子どもの字が汚いと悩んでいるお母さんへ

短期間で字がきれいになるトレーニング方法とは?

字が汚い子どもに関する相談

道山ケイ先生、

いつも楽しく記事を読んでいます。
うちの子は昔から字が汚いので、
国語の点数が悪いです。

 

どうしたら治るのでしょうか?
また字が汚い子ならではの長所って
あるのでしょうか?道山先生の見解を
教えていただけると嬉しいです。

 

実は私も昔から字が汚く、
何度も先生から叱られてきました。
最近多少改善しましたが、
それでも他の方よりも汚いです。

 

 

そこでこの記事では、
字が汚い場合のメリットデメリットや
短期間で治すトレーニング方法
つい雑になる理由などをまとめました。

 

 

お子さんの字が汚くて悩んでいる
お父さんお母さんは必見です!

 

男の子の方が字が汚い理由と長所

字が汚い子ども

字が汚い子どもの多くは男の子です。

ではどうして男の子の方が、
字が汚いのでしょうか?
私は次の2つが理由だと考えています。

 

理由① 大雑把な性格な子が多い

一番多い理由はこれです。
字が汚いのは性格の問題です。
きれいに書けないのではなく、
きれいに書こうという意思がないのです。

 

 

私自身がまさにこの状態でした。
普段のノートや宿題などの時は、
字をきれいに書こうと思わなかったのです。

 

 

一方高校入試の小論文や解答は、
きれいに書くことができました。
つまり気持ちの問題ということです。

 

理由② 頭が切れる子が多い

林修先生によると、
東大生は字が汚い子が多いそうです。

 

 

これは他の子以上に頭が切れるため、
考えている内容を文章にするときに、
手が追い付かないからです。

 

 

そのため字が雑になってしまいます。
きれいに書こうと思えばかけるのですが、
普段の勉強などでは感じたことを、
少しでも早く文章化したいため雑になるのです。

 

 

私の経験上、
字が汚い子は上記の2つが原因です。
お子さんの場合どちらに当てはまるか、
一度考えてみてください。

 

 

これからの時代、きれいさは必要なのか?

書道のイラスト

字をきれいにする方法をお伝えする前に、

一つ大事なお話をします。

 

 

そもそもこれからの時代、
字をきれいに書くことは重要なのか?
ということです。

 

 

あくまでも私の考えなので、
これが100%正しいとは
思わないでいただきたいのですが、
「95%の子は必要ない」と考えています。

 

 

なぜならロボット化が進むからです。
現時点でも文章というのはほとんど
パソコンやタブレットで作り印刷します。
字を書くことがかなり減ってきているのです。

 

 

また最近では、
自筆のように見せることができる
印刷機も出てきています。

 

 

こういった時代の変化を考えると、
字をきれいに書く力というのは、
ほとんど必要なくなると思うからです。
もちろん、

 

 

  • 書道家
  • 字の書き方を教える先生

 

 

などは今後も必要なので、
全人口の5%くらいは、
字がきれいという理由で仕事をすると思います。

 

 

しかしこの割合は今後さらに減っていく
というのが私の見解です。
※この意見が正しいかどうかはわかりません。

 

誰でも1日でできるシンプルな直し方

字がきれいな子ども

もしお子さんの字が汚いとき、

どのように直していけばよいのでしょうか?
ポイント1にお伝えしたように、
字が汚い原因は意識です。

 

 

きれいに書こうという意識がないため、
字が雑になってしまうのです。

 

 

もしお子さんが字をきれいにしたいと思ったら、
字をきれいに書きたいという意識を持てば、
100%今よりきれいになります。
1日で改善できるわけです。

 

 

また私は教師として子どもたちのノートを
数え切れないほどチェックしてきましたが、
「きれいに書こう」という意識をもって書いていれば、
字が汚いことが理由で減点されることはありません。

 

 

わざわざお金を払い硬筆を学ばなくても、
綺麗な子と同じ点数をもらうことができるのです。

 

 

なぜすぐに直らないのか?子どもの心理を解説

書道

ここまでの記事を読んで、あなたは、

 

 

 

道山先生!
意識するだけならすぐに直りそうですね!


と思われたかもしれません。
実はそう簡単に解決することはできません。

 

 

なぜなら最も難しいのは、
「字を綺麗に書きたい」という意識
持たせることだからです。

 

 

字が汚い子は、
そもそもこの意識が薄いため
いつまでたっても綺麗にならないのです。

 

 

では字をきれいに書きたい
という意識を持たせることができるのか?
少し面倒ですが次の2つの方法を試してみてください。

 

①書道を習わせる

書道というのは、
「字がきれい=優秀」という価値観です。
小さいころから書道を習っている子は、
字がきれいという点でほめられる経験をします。

 

 

この経験が字をきれいに書こう
という意識を育むのです。
これはある意味洗脳のようなものですが、
ゆっくりと意識を変えることができます。

 

 

子どもがまだ小さいなら、
1年間でも書道を習わせれば、
自然にきれいになると思います。

②損する経験が来るまで待つ

書道に入れるタイミングがない場合、
損する経験が来るのを待つという方法がおすすめです。
ロボット化が進んでいるとはいえ、
まだまだ自分で字を書く機会は多いです。

 

 

字が汚いとどこかのタイミングで、
必ず損する経験をします。

 

 

  • ノートの点数が下げられる
  • 計算ミスをする
  • 高校入試の小論文で落とされる

 

 

などです。
こういった経験をするまで待てば、
自然に字をきれいに書こうという意識を
持つ子もいます。

 

思春期の子育てにおいて、
最も難しいのは子どもの意識を変えることです。
字をきれいにするというのはまさに意識改革です。

 

 

時間はかかりますが上記の2つの方法で、
少しずつ意識改革をしていくことが大事です。

 

 

時間をかけて行うトレーニング方法はコレだ!

鉛筆のイラスト

もしお子さんに

「字をきれいに書きたい」
という意識を植え付けることができたら、
後は半自動的にきれいになります。

 

 

なぜならきれいな字が書ける
トレーニングをすれば良いからです。
私が大学生の時に行った
シンプルなトレーニング方法を紹介します。

 

 

まずは本屋に行って、
ユーキャンのボールペン字講座の
テキストを買ってきます。
1000円くらいで買えます。

 

 

あとは毎日2ページずつ、
このテキストに沿って練習するのみです。

 

 

ユーキャンというと
通信教育のイメージがありますが、
わざわざ高いお金を払って
通信教育を受ける必要はありません。

 

 

本屋に売っているテキストで、
十分綺麗になります。
もしやる気があるならこちらの方法で、
さらに上のきれいさを目指していきましょう!

 

書き順を意識するだけで、字が綺麗になる

書き順

字を綺麗にする上で、

もう一つ大事なことがあります。
書き順です。

 

  • ひらがな
  • カタカナ
  • 漢字

 

などの書き順は、
最も書きやすく、
綺麗な字になるように
作られています。

 

 

つまり、書き順が間違っている子は、
それだけで字が汚くなってしまうのです。
そこで、新しい字を覚えるときは、
正しい書き順で書けるようにしましょう。

 

 

また、すでに間違っているものは、
夏休みなど時間があるときに、
少しずつ直していくことが大切
です。

 

 

今はネットで調べれば、
正しい書き順が出てくるので、
一度調べてみてください。

 

短期間で子どもの成績を上げる道山流学習法とは?

道山ケイの成績アップメール講座

ここまでにお伝えした、

字が汚い子どもの直し方を実践すれば、
誰でもすぐにきれいになります。

 

 

ただポイント2でお伝えしたように、
私自身は字のきれいさは、
今後それほど重要視されない時代
突入してきていると思います。

 

 

では何が大事なのか?

 

 

その子が本当にやりたい夢を見つけ、
それを叶えることが大事だと思っています。

 

 

夢の見つけ方については、
私の公式ブログ等でお伝えしているので、
よかったらそちらを参考にしてみてください。

 

 

成績を上げる方法については、
現在私が無料で配信している、
7日間で成績UP無料メール講座で、
詳しくお伝えしています。

 

 

よかったらこちらを参考にして、
次のテストで過去最高得点を獲得してくださいね。

 

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動画で解説!!字が汚い子どもの直し方の詳細編

 

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この記事を書いた人

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思春期の子育てアドバイザー

親を変えることで、子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。
  • 反抗期が激しく親と食事すらとらない子が、5教科合計481点獲得
  • 勉強嫌いでスマホ依存の子が、次のテストで5教科合計113点UP
  • 不登校だった子が学校に行けるようになり、5教科合計462点獲得
など道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。

子どもが自ら勉強するようになる方法を解説する「7日間で成績UP無料講座」には、これまで5万人以上の方が参加し、次のテストで5教科合計100点以上UPした子が続出している。

著書:高校受験 志望校に97%合格する親の習慣(青春出版社)、中学生の勉強大全(主婦の友社)、ウチの子思春期(すばる舎)など。

メディア掲載:読売新聞、東洋経済オンライン、女性セブン、進研ゼミ中学講座、名古屋テレビアップ!、日経xwomanなど。