思春期の子どもをうざいと思ってしまう方へ

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子どもを嫌いになった時の対処法に関するページ内容

 

ここでは、 思春期の子どもがうざいとき
対応法を解説します。

小学校高学年から、
中学生頃になると、
親に反抗的になる子もいます。

暴言などを吐かれると、
嫌いになったりかわいくなくなったり、
することもあるでしょう。


もう限界!と思ったときに、
親ができる対応法をまとめたので、
参考にしてみてください。




思春期になると親に反抗的になる2つの原因

なぜ思春期になると、
子どもは親に反抗的な態度を
とるようになるのでしょうか?

  • 自立(アイデンティティの確率)
  • 愛情不足

主に、この2つが関係しています。
詳しく見ていきましょう。

①自立(アイデンティティの確率)
思春期までの子どもは、
親や先生などの大人から
言われるルールに従って生きてきました。

特に疑問をもったり、
反発するようなこともなかったでしょう。


しかし思春期になると、
「これをやってみたい」
「こうした方がいいんじゃないか」
という自分の意志が出てきます。

これが親の意見と異なると、
反発するようになるのです。


②愛情不足
思春期に限らず、子どもは
親から愛されたいという願望をもっています。

さらに、「認めてほしい」「自分のことを理解してほしい」
という承認欲求も持っています。

それなのに、

  • 認めてもらえない
  • 求めていることを何をやってもらえない

こういった状況では、愛されているのか不安に思い、
親の愛情を確かめるために
わざと反抗することがあります。



わざと悪い態度をとったり、
暴言を言ったりすることで、
親の反応を確かめているのです。

こういった「自立」や「愛情不足」が理由で、
子どもは親に反抗するようになります。


自立は、子どもから大人へ成長するときに
必要な過程
だと捉えて、
深く考えすぎないのが一番です。


ただし、「愛情不足」の場合は、
ここを改善しないと治らないため、
注意が必要です。


子どもがかわいくない暴言を吐いたときにかける言葉

子どもの反抗が
「自立」によるものなのか
「愛情不足」によるものなのか、
どのように見分けられるのでしょうか?


そこで、
子どもが言ってくる暴言を、
改めて思い出してみてください。



「うぜー」「だまれ」「死ね」
こういった親を傷つける言葉を使う場合は、
愛情不足である可能性が高いです。

言われてもグッとこらえて、その場を離れましょう。
そして、子どもが落ち着いてから
「あの言葉は良くないんじゃないの?」
と伝えるようにしましょう。

すぐに注意しても、余計に子どもはカッとなるからです。
日ごろから子どもの希望をできるだけ聞いて、
愛情不足を解消することが大切です。

「もういいわ」「むかつく」「知らん」
イライラを表現する言葉であれば、
そこまで気にする必要はないでしょう。
子どもからすると言われたくないことを言われて、
カッとなって言ってしまった言葉だからです。

このときもいったん距離を置いた後で、
「さっきは嫌がること言っちゃってごめんね」と
謝れば大丈夫でしょう。


子どもの意見にどうしても賛成できない場合は、
落ち着いたタイミングでどこまでがOKでどこからがダメなのか、
どういった理由でダメなのかをきちんと話し合うことが大切です。


子どもをうざい、嫌いと限界を感じたときの3つの相談先

子育てをしていれば、
子どもに腹を立てることは
誰でもあるでしょう。ただし、

  • このままだと手を出してしまいそう
  • 子どもと一緒にいるのがつらい

こういった状況であれば、
あらかじめ第三者に相談しておくといいです。


事が大きくなってからでは、遅いからです。
頼れる人がいるだけで、
イライラが落ち着くこともあるでしょう。
相談先を、3つ紹介します。

①学校
信頼できる先生がいれば、相談しやすいでしょう。
子どもの普段の様子もわかっているため、
先生と連携して改善に向かうこともできます。

担任の先生やスクールカウンセラーなど、
話しやすい人に話を聞いてもらいましょう。

②児童相談所
児童相談所は、
子育ての不安を解消するためのアドバイスや、
必要な援助をしてくれます。
秘密も厳守されるので、安心して相談できるでしょう。

③警察
  • 子どもが暴れて手をつけられない
  • 子どもからの暴力がある

こういった大怪我や命の危険に関わる場合、
警察の協力が必要なときもあります。


事前に相談していれば、
パトロール中に気にかけてもらえたり、
早い対応をしてもらうことができるでしょう、

警察に相談するのは、
敷居が高いように感じるかもしれません。

しかし大きなトラブルになる前に、
相談しておくのがおすすめです。

他にも、市町村の子育て相談だったり、
電話での相談などもできます。
ひとりで悩まないこと、頑張りすぎないことが大切です。


小学生でも中学生でもイライラしなくなる接し方2つのコツ

最後に、
思春期の子育ての悩みが
軽減する方法を
お伝えします。

  • 期待を下げること
  • 干渉しすぎないこと

この2つがとても大事です。
詳しく見ていきましょう。

①期待を下げる
  • 子どもがゲーム時間を守らない
  • やると約束したのに勉強をしない

こういったことで、イライラしていませんか?
1回ルールを決めただけで、
完璧に守れる子はほとんどいません。


最初の段階では、1週間という枠で考えて
「守れる日が半分くらいあればOK」くらいに、
子どもへの期待を下げることが大切です。

②干渉しすぎない
思春期の子どもは、自立する時期です。
親がアレコレ言いすぎると、反発せざるを得なくなります。
そこで、干渉の頻度を減らすようにしましょう。

もしかしたらゲームをやりすぎて、
成績がガクッと下がることもあるかもしれません。
でも、大丈夫です。
失敗して学ぶことも、たくさんあるからです。

  • 法律に違反すること
  • 人を傷つけること
  • 他人に迷惑をかけること

この3つは、親が厳しくしつける必要があります。
しかしこれ以外のことは、
親がコントロールを手放すことも「自立」には必要です。

「子どもはこうあるべき」という理想が高すぎると、
不安やイライラにつながります。
子どもへ期待と干渉を減らすことで、
子育てのストレスを軽減することができるはずです。


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