中学生のお子さんが学校に行きたくないと言う方へ

どうしたら学校に行きたい!と心から思うことができるの?

学校に行きたくないと感じる中学生の改善策のページの内容

 

ここでは、中学生の子どもが、
学校に行きたくないと言う場合にできる
学校に行きたなるためのテクニックを紹介します。

 

学校に行きたくなる一番の秘訣は、
学校での楽しみを作ることです。

 

これ、実は本当に大事なことで、
私自身、このサポートができる教師こそ
最もすばらしい教師だと思っています。

 

では、どうしたらそういった気持ちになるのか。
元中学校教師である私道山ケイだからこそ
わかる解決方法をまとめました。
短期間で学校に行けるようになるはずです。


【まずは原因を理解しましょう!】

 

学校に行きたくないという子どもを無理に行かせようとするのは、
絶対にやめてください。子どもの不登校がさらに悪化するからです。
ではどうして「無理に行かせること」は良くないのでしょうか?
その根本的な理由について次のページで解説しています!

 

中学生が不登校になる本当の理由とは?

新しい友達を作る

友達

学校に行きたくなくなってしまう原因の多くは、

友達とのトラブルです。
中学生にとって最も大事なものは、
おそらく友達です。

 

 

その友達との関係が悪くなると、
学校に行きたくなくなるのは当然です。

 

 

もちろん関係が崩れてしまった友達と、
関係を戻すことができればこれに越したことはありません。
ただそれはなかなか難しい問題です。

 

 

では、どうしたらいいのかというと、
新しい友達を作ることです。
実は私が中学1年生の生徒を持っているときに、
ある子が不登校になりました。

 

 

結果的にその子は、
他のクラスで新しい友達を作ることができたので、
不登校から復活しました。

 

 

まずは、いつも話していない子に話しかけてみたり、
現在仲のいい友達に新しい友達を紹介してもらうなどして、
他に仲良くできそうな友達を作りましょう。

 

 

お子さんが一人で友達を作れない場合は、
先生に協力してもらうことが大切です。

 

保健室に行く

保健室

学校に行きたくない中学生の多くは、

クラスになじめないことが多いです。
そんなときに役に立つのが、保健室です。

 

 

保健室は実はちょっとしたたまり場で、
クラスになじめない子がたくさん来ています。
そんな子たちと保健室に一緒にいることで、
新しい友達ができることがあります。

 

 

悩みを共有できる友達ができると、
その子に会おうという気持ちで学校に行こうと思います。

 

 

また、保健室の先生は悩みを聞くプロです。
どうして学校に来たくないのかを相談して、
少しでも前向きに考えられるように
相談に乗ってもううといいでしょう。

 

【保健室での相談が難しい時は?】

 

ただ、中学校のルールによっては、
保健室で長時間話を聞いてもらうのがダメ
というケースもあります。そんなときは、

 

  • 登校支援室
  • カウンセリングルーム

 

なども活用しましょう。
スクールカウンセラーなどに相談に乗ってもらうことで、
気持ちが楽になるからです。
一番話しやすい人に話すことが大切です。

 

どうしても行きたくないとき・・・

フリースクール

新しい友達を作ったり、保健室に行っても

やはり学校に行きたいと思えない・・・
こんなときは、思い切って
フリースクールを考えてみませんか?

 

 

中学校に行かないと、
高校進学などの面で大きなデメリットがあります。

 

 

ただ、学校に行っても楽しくないから行きたくない
という気持ちもあると思います。
そんなときに役立つのがフリースクールです。

 

 

フリースクールは、その都市のあらゆる学校から、
学校に行きたくないと思っている中学生が通っています。
つまり、同じ悩みを持つ友達で、
さらには他の学校の友達ができるわけです。

 

 

さらにすごいことは、フリースクールに通うと、
中学校に行ったのと同じで出席扱いになります
(校長の許可が必要)。
高校進学をする上でも大きなメリットです。

 

 

もちろん、前述した、
登校支援室やカウンセリングルーム登校なども含め、
一番行きやすい場所を選ぶことが大切です。

 

頑張ることと無理をすることを勘違いしないようにしよう!

注意

中学生の子どもが、

「学校に行きたくない」と言うと、
「甘えたらダメ!もう少し頑張りなさい!」
と言いたくなるかもしれません。

 

 

もちろん多少のことであれば、
頑張って行くことも大切です。
ただ、無理をして学校に行った結果、
精神的な病気になってしまったら本末転倒でしょう。

 

 

そこで、心や体が疲れていて、
「行きたいのに行けない状態」なら、
無理に行かせないようにしましょう。

 

 

数日学校を休ませて、
疲れを取ってあげることが大切
です。

 

 

疲れて学校に行けない場合は、
サボっているわけではありません。
体が限界なのに無理矢理行かせると、
状態が悪化するので注意しましょう。

 

「めんどくさい」と言って登校拒否が続く場合は?

相談

特にトラブルはないのに、

子どもが「めんどくさい」と言って、
学校に行けない場合、
原因は次の2つかもしれません。

 

 

①行くきっかけがない

1ヶ月以上学校を休んでいると、
復帰するのが大変になります。
久しぶりの場所に行くのは、
緊張するからです。

 

 

そんなときは、
友達や学校の先生に、
自宅に来てもらうといい
でしょう。

 

 

友達や先生と話をしながら、
「一緒に行こう」と誘ってもらうと、
その流れで行けるようになることがあるからです。

 

②行けるレベルのエネルギーがない

友達や先生が誘っても体が動かない場合、
まだ心のエネルギーがたまっていないことが原因でしょう。
この場合、この記事の最後に紹介する、
「思春期の子育て講座(無料)」を読んでみてください。

 

 

親子関係が今よりさらに良くなると、
子どもは学校に行くエネルギーが出てきます。

それを貯めることが、
不登校解決につながるでしょう。

 

 

なお、
この記事を読んでいるのが中学生本人で、
親から「学校に行け」と言われ続けて、
疲れてしまっていたら以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

親が学校に行けとうるさい!時の対処法に進む

 

 

また、行きたいと思っていても、
朝起きて学校に行こうとすると、
お腹が痛くなってしまっていけない場合、
過敏性腸症候群の可能性があります。
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

 

 

学校に行けなくなったことがきっかけで、
部屋に引きこもってしまった場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

 

お父さんお母さんがやるべきこととは?

思春期の子育てメール講座

学校に行けない中学生に

親がやるべきことをいろいろ解説しました。

 

 

この中でも特に大事なのが、
子どもが学校に行くための、
エネルギーを貯めること
です。

 

 

前述したように、
このエネルギーは、
良好な親子関係を作ることで、
たまってきます。

 

 

そこで現在私は、
思春期の子育て講座を無料で配信しています。
この中で、良好な親子関係を作り、
子どもの不登校を解決するステップをまとめています。

 

 

これまでに5万人以上の方が受講し、
PTA講演会でも話している内容です。
書籍化もされています。
よかったらこちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

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動画で解説!!学校に行きたくないと感じる中学生の改善策

 

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