子供のゲーム依存症で悩んでいる方へ
ゲーム依存症に関するページ内容
子どものゲーム依存症について
解説します。
最近、ゲームがやめられない、
小学生、中学生、高校生が、
増えています。
そこで、子どもがゲームに依存になる
原因と解決ステップをまとめました。
元教師で、1万組以上の親子の
子育てをサポートしたからわかる
効果的な方法を紹介しますので、
試してみてください。
目次
子どものゲーム依存度1分チェック
近年、ゲーム機やスマホなどを
持っている子どもが多くなり、
「ゲーム依存」が
問題になることが多くなりました。
では、
どこからがゲーム依存症で、
どこまでが単なるゲーム好きなのか。
ここでは、子どものゲーム依存度を
4つのレベルに分けて見ていきます。
お子さんの状況に照らし合わせて、
チェックしてみてください。
①決めた時間通りにゲームをやめられる
ゲーム依存度は、レベル1です。
全く依存しておらず、
健全にゲームと付き合えているといえるでしょう。
ただ、ゲームが好きなだけなので、全く問題ありません。
②多少延長すればゲームをやめられる
ゲーム依存度は、レベル2です。
そこまで気にする必要はありません。
多少時間を延長しても、
キリのいいところまで進めたらやめられるなら、
問題はないと考えましょう。
③ゲームを時間通りにやめられず、生活リズムが崩れ始めている
ゲーム依存度は、レベル3です。
レベル2までと違い、生活リズムに影響が出始めているため、
注意しなければいけません。
悪化すると、学校に行けなくなったりもします。
④一日中ゲームをしており、生活リズムが崩壊している
ゲーム依存度は、レベル4です。
この状態は、完全にゲームに依存しています。
体調不良などにつながることも多く、危険な状態といえるでしょう。
早急に解決しないと、成績もどんどん下がっていきます。
まとめると、
ゲーム好きとゲーム依存症の違いは、
「生活リズムが崩れているか」になります。
3つの悪影響となりやすい子どもの特徴
子供がゲーム依存症になると、
どういった悪影響が出てくるのでしょうか。
大きく3つあります。
1つ目の悪影響は、
「体調が悪くなること」です。
生活リズムが崩れ、睡眠時間が不安定になると、当然体調にも悪い影響が出ます。
2つ目の悪影響は、「成績が悪化すること」です。
依存状態では「勉強をしている暇があるならゲームをしたい」
と思うため、勉強をしなくなります。
3つ目の悪影響は、
「人と関わるのが苦手になること」です。
ずっと一人でゲームをしている状態では、
他人とコミュニケーションを取る必要がありません。
これでは、人付き合い自体が苦手になってしまいます。
これら3つの悪影響は、
将来お子さんが大人になってから、
苦労することばかりなので注意しましょう。
どういった子がゲーム依存になりやすいの?
ゲーム依存になりやすい子どもには特徴があります。
まず、親子関係が悪いことです。
この状態になると、
子どもはリビングに居づらいくなります。
家族がいる場所にいたくないため、
部屋にこもってゲームをするしかありません。
次に、他にやりたいことがないことです。
ゲームは簡単に楽しめるように作られていますから、
より魅力的なことがなければ依存しやすくなります。
最後に、発達障害です。
ASDタイプの発達障害の子は、
1つのことに熱中しやすく、
それがゲームだと依存してしまいます。
お子さんがこの3つの特徴がある場合、
注意しましょう。
小学生や中学生に効果的な治し方
子どもが小学生や中学生で、
ゲーム依存症になってしまったら、
どうすればいいでしょうか。
すぐにできる5つの効果的な治し方があります。
ひとつひとつ、
見ていきましょう。
①リビングで楽しく話せる家庭を作ること
リビングで楽しく話せるなら、部屋にこもる必要がなくなり、
依存しにくくなります。
②良好な親子関係を作ること
これも1つ目と同じ効果があります。
また、関係が良くなれば、
③④⑤を行うための話しもしやすくなります。
③他の楽しみを作ること
ゲーム以外にやりたいことがあれば、
ゲームだけに依存することは減ります。
④ルールを親子で一緒に決めること
親が一方的にルールを決めても、子どもは守れません。
一緒に決めることで、より効果的なルールになります。
⑤ルールを守れるように練習すること
ルールを決めたからといって、
最初からすぐに守れるとは限りません。
少しでも破ったら怒るのではなく、
少しずつルールを守れるように練習することが重要です。
以上の5つのポイントを意識することで、
ゲーム依存を効果的に改善することができるでしょう。
ゲーム依存症は病院で治療すると治るの?
ゲーム依存症は、社会的にも
問題視されることが多くなっています。
そのため、最近ではゲーム依存症を治療する
専用プログラムを持つ病院もあります。
生活リズムが崩れてしまい、
親子だけでは解決できないなら、
専門外来に相談するのは
1つの方法でしょう。
ただし、病院の力を借りて一時的に改善しても、
親子関係が改善していないと、また再発します。
子どもがリビングに居づらい状況は変わらないため、
また部屋にこもってゲームに依存してしまうからです。
そこで、病院での治療と並行して、
親子関係の改善も進めましょう。
その際、特に大事なことは次の2つです。
①共通の話題を増やす
子どもが思春期になると、
共通の話題がなくなってきます。
すると会話がなくなって、親子関係の悪化につながるのです。
そこでできれば、
お子さんが興味を持っているゲームについて、
親も理解を深めましょう。
ゲームという共通の話題ができれば、
親子関係の改善につながります。
②子どもの話をしっかり聞く
子どもとの会話がなくなると、
つい、親が言いたいことを子どもに言うだけの
一方的な会話になってしまいます。
これだと、子どもは親と話をしたくなくなるので、
いずれ親子関係も悪化するでしょう。
そこで、子どもと会話をするときは、
子どもの話をとにかく聞くことが大切です。
日ごろから話を聞くことで、
子どもの悩みなども理解することができます。
リビングで楽しく話せる家庭を作るには?
今お子さんとの関係は
良好といえますか?
他愛もない会話ができる親子関係であれば、
ゲーム依存症の解決も
それほど時間はかからないでしょう。
ただし、会話がなかったり、
子どもが部屋に引きこもったりしている場合は、
まずは悪化してしまった親子関係を直さなくてはなりません。
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