いつから子どもにスマホを持たせるべきかわからない方へ
スマホを持たせる時期に関するページ内容
子どもにスマホを持たせる時期について
解説します。
いつ、子どもにスマホを持たせるかは、
親として悩むことだと思います。
早すぎると依存が強くなりそうですし、
遅すぎても不満が出るからです。
ただ、間違ったタイミングで与えてしまうと、
依存症にもつながります!
1万組以上の親子の子育てをサポートし、
スマホの相談にもたくさん乗ってきた著書が、
ベストな時期の考え方をまとめました。
目次
早く子どもにスマホを与えると出てくる3つの悪影響
はじめに、
早くからスマホを持たせることで、
どんな悪影響が出てくるのでしょうか。
ここでは、よくある3つの悪影響を
お伝えします。
依存しやすい
1つ目は、「依存しやすくなること」です。
幼い子ほど、まだまだ自律性が少ないからです。
自ら自制することができない為、
親が管理しないとやめられなくなります。
勉強についていけない
2つ目は、「勉強についていけなくなること」です。
スマホは、ひとつの娯楽です。
ついついスマホばかり触ってしまい、
勉強時間が減ることもあるでしょう。
次第に、勉強についていけなくなったり、
成績が下がったりすることも少なくありません。
親子の会話が少なくなる
3つ目は「親子の会話が少なくなること」です。
手元にスマホがあると、
話しかけても意識がスマホにいってしまい、
無意識に親子の会話が減ってしまうでしょう。
早くからスマホを持たせると、
これらの3つの悪影響が起こります。
ただし、この3つが起こらない状況やタイミングであれば、
いつ持たせても問題ないといえるでしょう。
スマホをいつから持たせるか悩んだ時に考える3つの視点
では、いつからスマホを
持たせるべきなのでしょうか。
今回は、持たせる時期を考える
ポイントとなる3つの視点をお伝えします。
この視点で考えていくと、
子どもにスマホを与えるタイミングが
わかるはずです。
経済面
家計に圧迫することなく、
支払いができるかどうかは重要です。
現時点で、子どものスマホ代まで
払うのが厳しい場合は、
持たせるのはやめておいた方が賢明です。
高校生になったら、
子どもが自らバイトをして、
スマホを買うようにさせましょう。
環境面
今の生活に必要かどうかも重要です。
たとえば、お子さんは私立小学校に
電車で1時間近くかけて登校するとしましょう。
この場合、お迎えや何かしらの用事で、
連絡が必要となることもあります。
こうした場合は、生活に必要といえるでしょう。
友達面
友達がどれくらいスマホを持っているかも重要です。
自分だけ持っていないと、
友達との話についていけなくなるからです。
今の時代、スマホは必要不可欠な
コミュニケーションツールといえるでしょう。
以上、3つの視点を参考に、
どのぐらいの時期に持たせればいいかを
話し合うようにしましょう。
参考までに、
現在の中学生の8~9割は、
スマホを所有しています。
それを考えると、
中学生で初めて持つ子が
多いと言えるでしょう。
依存症を防ぐために親がやっておくべき2つのこと
そろそろスマホを持たせるべきかと判断しても、
スマホ依存が心配になりますよね。
このときに、親がやるべきことは2つです。
これをきちんとやっておけば、
スマホ依存になることはありません。
良好な親子関係作り
1つ目は、良好な親子関係を作ることです。
良好な親子関係があれば、たとえスマホを持っていても
- 親としゃべりたい
- リビングの方が自分の部屋より落ち着く
このように思ってくれるでしょう。
一方、親子関係が悪いと、
子どもは親と話をしたくなくなります。
すると部屋に引きこもって、
スマホばかり触るようになるでしょう。
スマホ依存や昼夜逆転生活にもつながるため、
注意が必要です。
ルール作り
2つ目は、ポイントを押さえたルール作りです。
1日○時間まで、毎日○時まで、などのルールを、
子どもが納得する形で作りましょう。
ルールがないと、自律性が少ない子は
夜中まで使ってしまうからです。
このとき、親が一方的にルールを作ると、
子どもは守ってくれません。
親子で話し合って、
子ども本人が納得しているルールを
作ることが大切です。
※親子で話し合いをするためにも、
良好な親子関係は必要となります。
以上の2STEPが、
スマホを持たせる前に親がやるべきことです。
ここができていないと、
スマホ依存につながる為注意が必要です。
携帯を持たせる時は、事前に制限をかけるのはアリか?
スマホを買い与える前に、
時間や課金について
制限はかけておくべきでしょうか。
実際によくある相談をもとに、
見ていきましょう。
夜、○時以降は使えないとルールを決めるのはアリ?
子どもと話し合って決めたルールであれば、
制限をかけても問題ありません。
一方、親が勝手にルールを作ると、
子どもからは反感を買ってしまうでしょう。
子どもが怒って、トラブルを起こす原因にもなります。
勝手に課金できないような設定にしてもいい?
課金については、
基本的にできない設定しておいた方がいいでしょう。
過去に、子どもが
課金で100万円以上使ってしまった相談なども
多数あるからです。
これは事前設定しておくことで、防ぐことができます。
どうしても子どもから頼まれたときには、
必要に応じて親が課金してあげるという方法で
いいでしょう。
以上、時間や課金についても、親子で話し合って、
ルールを決めることが大切です。
良好な親子関係や、事前のルール作りがきちんとできていれば、
スマホ依存になることはないでしょう。
良好な親子関係を築く上で大切なコト
スマホのルールを作るにしても、
親子での会話ができないと
話し合いにはなりません。
親子で納得いくルールを作るためには、
良好な親子関係を作って
家庭を楽しくすることが必要です。
では、どのように関係を作るといいでしょうか。答えは、
「子どもの望むことをできる限り行うこと」
「子どもが嫌がることをやめること」です。たとえば、
- 好きなご飯をつくる
- 話を聞いてあげる
- しなさい言葉をやめる
このように居心地のいい家庭をつくることで、
お子さんはあなたのことを信頼するでしょう。
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動画で解説!!子どものスマホはいつから持たせる?の詳細編