夫婦間で教育方針が違う方へ

教育方針の違いは、家庭を成長させるチャンスです!

夫婦間の教育方針が違う時の対処法に関するページ内容

 

ここでは、

夫婦間の教育方針の違いによる悪影響
解説します。

 

父親も母親も子どものことが好きだと、
教育にも熱が入りますよね。

 

これはいいことですが、
教育方針が夫婦で異なると、
子どもにいろいろな悪影響が出てきます。

 

その場合、どうすればいいのか?
元教師として1万組の親子をサポートして
わかった解決法をまとめました。
問題が起こる前にチェックしてみてください。


なぜ、夫婦間で教育方針に違いが出るのか?

夫婦間で教育方針が異なるのは、
自然なことです。

 

 

なぜなら、
多くの夫婦は、
次の3つのことが異なるからです。

 

育った環境の違い

夫は「好きなことをしてもよい」と
自由に育てられた一方、
妻は「勉強をしなさい」と
厳しく育てられたなどが育った環境はそれぞれ異なります。

 

すると子どもに対しても、
異なる教育観を持ちやすくなります。

 

優先するものの違い

夫は「今を楽しむこと」を、
妻は「将来のために今頑張ること」を大事にするなど、
それぞれが優先するものが違うことがあります。

 

すると、教育方針にも、
ズレが出てきてしまうのです。

 

性格の違い

夫はのんびりしたタイプ。
妻はテキパキと行動するタイプなど、
性格が異なることも多いです。
すると、教育方針においてもペースや考え方が異なります。

 

以上の理由から、
夫婦間で教育方針の違いはよくあることです。
そのため、悩みすぎないようにしましょう。

 

価値観が合わず喧嘩が起こる場合の子どもへの2つの悪影響

とはいえ、
教育方針の違いから夫婦が衝突すると
子どもには悪影響を与えることがあります。

 

 

この悪影響は、
親が想像している以上に酷いです。
主な影響は、次の2つでしょう。

 

何を信じればいいかわからなくなる

たとえば、父親は「今を楽しめ」と言い、
母親は「将来のために今を頑張れ」と言うとしましょう。

 

すると子どもはどちらを信じて
行動すれば良いのか
混乱します。

 

さらに父親の言うことを聞くと
母親に叱られ、母親の言うことを聞くと
父親から叱られることもあるでしょう。
これでは、子どもはストレスを感じてしまいます。

 

家庭の雰囲気が悪くなる

教育方針の違いによって夫婦間での喧嘩が絶えないと、
家庭全体の雰囲気が悪化します。
その結果、子どもが精神的に不安定になったり、
引きこもるようになったりすることが多いです。

 

酷い場合、鬱などの精神疾患に
なってしまうこともあるでしょう。

 

このように、教育方針の違いによる
子どもへの悪影響は計り知れません。
こうした悪影響は、
できるだけ早くなくしていきましょう。

 

夫婦間の教育方針の違いを解決する3ステップ

では、
夫婦間の教育方針の違いを解消するには、
どうすればいいのでしょうか?

 

 

実はちょっとした意識で、
解消できることが多いです。
まずは、次の3つのステップを試してみてください。

 

相手の考えをきちんと聞く

教育に100%の正解はありません。
自分の意見が絶対に正しいと思わず、
まずはパートナーの意見も尊重して、
しっかり耳を傾けましょう。

 

相手がどのような理由でその方針を考えているのかを、
きちんと理解することが大切です。

 

相手に感謝の気持ちを伝える

教育方針が異なっていても、
子育てを共にしているパートナーに対する
感謝の気持ちは言葉で伝えましょう。

 

「あなたのおかげで子育てが助かっている」と
感謝の言葉を伝えることで、
お互いの歩み寄りがスムーズになります。

 

譲れる部分と譲れない部分を話し合う

お互いの意見を尊重しつつ、
譲れる部分とどうしても譲れない部分を
冷静に話し合いましょう。

 

感情的になってきたら、その日は話し合いを中断し、
改めて別の日に話し合いを再開するのがおすすめです。

 

ある程度のルール
(感情的になったら話し合いを延期するなど)を
決めてから話し合いをしていくと、
スムーズにいくでしょう。

 

以上の3ステップを意識して、
話し合いの場をつくっていきましょう。

 

喧嘩が続く場合は、間に専門家に入ってもらうのことも重要

もし夫婦間での話し合いがなかなか進まず、
意見が対立したままの場合には、
第三者の力を借りるのも一つの方法です。
特に、

 

  • 年上で実績のある人
  • 子育て経験のある学年主任や教頭
  • 信頼のおける専門家

 

に間に入ってもらうといいでしょう。
お互いのズレている部分を一緒に相談することで、
的確なアドバイスをもらえるはずです。

 

 

私も相談を受けることがありますが、その場合、
「お父さんが正しい」「お母さんが正しい」
ということはお伝えしません。
子育てには、正解がないからです。

 

 

さすがに、子どもに

 

  • 手を出す
  • 暴言を吐く
  • 嘘をつく

 

など、明らかにやり方が間違っている場合は伝えますが、
どちらかの考えが間違っていると伝えてしまうと、
否定された方は話を聞いてくれなくなります。

 

 

両者の言い分をしっかりと聞いて、
適格なアドバイスをしてくれる専門家の方に
力を借りるのがいいでしょう。

 

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今回お伝えした方法で、
教育方針の違いを乗り越えられたら、
夫婦や家族の絆も深まっていくでしょう。

 

 

とはいえ、どれだけ話し合ったり、
第三者からのアドバイスをもらったりしても、
なかなか方針がまとまらないこともあるでしょう。

 

 

こうした場合でも、
子育ての基本さえ押さえておけば、
子どもが荒れることはありません。

 

 

そのために読んでいただきたいのが、
私が無料で配信している
「思春期の子育て講座」です。

 

 

この講座でお伝えする
「愛情バロメータ」を上げていけば、
子どもは学校も部活も勉強も頑張れるようになります。

 

 

将来の夢を見つけることにもつながるでしょう。
ぜひ一度、詳細をチェックしていただけると
嬉しく思います。

 

 

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動画で解説!!夫婦の教育方針が違う時の対処法の詳細編

 

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