子どものメンタルが弱い方へ
メンタルが弱い子どもに関するページ内容
メンタルが弱い子どもについて
解説します。
中学生の場合、
メンタルが弱いと、
テストやクラブ活動で、
いい結果を残せません。
では、どのようにサポートすれば、
心が強い子どもになるのでしょうか?
元教師として、
1万組以上の親子をサポートして
わかった最速で鍛える方法を
解説します。
目次
メンタルが弱い子どものメリットとデメリット
そもそも、
「メンタルが弱い」状態は
悪いことでしょうか。
実は、意外と知らないメリットもあります。
デメリットと合わせて、解説しましょう。
メリット
メンタルが弱いと、
自分に合わないことを、長く続けなくて済みます。
たとえば、野球のクラブチームに入っており、
「お前は弱い」と一言言われたとしましょう。
このとき、メンタルが弱いと
「才能がないなら、もうやめよう」と諦めることができます。
無理に頑張ることをしないため、
別の分野にうつりやすくなるでしょう。
また、弱い人の気持ちがわかることも強みといえます。
共感できるからこそ、
相手への気遣いやフォローを行うことができるでしょう。
デメリット
上記の野球の例は、デメリットともいえます。
少し辛いことがあるとすぐにやめてしまうようでは、
能力が育ちにくいからです。
重要な勝負で結果が出なかったり、
緊張する場面で能力を発揮できなかったりもするでしょう。
心が傷ついて鬱になり、
学校活動や社会生活に影響が出ることもあります。
このように、
メリットもあればデメリットもあると
覚えておきましょう。
心が弱くなる3つの原因と中学生の複雑な心理とは?
では、なぜメンタルが
弱くなってしまうのでしょうか。
主に、3つの原因が挙げられます。
お子さんのメンタルが弱いと思ったら、
どこかに当てはまっていないか、
確認してみてください。
①気質
1つ目は「気質」です。
生まれつき、メンタルの強い子もいれば弱い子もいます。
さらに思春期は、情緒不安定になりやすい時期でもあります。
つまり、元々繊細で傷つきやすい子は、
思春期でその傾向が大きく出ることがあるのです。
②愛情バロメータ
2つ目は「愛情バロメータ」です。
愛情バロメータとは、親の愛情が
どれだけ子どもに届いているかを表す数値のことです。
親の愛情がうまく届かないと、愛情バロメータが低くなります。
すると自己肯定感が下がり、自信を持てなくなります。
その結果、メンタルが弱くなってしまうのです。
③ストレス耐性
小さいころから挫折や失敗を乗り越えた経験があると、
メンタルは強くなります。
しかし、こうした経験がないとストレス耐性が低くなり、
ちょっとのストレスでも打たれ弱くなってしまうでしょう。
メンタルの強さは、以上3つのポイントで決まります。
どれか該当しているところはありましたか?
メンタル改善は、良好な親子関係作りから
では、どうしたら
メンタルが強い子になるのでしょうか。
メンタルが弱い原因が
上記の3つのうちどれであっても、
最初にすべきことは、
「良好な親子関係をつくること」です。
良好な親子関係ができていると、
子どもは何かあっても親が助けてくれると感じるからです。
すると、新たなチャレンジができたり、
頑張ろうと思えたりすることができます。
何かに挑戦し、障害を乗り越えていくことで、
メンタルを強くすることができるのです。
良好な親子関係を築くにはどうしたらいいの?
良好な親子関係を築くために必要なのは、
「子どもが求めることに応えること」です。
子どもは、要求を聞いてもらうことで愛情を感じるからです。
たとえば、
- 好きなご飯を作ってほしい
- 話を聞いてほしい
- 頑張りを認めてほしい
こうした要求には、出来る限り応えましょう。
子どもなら誰もが持っている要求なので、
聞けば聞くほど関係が良くなるからです。
もちろん、親もすべきことがあるので、
完璧に聞くのは難しいでしょう。
ただ、出来る限り聞こうという姿勢を見せることが
大切なのです。
聞いてはダメな要求もあります!
子どもの要求なら何を聞いてもいいかと言うと、
そんなことはありません。私が「迷傷法」と表現している、
- 人に迷惑をかけること
- 人を傷つけること
- 法律やルールに違反すること
これらに当てはまる要求は、聞いてはいけません。
善悪がつけられない子になってしまうからです。
「早くメシつくれ、くそばばあ」という暴言を吐かれた場合、
「その言い方だと作ることはできないよ」と、
毅然とした態度で注意しましょう。
子どものストレスレベルに合わせた頑張りをさせる
良好な親子関係ができた後は、
目標を立てて挑戦させましょう。
このとき大切なのは、
子どものストレスレベルに合わせる
ことです。
いきなりレベルの高いことをやらせても、
心が折れてしまい挑戦ができなくなってしまいます。
たとえば、クラブ活動において、
いきなり「1日100キロ走れ」といっても無理でしょう。
「10キロ」というのも、目標としては高めです。
しかし「2キロ」であれば、頑張ろうかなと思えるでしょう。
他にも学校生活において、
毎朝登校することが難しくても、
午後からの登校や部活のみの参加であれば
頑張れることもあるはずです。
このように子どものレベルに合わせて、
少し頑張れば乗り越えられるような課題を与えていきましょう。
その結果、少しずつメンタルが鍛えられていきます。
【必読】親の関わり次第で、子どもは変わります!
ここまでにお伝えした方法で
お子さんと向き合っていけば、
ストレスに負けない強い心を
持つことができるようになるでしょう。
とはいえ、
鍵となるのは「良好な親子関係」です。
ここができていないと、
どれだけサポートをしても子どもは変わらないでしょう。
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子どもへの向き合い方が変わるでしょう。
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