兄弟喧嘩にうんざりしているお母さんへ
担任の先生についての相談
兄弟喧嘩の解決策を教えて下さい！
という相談が来ました！
お話が聞きたいとおもいました。
二人兄弟(長男、長女)で、
長男は高校生で、
中学生の娘とは５才も離れているなですか、
ちょっとした言葉使いなどが生意気だと感じるようで、
口喧嘩になってしまいます。
私からみて、二人は似た者同士で
お互いに腹がたつようです。
長男にしてみれば、妹の悪いところを
注意していると思うのですが、妹にしたら、
お兄ちゃんだって私と一緒のことしてるのに❗
って感じで素直に謝らず、喧嘩になります。
こういうときの私の対処の仕方が難しく、
頭が痛いです。
私自身も小学生の時は、
よく妹と喧嘩をしました。
ただ中学生になってからは、
少しずつ喧嘩をしなくなり、
今ではとても仲が良いです。
兄弟喧嘩について、
私なりの意見をまとめます。
目次
そもそもどうして兄弟喧嘩をするのか？
本当の理由をご存知でしょうか？
冷静に考えると、
いつも兄弟喧嘩をしている家庭と、
ほとんどしない家庭があります。
この違いってなんだと思いますか？
これが１００％原因とは言いませんが、
私の経験上、兄弟喧嘩が絶えない家庭というのは、
親からの愛情が不足している家庭が多いです。
- 共働きで子どもに構ってあげられていない
- ひとり親で子どもと接する時間が短い
- 過干渉で子どもに指示ばかりしている
こういった家庭で生活している子どもたちは、
家にいるときに常にストレスがたまります。
ただそれを親にぶつけると叱られます。
だから仕方なく兄弟にイライラをぶつけるわけです。
もしあなたが状況のような状態であれば、
まずは子どもへの接し方を変えてみてください。
親が子どもの兄弟喧嘩を止める方法
根本的な解決策になります。
まずはこれを意識してください。
根本的な解決策と言うのは、
実践を始めて効果が出るのに時間がかかります。
そこで短期的な解決策もお話しします。
もしお子さんが兄弟喧嘩を始めたら、
それにイライラしてはいけません。
子どもたちもイライラしているので、
喧嘩はさらに激しくなります。
ではどうすべきかと言うと、
悲しむような伝え方をします。
「あなたたちはどうしてそんなにお互いを憎み合うの？」
「あなたたちを見ているとお母さんは悲しくなるよ」
と言って涙を流してあげてください。
叱ったところで解決はしません。
お互いに仲良くしてほしいと涙を流してあげた方が、
子供の心には響きます。
どれだけ伝えても兄弟喧嘩が収まらないときは？
どれだけ伝えたとしても、
兄弟喧嘩が収まらなかったら、
真剣に別々に暮らすことを考えてみてください。
中学生と言う時期は、
心はまだ子供ですが体はもう大人です。
特に男の子の場合、手を出す喧嘩に発展すると、
大けがをする危険があります。
そうなってしまってからでは遅いです。
夫婦が別々に暮らし、一人ずつ面倒を見る。
もしくは親に協力を依頼して、少しの間預かってもらう。
こういった対応を考えた方が良いです。
これは夫婦間でも親子間でも同じなのですが、
憎み合っている関係と言うのは、一度離れてみると
「やっぱり一緒に暮らしたい」という気持ちが
わいてくることが多いです。
これからずっと別々に暮らすのではなく、
少しの間別々に暮らす経験をさせてみる。
これが決して悪いことではないので、
一度この方法も考えてみてください。
【手を出したときはきちんと叱りましょう】
もし兄弟喧嘩で手を出すようなことがあれば、
それはお父さんがきちんと叱らないといけないです。
お母さんは悲しむ伝え方をして、
お父さんはダメなことをきちんと伝えてください。
手を出すことを許してしまうと、
子どもは兄弟以外の友達にも手を出すようになります。
その結果さらに大きな問題に発展してしまうので、
ここできちんと伝えるようにしてください。
兄弟喧嘩の相談に対する道山の回答
道山です。
兄弟で喧嘩をする根本的な原因は、
家庭でのストレスです。
まずはこのストレスの原因を突き詰めて、
解決をしていきましょう。
次に喧嘩が起こってしまったら、
叱るのではなく悲しむような伝え方をすると良いです。
叱ったところで火に油を注ぐだけなので、
涙を流しながら伝えてあげてください。
それでも解決できなければ、
少しの間離れて暮らすことも必要です。
大きなけがをする前に対策をしていきましょう。
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