子どもの生活習慣の改善法を知りたい方へ
子どもの生活習慣に関するページ内容
子どもの生活習慣の改善法について
解説します。
ゲームやスマホを夜まで触ったり、
長期休みで起きる時間が
遅くなったりすると、
生活リズムが崩れますよね。
この状態が続くと、
昼夜逆転生活になったり、
学校に行けなくなったりするので、
注意が必要です。
では、乱れてしまった食事や睡眠の
リズムはどのように改善すればいいのか。
元教師として1万組以上の親子をサポートして
わかった解決ステップをまとめました。
目次
子どもの生活習慣が乱れると起こる3つの問題点
はじめに、
生活習慣が乱れると起こる
3つの問題点をお伝えします。
子どもにこれらの症状が
出ていないか、
チェックしてみてください。
①体調が悪くなる
1つ目は「体調が悪くなる」ことです。たとえば、
眠い、イライラしやすくなる、ぼーっとしやすくなるなど、
身体に影響が出ます。
②勉強についていけなくなる
2つ目は「勉強についていけなくなる」ことです。
眠いと授業に集中できず、
授業にもついていけなくなるでしょう。
③学校に行けなくなる
3つ目は「学校に行けなくなる」ことです。
生活習慣の乱れがひどくなり
昼夜逆転生活になると、朝起きられなくなります。
すると、徐々に学校にも行けなくなるでしょう。
睡眠や食事などが原因で
これらの症状が出ている場合、
生活習慣の改善が必要です。
一方、多少生活習慣が乱れたとしても、
体調が良く学校にも行けて、
授業もスッキリと受けられる状態であれば、
そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
年齢や体質によっても理想の生活習慣は異なるため、
上記の3つを目安にチェックしてみてください。
親ができる最初の改善ステップは食事のリズムを整えること
3つのうちいずれか、
もしくは複数当てはまる場合、
生活習慣の改善が必要です。
このとき、まずは食事から
見直していきましょう。
睡眠よりも食事リズムの方が、
簡単に改善できるからです。
たとえば、朝起きない子には、
子どもが朝起きたくなるような朝食を用意しましょう。
朝無理やり起こすのは親も負担になる上、
子どもも反発してきます。
しかし、子どもの好きな朝食を作ることで、
自ら起きたくなるように促すのです。
「早く起きなさい」ではなく、
「朝ごはんできたよ」と声をかけることで、
お互い気分も前向きになれるでしょう。
毎日朝食を食べる子の方が成績は優秀!
私は以前、メルマガ読者さん1,264人にアンケートをとり、
朝食と成績の関係について調べたことがあります。その結果、
毎日朝食を食べる子の割合は、
80点以上 |
91% |
---|---|
60~80点 |
90% |
40~60点 |
83% |
20~40点 |
81% |
20点未満 |
56% |
という結果になりました。
つまり、成績が高ければ高いほど、
朝食を毎日食べている割合が多いということになります。
体調面だけでなく、
成績にも関係するため、
まずは朝食をしっかり摂ることから
はじめていきましょう。
その上で、野菜、肉、魚が食べられるように工夫してあげられると、
食事のバランスも良くなります。
次に親がすべき改善ステップは、睡眠のリズムを直すこと
次に、
睡眠のリズムを整えていきましょう。
そのためには、
夜のスマホやゲームのルールを
見直す必要があります。
昼夜逆転になる原因の9割は、
スマホやゲームだからです。
たとえ夜寝られなくても、
「〇時以降はスマホやゲームは見ない」
というルールをつくりましょう。
ただし、親が一方的にルールを決めると、
子どもは守れません。
子どもも納得するルールを、
一緒に考えて決めることが重要です。
また、いきなり厳しすぎるルールにしないこと、
親子関係を良好にすることも大切です。
親子関係が悪いと、子どもはルールを守ろうとしないからです。
少しずつルールを守る練習をさせていけば、
いずれ改善できます。
朝起きてシャワーを浴びたり、
状況によっては朝はゲームをOKにして
起きる動機を作ったりして、
生活習慣を整えていきましょう。
生活習慣が乱れる根本的な原因をなくすことも大切
食事や睡眠だけでなく、
生活習慣が乱れる根本的な原因を
改善することも大切です。それは、
- 親の干渉
- ゲーム依存症
- 学校のトラブル
この3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①親の過干親
親の過干渉がひどいと、
子どもは親と関わりたくなくなります。
すると親を避けるために、
夜遅い時間帯に活動するようになるのです。
その結果、自然と生活リズムが崩れてしまい、
昼夜逆転生活になってしまいます。
そのため、子どもが嫌がることは言いすぎないようにし、
子どもの年齢から考えて当たり前の要求は、
できる限り聞いてあげましょう。
②ゲーム依存症
アルコール依存症と同じように、
ゲーム依存症になると、
ゲームをやめたくてもやめられなくなります。
こうなってしまったら、
専門の医療機関を受診しましょう。
状況によっては薬物療法や心理療法などで
治療をすることで改善が期待できます。
ゲーム依存症によって、
生活習慣が乱れている場合、
まずは児童精神科や小児科などで相談してみましょう。
③学校のトラブル
友達や先生とのトラブル、いじめなどがあると、
不安やストレスで夜寝られないこともあるでしょう。
この場合は、先生と連携して
改善へ向けて動く必要があります。
担任の先生や学年主任など、
信頼できる先生へ相談してみましょう。
子どもだけでトラブルを解決させるのは難しいため、
大人が介入することが大切です。
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