ヘリコプターペアレントから抜け出したい方へ
ヘリコプターペアレントに関するページ内容
ヘリコプターペアレントについて
解説します。
ヘリコプターペアレントってご存じですか?
最近増えていて、これになってしまうと、
お子さんを苦しめることになってしまいます。
そこで、ヘリコプターペアレントの特徴や
自分が該当するかどうかのチェック法、
該当してしまった場合の治し方をまとめました。
これまで1万組以上の親子を
サポートしたからこそわかる
治し方なのでそのままやっていただければ、
改善できるはずです。
目次
ヘリコプターペアレンントとは?危険な特徴や毒親との違い
近年、子育てにおいて
「ヘリコプターペアレント」
という言葉が注目されています。
これは、親が子どもの周りを
ヘリコプターのように旋回し、
行動や主張を過度に干渉する状態
を指します。
つまり、「過干渉である親」といえるでしょう。
この状況になっていると親子関係が悪くなり、
子どもに悪影響が出るので注意しましょう。
「過保護」はヘリコプターペアレントか?
一方、過干渉と逆の意味で、
「過保護」という言葉があります。
「過保護」はヘリコプターペアレントに
なるのでしょうか?
過保護は、子どもの要求を聞きすぎることを言います。
正しい要求を聞くことは、理想の子育てです。
子どもの要求を聞けば聞くほど、
親子関係が良好となり、
子どもはすくすくと成長していくからです。
そのため、過保護の子育ては、
ヘリコプターペアレントには該当しません。
※「過保護」の捉え方が
専門家によって異なる場合があります。
10問の質問に答えるだけでわかる!簡単チェック法
では、あなた自身が
ヘリコプターペアレントに
なっていないかどうか、
チェックしてみましょう。
次の10個のチェックリストに、
いくつ該当するか確認して
みてください。
なお、これらのリストは、
思春期の子を持つ親が対象となります。
幼少期だと少し判断材料が変わるため、
注意してください。
- 子どもの学校の宿題を毎日チェックし、
その行動に子どもがイライラしている
- 子どもの友人関係に積極的に介入し、
良くない友達付き合いは制限している
- 子どもが自分で解決できる問題でも、
失敗する前に手を差し伸べて助けてしまう
(命にかかわることなどは例外) - 子どもの持ち物や服装を細かくチェックし、
自分の基準で管理している
- 子どもの予定や行動を常に把握していないと不安になる
- 子どもが失敗することを過度に心配し、
チャレンジを控えさせることがある
- 子どもの習い事や進路について、
子どもの意見よりも親の意見で決めている
- 子どもの携帯電話やSNSの使用を厳しく監視している
- 他の子と比べて我が子が劣っていないか
常に気にしている
- 子どもに対して過度に期待や要求をしていると
感じることがある
いくつ当てはまりましたか?
子どもの年齢や状態によっても異なりますが、
基本的には4つ以上当てはまると、
ヘリコプターペアレントになりかけている
可能性が高いです。
このままでは、
子どもの反抗や無気力につながってしまうため、
早めに改善しましょう。
ヘリコプターペアレントになっていた時の治し方
では、どのようなステップで、
ヘリコプターペアレントを
やめればいいのでしょうか。
基本的には次の4つのことを
意識していただくことが大事です。
失敗を恐れない
まずは、子どもの失敗を恐れないようにしましょう。
人間は失敗から学ぶ生き物だからです。
必要以上に失敗を恐れると、
色々と言いすぎてしまい、
ヘリコプターペアレントになってしまいます。
失敗は成長の一部だと考えましょう。
もちろん、命を落としたり、
逮捕される可能性があったりする場合は例外です。
失敗する前に止めることが大切です。
ただ取返しのつかない失敗以外は、どんどんさせましょう。
助言は求められるまで待つ
子どもが「どう思う?」と聞いてくるまでは、
親は助言をしないようにしましょう。
助言しすぎると過干渉になってしまうからです。
子どもと会話をするときは、
基本的には共感や質問だけにして、
子どもの考えや行動を尊重することが大切です。
他の楽しみを見つける
子どもの成長だけを生きがいにすると、
過干渉になりやすくなります。
そのため、自分の趣味や楽しみを作りましょう。
ショッピング、SNS、映画やドラマ鑑賞、読書、
友達とのランチ、仕事、資格取得、筋トレ、
ヨガ、ダイエット、ゴルフ、水泳など何でもいいです。
何かに取り組んでいる時は、
子どものことを忘れるものがいいでしょう。
ストレスを定期的に発散する
信頼できる人に話を聞いてもらうなど、
心の余裕を保つことも重要です。
人は余裕がなくなると、
ストレスを子どもにぶつけてしまうからです。
身近に相談できる人がいない場合、
スクールカウンセラー等の専門家に、
相談してみるのもいいでしょう。
以上、4つのことを意識するだけで、
ヘリコプターペアレントから抜け出すことができます。
まずはできるところから、始めてみてください。
子どもが発達障害だった時にやるべきサポート法
実は、発達障害を持つ子どもの親は、
ヘリコプターペアレントに
なりやすいと言われています。
なぜなら、発達障害の子は、
コミュニケーションや勉強など、
何かしらで苦手分野があるからです。
そのため、親は同年代の子以上に、
子どもを守る必要性が出てきます。
つまり、過干渉の境界線がわかりにくいのです。
その結果、ついつい手や口を
出しすぎてしまうこともあるでしょう。
どこまでやればいいかは、
子どもの特性や状況によって変わります。
そのため、公認心理師や専門家の
アドバイスを受けながら、
やるべき支援の範囲を見極めるといいでしょう。
こうすることで、子どもは伸び伸びと
自分らしく成長することができるはずです。
親もヘリコプターペアレントにならずに済みます。
短期間でヘリコプターペアレントをやめる方法
もしあなたがヘリコプターペアレントに
当てはまっていたとしても、
落ち込む必要はありません。
なぜなら、子どものためを思って
子育てを改善しようと行動されているからです。
もし今、
- 子どもの反抗がひどい
- 無気力で不登校が長期化している
- 挨拶すらできない親子関係
このような状況でも、
必ずいい方向に変えられます。
とはいえ、長年やってきた子育て法を変えるのは、
それなりの覚悟と意識が必要です。
そこで、おすすめなのが、
私が無料で配信している
「思春期の子育て講座」です。
ここでは、
- 子どもとの会話が3倍増える方法
- 子育てにイライラしなくなる方法
- 過干渉をやめるための自己洗脳術
などについても解説しています。
読んでいただくだけでお子さんとの関係がよくなるため、
言いすぎてしまうことがなくなるはずです。
さらに親子の会話が増え、家庭が明るくなり、
子どもは将来を前向きに考えられるようになるでしょう。
是非こちらも参考にしていただけれるとうれしく思います。
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動画で解説!!ヘリコプターペアレントの特徴と子どもの末路の詳細編