 

イライラして怒ってしまうと、
ますます親子関係が崩れ、
状況は悪化してしまいます。

 

 

そのため、親として
次の3つのことを意識してください。

 

無理に変えようとしない

無理やり子どもの思考を変えようとしても、
うまくいきません。

 

子ども自身が「マイナス思考の状態が好き」
と感じている場合もあります。
焦らず、できることを淡々と続けていきましょう。

 

一人で抱え込まない

苦しいときに一人で抱えこんでしまうと、
キャパオーバーになります。
スクールカウンセラーや
信頼できる第三者の助けを借りましょう。

 

自分自身をリフレッシュする

子育てと仕事、家事の毎日は、誰でも苦しくなります。
週末のご褒美や友人とのランチなど、
リフレッシュの時間を作りましょう。

 

定期的に親自身が心身を整えることで、
子どもへの接し方も変わります。
毎日10分、15分でもいいので、
強制的に自分時間を作るのがおすすめです。

 

以上3つを意識して、親自身の負担を減らしながら、
長い目でゆっくりと取り組むことが大切です。

 

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上記でお伝えしたように、
子どものマイナス思考を改善するには、
親子でより良い関係を築く必要があります。

 

 

とはいえ、子どもが反抗的で会話すらできなかったり、
部屋に引きこもってばかりだったりする
ケースもあるでしょう。

 

 

こうした状態から良好な親子関係を築くためには、
思春期の子どもの心理や関わり方を
理解しておくことが大切です。

 

 

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