部屋に引きこもっている高校生のお父さんお母さんへ
高校生の引きこもり対応のページの内容
高校生の引きこもりについて
まとめます。
最近、中学卒業後に、
不登校になって
部屋に引きこもってしまう
子が増えています。
でも、安心してください。
原因を理解すれば、
最短1ヵ月で解決できます。
そこでこのページでは、
高校生の子どもが引きこもりなったとき、
親ができる対応法をまとめていきます。
目次
【中学生の引きこもり解決法】
このページで解説しているのは、高校生の引きこもり解決法です。
中学生の場合、少し対応方法が異なります。
その場合、以下のページにまとめてあるので参考にしてみてください。
高校生が引きこもる3つの原因
そもそも、なぜ子どもは部屋に
引きこもるのでしょうか。
高校生の子どもが
引きこもる原因は、
主に3つあります。
まずはどれが該当するか、
チェックしてみましょう。
①親子関係が悪い
お父さんやお母さんとの関係が悪いと、
家にいるのが楽しくなくなりますよね。
子どもが家に帰ってきて、いつも叱られていたら
自然に部屋に引きこもってしまいます。
嫌なことを言われ続けると、
心が苦しくなってきます。
すると行動するエネルギーがなくなり、
徐々に朝起きれなくなります。
その結果、
不登校などにつながってしまうのです。
②学校が楽しくない
学校が楽しければ、
子どもは部屋から出て学校に行きます。
しかし、学校でいじめを受けていたらどうでしょうか。
「学校に行くたびに辛い思いをするぐらいだったら、
家から出ないでおこう」
という気持ちになりますよね。
すると少しずつ家から出なくなり、
最終的に部屋に引きこもってしまうわけです。
③健康上のトラブル
最近増えているのが、起立性調節障害です。
血圧が低くなって、
朝起きたくても起きられなくなる
症状です。
酷くなると、午前中は寝たきり状態になるため、
部屋に引きこもってしまうわけです。
高校生の子どもが引きこもりになるのは、
いろいろな理由があります。
ただ、私の経験上、
この3つのどこかに該当することが多いです。
もしお子さんが引きこもりになっている場合は、
どこに該当するかチェックしてみて下さい。
病院で治療すれば解決できるのか?
子どもが引きこもりになると、精神科の先生に相談に行く
方が多いです。
では、精神科医に相談すれば、
引きこもりは治るのでしょうか。
私の経験上、
健康上のトラブルが原因の場合は
解決できることがあります。
たとえば、起立性調整障害の場合、
血圧を上げる薬を処方してもらうと、
学校に行きやすくなるケースはあります。
また、引きこもりが続いて
健康状態が悪くなった子の場合、
漢方やプロテインで栄養を補ったところ、
体調が良くなって学校に行けるようになった
ケースもあります。
で栄養補給すると、
学校に行けることがあります。
このように、
「健康上の理由」が原因で引きこもっている場合、
精神科医に相談して薬を処方してもらう
ことで、解決できることがあります。
最初に親がすべき2つの対応ステップ
健康上の理由以外の場合、病院に行ってすぐに解決、
ということは少ないです。
ではどうしたら、
高校生の引きこもりを、
解決することができるのでしょうか。
今から解説する2つのステップを順に
進めていくのがおすすめです。
ステップ1 愛情バロメータを上げる
お父さんやお母さんの愛情を的確に子どもに届けると、
子どもの心の中にある愛情バロメーターが上がります。
※愛情バロメータが高い状態=親の愛情を感じている状態
子どもは親からの愛情を感じると、
行動するためのエネルギーが湧いてきます。
すると「外に出てみよう」「学校に行ってみよう」
という気持ちになります。
すると少しずつ
部屋から出られるようになり、
いずれは学校にも行けるようになります。
ステップ2 問題を解決する
どれだけ親の愛情を子どもに伝え、
行動するためのエネルギーが出てきたとしても、
高校で問題が起こっていると、
学校に戻ろうという気持ちにはなりません。
するとやることがなくので、
部屋に引きこもってゲームをすることになります。
ではどうしたら、
学校でのトラブルを解消することが
できるのでしょうか。
たとえば友達関係のトラブルであれば、
先生に介入してもらうことで解決できる
ことが多いです。まずは先生に相談してみましょう。
また、学校までの距離が遠すぎて、
通学に時間がかかりすぎるという問題もあります。
この場合は学校の近くにアパートを借りて、
そこから通うようにすると解決できることがあります。
問題は子どもによって異なりますが、
行けない理由を聞いて、できる対策をすれば、
ほとんどのトラブルは解決できるでしょう。
親が鬱になったり、子どもが暴れたりするときは?
引きこもりが激しくなってきて、親がが子どもに「そろそろ部屋から出なさい」
と言うと、子どもが暴れることがあります。
この場合はどのように
対応していけば良いのでしょうか。
この場合の対応方法は、
愛情バロメータを上げることです。
なぜなら親子関係が良くなれば
子どもは親がが嫌がる事を
やらないようにしようと思うからです。
ただ、あまりにも子どもが暴れる場合、
お父さんお母さん自身がきつくなり、
愛情バロメータを上げられなくなることがあります。
この場合、全寮制フリースクールなどの
外部機関と連携して、一時的に子どもと
離れることをおすすめです。
多少費用はかかってしまいますが、
早い段階で解決して子どもを社会に復帰させた方が、
最終的なリターンが大きいからです。
子どもが暴れていて
親としてどうすることもできないという場合は、
全寮制フリースクールも検討してみると良いと思います。
とはいえ、世の中には
「指導方法が良くない全寮制フリースクール」
もたくさんあります。
外部機関を利用するなら、
子どものことをきちんと
考えてくれているところに預けることが大事なのです。
そこで次のページでは、
子どもを安心して預けられる全寮制フリースクールの選び方
を解説しました。変なところに預けてしまう前に、
チェックしていただければ幸いです。
こちらもおすすめ!高校生の不登校克服法
今回お伝えした内容を意識して、子どもの引きこもりに向き合っていただければ、
少しずつ改善されてくると思います。
ただ、高校生になって突然
不登校になってしまうケースもあるでしょう。
不登校の期間が長引くと、
退学になってしまうこともあります。
そこで次のページでは、
「高校生の不登校克服法」
を解説しました。
親ができる対応方法や、
不登校の克服ステップについて詳しくまとめたので、
参考にしていただければ幸いです。
愛情バロメータを上げて解決する方法
最後になりますが、現在私は、思春期の子どもがいるお父さんお母さん向けに、
思春期の子どもと接する方法を解説する
勉強会を、全国で開催しています。
ただ、距離の関係で会場まで
来られない方もいらっしゃいます。
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この記事で説明した、
「愛情バロメータを上げる方法」を解説しているので、
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動画で解説!!高校生の引きこもりの詳細編