小論文の対策方法がわからない中学生へ
小論文対策のページの内容
ここでは、
高校受験の小論文対策
について詳しく解説します。
推薦入試などで面接とともに、
合否のカギになるのが小論文です。
ではどういった書き方をすれば、
高校入試に合格できる点数が
取れるのでしょうか?
実は確実に高得点が取れる型
というものがあります。
この流れに沿って書いていけば、
誰でも簡単に高得点が取れるのです!
まもなく受験で時間がない場合、
まずはこのページでお伝えしている型で
書いてみてください。
高評価が得られる小論文が、
スラスラ書けるようになると思いますよ。
目次
【あなたの受験勉強の仕方間違っていませんか?】
高校受験に確実に合格したいなら、
入試直前までに行う勉強が大事になります。
では、あなたが行っている勉強方法って本当に合っていますか?
以下のページにまとめた学習方法は、
最も効率よく偏差値が上がる受験勉強法です。
一度あなたの行っている勉強方法と比べてみてください。
もし違いがあるならそこを加えれば合格率もUPしますよ。
よく出題される小論文のテーマと例題は過去問をチェック
小論文と聞いても、どういったものなのか、
イメージが付かないのではないでしょうか?
そこで、過去に高校入試で、
どういった例題が出たのか、
過去問からいくつか紹介します。
基本的に高校入試の小論文は、
次の3つのパターンに分かれます。
テーマ①題名だけ与えて意見を求める
水に対するあなたの考えを書きなさい。
ノーマライゼーション
(障害を持つ人と持たない人が同じ環境の中で
互いに助け合って暮らす社会がノーマルだとする考え方)
についてあなたの考えを述べなさい。
あなたはどんな大人になりたいですか。
そのためにどのような高校生活を送りたいですか。
テーマ②文章を与えてそれに対して意見を求めるもの
(新聞の抜粋記事)を読んだ後で、
優しい社会とはどのような社会か。
また、そのような社会を作るには、
どのようなことが必要か。
(文章「東日本大震災に関する」)を読み、
助け合いについて書きなさい。
テーマ③グラフや表が与えられて、それについて意見を求めるもの
(食料自給率に関するグラフ)を読み、
日本の食料自給率を上げるべきか、
現状のままで良いか書きなさい。
これらは実際に、
都立高校の小論文で出題されたテーマです。
※一部のみ内容を変更しております。
最近では上記の内容に加えて、
「あなたの体験や経験をもとに書きなさい」
と加えられているものもあります。
まずはあなたが受ける学校や都道府県の
過去問をチェックして、
上記の3つのどのパターンの設問が出題されているか
チェックすることが大事です。
書き方のコツ①小論文とは何かを理解する
そもそも小論文とはなにか?多くの子は、小論文を感想文だと、
勘違いしています。
これが高得点を取れない理由です。
小論文指導のプロであり、
「ぶっつけ小論文」の著者である、
樋口裕一先生は、
小論文について以下のように説明しています。
小論文の基本は「YesかNo」
「テレビ番組の低俗化」について書くとすれば、
君が書くべきなのは「最近の番組の低俗化」
についてYes、つまり賛成の立場をとるか、
No、つまり反対の立場をとるかなのだ。
論文とは、すべて、
何かの命題に対して賛成か反対かを
論じるものなのだ。
ただ「●●をして楽しかったです」と書いたところで、
小論文で高得点を取ることはできません。
なぜなら、樋口先生が言うように、
小論文は、自分の意見を述べるものだからです。
例えば上で紹介した、
「日本の食料自給率を上げるべきか、
現状のままで良いか書きなさい。」というテーマであれば、
まずは自分はどちらの意見かを決めて、
相手に主張するような書き方をしないといけません。
また「あなたはどんな大人になりたいですか。
そのためにどのような高校生活を送りたいですか。」
というテーマであれば、
ただ「こんな大人になりたい」とだけ書くのではなく、
なぜ、そうなりたいのか。なぜ、そういう大人ではないと
ダメなのかを明確に書くことが大事です。
書き方のコツ②基本の型を理解する
小論文で高得点を取る書き方をするために大事なことがもう一つあります。
それは「型」通り書くことです。
数学の問題を解くときに、
公式に当てはめて解いていくのと同じで、
小論文にも公式(型)があるのです。
この型を知っていて、
その通り書くことができる子は高得点が取れ、
自己流で書いてしまう子は点数が低いのです。
では、どういった型で書いていくと良いのか?
今回は樋口雄一先生のがおすすめする、
四部構成という型を紹介します。
第一部:問題定義
ここでは設問を少し掘り下げます。
例えば「日本の食料自給率を上げるべきか」
という設問だった場合、
「グラフから読み取れるように、
日本の食料自給率は39%と他の先進国と比べて
非常に低い状態です。ではなぜここまで、
下がってしまったのだろうか。」
という感じで、テーマの深堀をします。
また、設問に含まれている用語があいまいな時は、
ここで定義づけをすることも重要です。
「優しい社会」というあいまいなテーマなら、
それはどういう社会なのかを書くことが大事です。
第二部:意見の提示
次に、Yes,Noどちらかの立場から、
問題となっている事柄を把握していきます。
状況、特徴、問題点などについて、
あなたなりの意見を述べていきます。
例えば、「日本に食料自給率を上げるべきだ」
という立場から、食料自給率が下がっている状態について、
大豆、肉、魚などを例に出し、
食料自給率を上げることの重要性を指摘していきます。
ここでのポイントは、
先走り過ぎないことです。
あまりここで深堀りしすぎると、
第三部で書くことが無くなるので注意しましょう。
第三部:展開
第三部では、第二部の話をさらに深堀していきます。
食料自給率が下がっている問題について取り上げたいなら、
食料自給率がこのまま下がり続けた後に起きる問題
について具体的に述べたり、
食料自給率が下がっている原因を、
日本の産業の問題から、
背景を分析することが大事です。
ここでのポイントは、
目に見えない原因や思想などについて、
論じることです。
第四部:結論
最後は結論です。
「したがって私は~と考える」という形で、
自分の主張がYesなのかNoなのかを
はっきりと述べましょう。
Yesの面もあるが、Noの面もあるというように、
あいまいな立場はダメです。
小論文の書き方がわからないという場合、
まずは上記で説明した四部構成で書いてみてください。
何も考えずに書くよりもスムーズに書けますし、
点数も高くなるはずです。
その後、書いた小論文を、
学、塾、家庭教師の先生に添削してもらいながら、
練習を積み重ねていくと上達していきます。
おすすめの参考書や問題集はこれだ
高校受験に合格するための、小論文の書き方について、
具体的な流れは理解できましたでしょうか?
ここまでの述べたように、
基本を押さえて、型に当てはめて書いていけば、
確実に合格点を取ることができます。
その結果、第一志望の合格率もグングン上昇します。
ただ、もう少し細かいポイントもたくさんあります。
例えば、
- 上記で説明した型以外の型
- 「だ、である」or「です、ます」どちらで書くべきか
- 小論文を解くときの時間配分や各章の文章量
- 自分の意見や体験談の入れ方
などです。
これらのポイントまで学ぼうと思うなら、
やはり1冊専用の参考書を購入した方が良いです。
そこでおすすめなのが樋口裕一先生の書籍です。
樋口裕一先生は、
小論文指導では間違いなく実績、
指導力共に日本一です。
実際に樋口裕一先生の書籍通りに進めたところ、
小論文で日本一の成績を取ったという方もいます。
その樋口先生が小論文の高校受験対策用にまとめたのは、
「高校入試!受かる小論文」という参考書です。
1000円ほどで購入できるので、
もし小論文で合否が決まるという場合は、
1冊買っておいても損はないと思います。
高校受験の面接で高得点を取る方法
小論文対策が終わったら、一緒に進めていかないといけないのが、
面接対策です。
どれだけ小論文で高得点をとっても、
面接で良い点数を取ることができなければ、
第一志望の学校に合格できないからです。
そこで次のページでは、
高校入試に確実に合格できる面接対策法を
紹介します。
- 自己PR、長所や短所などの模範解答
- 質問に上手に答える方法
- 最低限抑えるべきマナーや服装
- グングン上昇する練習方法
などについてまとめたので、
よかったら参考にしてみてください。
軽く目を通すだけでも合格率が3倍UPしますよ。
また、推薦入試を考えている場合や、
一部の学校で課題作文が
受験科目になっている場合があります。
そこで、課題作文で出題されやすい
テーマや書き方についてまとめました。
次のページのポイントをしっかりと
実践すれば高得点を取ることができるので、
ぜひ参考にしてみてください。
【重要】最短で偏差値を上げる3つのテクニック
あなたが既に推薦をもらうことができていて、
あとは小論文と面接対策だけ
進めればよいなら、問題ありません。
ただ、もしまだ推薦が貰えるかわからなかったり、
小論文と面接だけではなく、
当日に筆記試験もあるのであれば、
以下の4つも進めていかないといけません。
- 内申点を上げるために学校の定期テストの点を上げる
- 短期間で英単語や漢字を覚えて当日点を上げる
- 集中力とやる気をUPさせ、勉強効率を高める
- 1秒でも多く勉強時間を確保する
これら4つが揃うからこそ、
確実に第一志望の高校に合格できるからです。
そこでおすすめなのが以下のページで紹介している、
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もしまだ読まれていなければ、
こちらも参考にしていただけれると、
さらに合格率が上がると思いますよ
【動画で解説】高校受験の小論文対策詳細編