素直になれない子供への対応で悩んでいるお父さんお母さんへ
素直になれない子供に関するページ内容
素直になれない子供の特徴について
解説します。
「ああ言えば、こう言う」
最近そんな子が増えています。
なぜ、子どもは親に対して
素直になれないのでしょうか?
実は2つの心理が関係しています。
この心理を理解して対応をしていけば、
すぐに親の言うことを
聞いてくれるようになります。
その結果、
勉強を頑張らせることができるため、
受験の合格率も大きく上がると思います!
目次
どんな悲劇が起きるのか、
最初に解説します。
私は主に、
2つの悲劇があると考えています。
進路を誤る可能性があることと、
成績が上がらない可能性があることです。
悲劇1 進路を誤る可能性がある
高校入試や大学入試などの
進路を決めていく過程では、
親子での話し合いが大事になります。
子どもだけで自分の人生を決めるは難しいからです。
子どもの意思があるので、
全て親が決めることもできません。
つまり、親子で話をして
決めていかないといけないのです。
この時、子どもが素直じゃないと、
わざと嘘の進路や気持ちを言ったりします。
すると進路選択を間違えてしまうため、
高校進学後に「楽しくない」と言って、
辞めてしまう可能性が高くなります。
悲劇2 成績が上がらない可能性がある
素直じゃない子どもは、
人のアドバイスを素直に聞き入れることができません。
例えば、成績をあげたいと思った時、
効率の良い勉強をすれば成績はすぐに上がります。
しかし素直じゃない子どもは、
親がどれだけ「こういう風に勉強方法を変えた方がいいよ」
と言っても聞きません。
その結果、いつまでたっても成績が上がらず、
高校受験、大学受験で不合格になってしまう
確率がぐんと上がってしまいます。
このように、子どもが素直になれないと、
デメリットがたくさんあります。
1日でも早く素直な性格になるよう、
今からお伝えする解決策をやっていただければと思います。
素直になれないのでしょうか。
実は2つの心理が関係しています。
自分の考えを試してみたいという心理と、
親の言うことを聞きたくないという心理です。
理由1 自分の考えを試してみたいという心理
最初は「自分の考えを試してみたい」という心理です。
このケースは全く問題ありません。
なぜなら自分の考えを試してみたいという心理は、
「自立したい」という気持ちの表れだからです。
自立は子どもが成長していく上で、
必ず通過しないといけない部分です。
子どもが「自分のやり方でやってみたい」
「だからお父さんとお母さんは黙っておいてくれ」
という気持ちなら、
「あなたの好きなようにやってみなさい」
という感じで待ってあげましょう。
いつか失敗したタイミングで、
親を頼ってくるはずです。
理由2 親の言うことは聞きたくないという心理
もう一つは、
親の言うことは聞きたくないパターンです。
これは非常に危険な心理です。
なぜなら、
お父さんお母さんのことが好きじゃないから、
わざと反発したいという気持ちだからです。
※厳しい話でごめんなさい。
この状態が続く限り、
親がああ言えば子どもは逆の意見を言うので、
話がまとまることはありません。
親にわざと反抗しようという気持ちで
素直ではない場合は、少し注意が必要です。
子どもは素直になるのでしょうか。
一番大事なのは、
子どもの気持ちを共感することです。
例えば、自立心が出てきたパターンの場合、
子どもが自分でやってみたいと言ったとします。
この時、親が無理やりやめさせると
子どもは自分の意思を聞いてくれない親に対して
反抗心を持ちます。
すると「親の言うことは聞きたくないパターン」
になってしまいます。
そうではなく、親が
「いいよ!自分がやりたいようにやってみな!」
「そうだよね。そんなことやってみたいよね。」
という感じで、親が子どもの気持ちに共感してあげると
子どもは「自分のことを認めてくれているんだ」と感じます。
そして、とりあえず、
自分がやりたいことを続けていくわけです。
しかし、親のアドバイスを聞かなかったら、
いずれ子どもは失敗します。
すると失敗したタイミングで、
子どもは「お父さん、お母さんが言ってたのは、
こういうことだったんだ」と気が付きます。
その後から、
ようやく親のアドバイスを素直に聞くようになります。
そのタイミングが来るまで、子どもの気持ちに
共感してあげることが大切です。
素直になれない子どもの場合、
原因は愛情バロメーターが
下がっていることです。
愛情バロメーターとは、
子どもがどれだけ親の愛情を
感じているかを
表した数値です。
つまり、お父さんやお母さんの愛情が、
上手に子どもに届いていない状態です。
そこで、上手に子どもに愛情を伝え、
親子関係を作っていくことが大事になります。
その上で、子どもの気持ちに共感することが大事です。
子どもが色々言ってきても、
「あ、そうなんだね」という感じで、
一旦は受け止めることで、
「お父さんとお母さん、変わったな。」
「僕の気持ちを聞いてくれるようになったんだな」と子どもは感じます。
すると、良好な親子関係ができて、
初めて親の気持ちを聞いてくれるようになります。
なお、愛情バロメータを上げるテクニックは、
私が現在無料で配信している思春期の子育て講座で、
詳しく解説しています。よかったらこちらも参考に
していただければ幸いです。
最初の段階では共感してあげれば良いですが、
やはりお父さんお母さんとしては、
子どもに伝えたいことがあると思います。
その気持ちは、
どのように伝えていけばいいかというと、
「さりげなく伝える」ことがポイントです。
直接伝えようとすると子どもは必ず反発します。
それは一番やってはいけない方法です。
そうではなく間接的に伝えましょう。
例えば、子どもが勉強方法を間違えているとします。
「それは違う!」という言い方をすると、子どもは反発をします。
そうではなく、塾や家庭教師の先生などに伝え、
間接的に伝えてもらうようにしましょう。
進路であれば、学校の先生に親の意思を伝え、
先生から子どもに伝えてもらいましょう。
このように、さりげなく伝えることで、
子どもが聞く耳を持つ確率が上がります。
【第三者を介さず伝える方法】
塾や学校の先生を介さず、
子どもに親の意思を伝える方法もあります。
例えば、親が行ってほしいと思っている
学校のパンフレットを予め取り寄せておきます。
そして、それを子どもが見えるところに置いておくという方法です。
直接渡すと強制になってしまうのでNGです。
さりげなく置いておくことで、
子どもに自分で気づかせることができます。
あまり露骨にやり過ぎるのは良くないですが、
高校を検討するのは親として当たり前の行為なので、
パンフレットを取り寄せて机の上に置いておくくらいは、
問題ありません。
ものすごく複雑な心理で生活しています。
ここを理解できないと、
無駄にぶつかってしまいます。
そこで次のページでは、
思春期の子どもの複雑な心理状態や
特徴について、より詳しく解説します。
もし今お子さんと会話が成り立たないとか、
毎日のように喧嘩をしているのであれば、
お子さん特有の心理を理解しておくと、
問題が無くなると思いますよ。
また、上記のことを理解していても、
つい、子どもが親に反発すると、
イライラしてしまうこともあると思います。
そこで次のページでは、
子どもにイライラしたときの解消法をまとめました。
「もう、限界」と悩む前に、今できることを行ってみてください。
すぐに、気持ちが楽になると思いますよ!
子どもを素直にするためには、
愛情バロメータを上げることが
大事になります。
特に、子どもの話を上手に聞き、
毎日学校で起きたたわいもない出来事を、
話してくれるような関係になると、
子どもは親の言うことも聞いてくれるようになります。
そこで現在私は、子どもとの会話が3倍増える、
話し方テクニックを無料で伝える、
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- 愛情バロメータとは何か?具体的な上げ方例
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