もしかしたら学習障害なのでは?と悩んでいるお母さんへ

他の子以上に勉強が進まない!と思ったら…

LDの子供の特徴のページ内容

 

ここでは、
思春期のこどもがいるお母さん向けに、
LDの子どもの特徴と診断方法について
解説します。

 

学習障害といわれるLDですが、
最近かなり増えているように感じます。
ただ勉強が苦手なだけなのか、
発達障害なのか、判断が難しいです。

 

そこでこのページでは、簡単に実践できる
学習障害診断テスト
掲載しました。

 

あくまでも私の感覚にはなるのですが、
もし不安であれば一度チェックしてみると、
良いと思います。


勉強嫌いか発達障害か見分ける方法

学習障害

ただ勉強が嫌いで苦手な子と、

学習障害の子では対応方法が
大きく異なります。

 

 

勉強嫌いや苦手なだけであれば、
適切なサポートをすれば、
すぐに成績は上がります。

 

 

詳しい勉強方法とサポート方法については、
道山ケイの成績UP無料講座の方で、
解説していますのでこちらを参考にしてみてください。

 

 

上記の方法をしっかりできているのに、
成績がオール2以上上がらないなら、
学習障害の可能性があります。

 

 

3章以降で説明するサポートを
学校と連携しながら進めていく必要があります。

 

学習障害診断テスト!何個当てはまるか?

LD

道山流学習法を、

きちんと実践できているのに、
成績がオール2以上上がらないなら、
一度下記の診断テストを行ってください。

 

 

半分以上に当てはまるなら、
学習障害(LD)の可能性があります。
ただこのテストは私の経験則で、
作成したものです。

 

 

医学的な根拠はありませんので、
この点のみご理解いただければと思います。

 

①学校の授業がほとんど聞き取れない

得意不得意という形ではなく、
全ての教科で授業の内容が聞き取れないという特徴です。

 

②自分の言いたいことを言葉にできない

同じ年齢の他の子と比べて、
自分が伝えたいことをうまく言葉で表現できない特徴です。

 

③本を読むスピードがかなり遅い

同じ年齢の他の子と比べて、
本を読むスピードが2倍以上遅いという特徴です。

 

④規則正しく文字を書くことができない

文章を書くと文字の大きさがバラバラだったり、
少しずつ右や左に曲がってしまうという特徴。

 

⑤数学で文章問題が一つもできない

算数や数学で、
教科書の例題レベルの文章問題が1問もできないという特徴

 

⑥ディベートができない

クラス活動や部活動などで、
自分の意見を出して方向性を
決める活動ができないという特徴です。

 

⑦論理的に話せないため感情的になってしまう

物事を論理的に話すことが苦手で、
それを指摘されると感情的になってしまう特徴。

 

⑧文章を読んでも理解できない

3学年下の子が使っている国語の教科書に
載っている物語を読んでも意味が理解できない。

 

⑨正しい語句の順番で文章を書くことができない

文頭で使う接続語をなぜか文末で使ってしまったり、
長い文章を書こうとすると意味不明な語順になってしまう。

 

⑩一桁の計算が頭の中でできない

九九や一桁の足し算引き算が頭の中でできなかったり、
できたとしてもとんでもなく時間がかかってしまう特徴。

 

 

何度も言いますが、
きちんと道山流学習法で勉強していない状態で、
できない場合はただ勉強していないだけという
可能性があります。

 

 

しっかり行っているのに、
5つ以上当てはまるなら、
学習障害(LD)の可能性があります。

 

勉強の前に「年齢別・症状別の特徴」を理解しよう

発達障害

お子さんが学習障害の可能性がある場合、

まずは学習障害の特徴を理解しましょう。
そのほうが、適切にサポートが
できるようになるからです。

 

 

学習障害とひとえに言っても、
主に3つの症状にわかれます。

 

文字を「読む」ことが苦手(ディスレクシア)

文字を読むのが苦手なタイプを、
ディスレクシアといいます。
子どもによって、

 

  • ひらがな
  • カタカナ
  • 漢字

 

どれが苦手になるかわかりません。
複数苦手なこともあります。
イラストなどを利用して教えることが
大切になります。

文字を「書く」ことが苦手(ディスグラフィア)

文字を読めるのに、
書けないタイプをディスグラフィアといいます。
文字がまっすぐ書けないので、
ノートを取ることも難しいです。

 

 

本人は黒板の文字を移しているつもりなのに、
鏡文字になってしまったりします。

文字を書くことができても、
書くスピードが異常に遅いケースもあります。

数字の「計算」が苦手(ディスカリキュリア)

数字を書いたり、
計算したりするのが苦手なタイプを、
ディスカリキュリアといいます。

 

 

数字の規則性が理解できないため、
文字式、図形、グラフなども
理解するのが難しいです。

 

 

まずはお子さんがどのタイプの学習障害か、
理解しましょう。

 

同じ年齢の子と比べると判断できる

当たり前ですが、
年齢的に難しいケースもあります。
たとえば、小学校低学年の子に、
連立方程式を理解させるのは難しいでしょう。

 

 

そこで大切なのは、
同じ年齢の子と比べて、
どの程度できないかをチェックする
ことです。

 

 

小学1年生の子でもできる足し算が、
小学4年生になってもできないなら、
ディスカリキュリアかもしれない、
と判断するようにしましょう。

 

間違った接し方をする前に!親がすべき対応

勉強

もしお子さんが学習障害だと

判断できたとしたら、
どうしたら良いのでしょうか?

 

 

以下に示すサポートを、
しっかり行えば、
オール2レベルまでの成績は、
きちんととれます。

 

 

つまり公立高校に進学することが
できるので大丈夫です。

 

サポート1 マンツーマン指導

学習障害の子というのは、
文章を読んで理解するのが苦手です。
自分一人で動画や参考書を見ながら、
勉強を進めていくことができません。

 

 

そこでお父さんお母さんが教えるか、
家庭教師の先生を頼むなどして、
マンツーマンでサポートする体制を、
整えるようにしましょう。

 

 

きちんとしたサポートができれば、
子どもも理解できるようになります。

サポート2 短時間コツコツ学習法

LDの子は長時間集中して、
勉強を進めるのが苦手です。
そこで1回の勉強時間を
短くすることを意識してください。

 

 

最初は15分くらいからスタートしても良いので、
毎日コツコツ続けていくようにしましょう。
習慣になればストレスをそれほど感じずに、
勉強をしていくことができます。

 

道山流学習法を実践しつつ
以上の2つのポイントをみてしてください。
これだけで最低限高校に進学できる
レベルの学力はつくと思います。

 

学校と連携して行うべき学習サポート法

自習

最後に学校の先生との

連携方法についてまとめておきます。
学習障害の子は学校での勉強に
ついていくのが非常に困難です。

 

 

そこで予め先生に、
子どもがLDであることを
伝えておきましょう。

 

 

これをしておかないと、
「なんでこんなこともできないんだ!」
という感じで先生から無駄に咎められ、
それが原因で不登校になる可能性があります。

 

 

また、

  • 重要な提出物があるときは家に連絡をしてもらう
  • 授業についていけなくても許してもらう
  • 提出物ができない時は親が手伝う可能性がある

 

 

ということも
併せて伝えておくと良いです。
提出物を手伝うことがダメと言われたら、
減点してもらってOKと伝えれば良いです。

 

 

LDの特徴や対応方法について、
まだまだ知らない先生も多いので、
親から伝えておくことが大事になります。

 

発達障害でも問題なし!道山流学習法

道山ケイの成績アップメール講座

ここまで読んで、

もしあなたのお子さんが
学習障害だったとしても
決して落ち込むことはありません。

 

 

今までお伝えしてきたサポートを
しっかり実践すれば、
普通の子と同じように高校に進学できますし、
大学にもステップアップしていくことが可能です。

 

 

ただ勉強方法を間違えていたり、
親が子どもの学習に対するやる気を
引き出すことができなければ、
成績はオール1のままでしょう。

 

 

そうなってからでは困りますよね?

 

 

でも安心してください。
私が現在配信している、
7日間で成績UP無料メール講座の中で、
これらを全て解説しています。

 

 

この通り勉強とサポートをすれば、
普通に勉強するのと比べ、
3倍以上効率よく進めることができると思います。

 

成績が上がる無料メール講座

 

動画で解説!!学習障害の子どもの特徴の詳細編

 

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