何歳から子供部屋を作ろうか悩んでいる方へ

手遅れになる前に準備を進めましょう

子ども部屋を作る時期についての相談

現在小学4年生の子どもがいます。

そろそろ子ども部屋を作った方がいいでしょうか。
また、テレビやゲームなどは置いた方がいいか、
どれくらいの広さが必要かアドバイスしてください。

 

思春期の子どもは、
自分の空間が必要です。
つまりそれまでの時期に子ども部屋を作った方が、
精神的に安定します。

 

 

そこで子ども部屋を作る時期の目安、
なぜ必要か、どういった物を置くべきか
など、
気になる疑問を解説しました。

 

 

間違ったタイミングでは部屋を作り、
子どもが引きこもりになってしまう前に、
チェックしていただければと思います。

 

思春期になる前に一人になれる場所を作るべき2つの理由

結論、思春期になる前に、
子ども部屋を作るのがおすすめです。
その理由は、

 

  • 一人になれる空間があると

    心が休まる

  • プライバシーが守られる

 

この2つです。
詳しく見ていきましょう。

 

一人になれる空間があると心が休まる

思春期は、精神的に不安定になりやすく、
学校や家でのストレスを抱えがちです。

 

そんなときに
一人の空間で過ごすことで、
心が休まるタイプの子がいます。

 

「安心できる自分だけの空間」があれば、
学校や家でのストレスを減らすことができるのです。

 

プライバシーが守られる

思春期となると、親に聞かれたくない話も出てきます。
たとえやましいことがなくても、
親には秘密にしておきたいこともあるでしょう。

 

そのときに、親と適度な距離があることで、
子どもも家で過ごしやすくなります。

 

以上2点が、
子ども部屋を作るメリットです。
では、いつ頃から作るのがいいのでしょうか?

 

小学生、中学生、高校生など、何歳から子ども部屋は必要?

私が考える
子ども部屋の適正時期は、
小学校5年生頃と考えています。

 

 

小学校高学年になると、
「ひとりの空間が欲しい」
「プライバシーが欲しい」

このように思うようになるからです。

 

 

中学生、高校生になってからでは
「遅い」と反発されますし、
小学校低学年ぐらいだと
部屋を十分活用できないでしょう。

 

 

そのため、小学校低学年までは服やおもちゃなどを
置いておく物置として活用。その後、
子どもが「自分の部屋が欲しい」と
言い出してから、整える形で十分です。

 

 

子どもがその気になっていないのに、
急に子ども部屋で過ごさせようとすると寂しくなります。
子どもが自分から一人で過ごすと言ってくるまでは、
待ってあげましょう。

 

作る場所(階数)とテレビやゲームは置くべきか?

戸建ての場合は、
親の寝室や
リビングと同じ階に作るのがおすすめです。

 

 

物理的な距離ができてしまうと、
家族でのコミュニケーションが
取りづらくなるから
です。

 

 

できれば家族で交流しやすいように、
リビングの近くに
子ども部屋の場所を作るといいでしょう。

 

 

さらに理想を言えば、
テレビやゲームは
子ども部屋に置かない方がいいです。

 

 

思春期の子は、
自分をコントロールする力がまだ備わってないからです。
好き放題やれる状態にしてしまうと、
いずれ依存状態になる可能性があります。

 

 

はじめはテレビやゲームはリビングでするようにして、
自分でコントロールできる高校生や大学生ぐらいになったら、
子ども部屋に置く形がいいでしょう。

 

勉強できるようになるおすすめレイアウト(机と椅子)

「子ども部屋で勉強させたい」
と考えている場合、
レイアウトも意識しましょう。

 

 

机の向きは、
目線にマンガやベッドが
入らないよう
壁か窓に向いて置くことが大切です。

 

 

マンガが目線に入ると集中力が下がりますし、
ベッドが目線に入ると睡魔が襲ってくるからです。

 

 

さらに壁向きだと圧迫感があるので、
長時間の勉強には向きません。

短時間集中型であれば問題ないでしょう。

 

 

窓向きだと開放感があるため、
適度な気分転換をしながら勉強に取り組めます。
そのため長時間学習に向いています。

 

 

この辺りを意識して勉強部屋の配置を決めると、
集中力が上がるため成績もUPするでしょう。

 

マンションなどスペースがない場合は仕切りを利用しよう

家庭によっては、
子ども部屋をつくるスペースが
ないこともあります。

 

 

その場合、
仕切りを活用しましょう。
周りからの目線をさえぎることで、
一人の空間をつくることができるからです。

 

  • 兄弟部屋
  • リビングの一角
  • 押し入れや納戸などのスペース

 

どこでもいいので、
狭くても一人だけの空間をつくってあげましょう。
プライバシーの確保ができ、
精神的にも安定するでしょう。

 

 

勉強環境を整えるという意味では、
できれば周りの音をさえぎることができる
子ども専用の部屋が好ましいです。

 

 

しかし、難しい場合は、
仕切り板を活用してみてください。

 

ゲーム依存になるかどうかは「親子関係」で決まる

思春期の子育てメール講座

「子ども部屋に引きこもり、
ゲーム依存状態になっている」
このような子は少なくありません。

 

 

実はこの原因は、
子ども部屋を作ったからではなく、
親子関係が悪いからです。

 

 

親子関係が悪いと、
子どもは親との会話を避け、
自室にこもるようになります。

 

 

一方、親子関係が良好であれば、
リビングで家族と一緒に会話をしたり
一緒にテレビを見る時間を優先したりするでしょう。

 

 

そこで良好な親子関係をつくるために、
読んでいただきたいものがあります。
私が無料で配信している
「思春期の子育て講座」です。ここでは、

 

  • 思春期の子どもの気持ちと接し方
  • 子育てにイライラしなくなる方法
  • 子どもが勝手に勉強を始める声掛け法
  • 子どもとの会話が3倍に増えるコミュニケーション術

 

などを解説しています。
実践していただければ、子どもはゲーム依存を改善し、
親子で楽しく会話ができるようになります。

子育てのストレスも軽減するはずです。

 

 

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動画で解説!!子ども部屋は何歳から必要か?について

 

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