子供の性格が悪いと悩んでいる方へ

子供の性格は、親の影響?それとも…

子供の性格についての相談

子供の性格が悪い!
という相談が来ました!

 

いつもメルマガ楽しみにしています。

うちの息子は、性格が非常に悪いです。
親がああいえば、こういうタイプで、
一緒にいるだけでイライラします。

 

子供の性格を変えることって、
できるのでしょうか?
それとも遺伝などが原因で、
変えることは難しいのでしょうか?

 

どういう性格が悪いと考えるかは、
人によって異なると思うのですが、
誰から見ても嫌われる性格
だと、将来少し不安ですよね?

 

 

でも安心してください。
思春期の子どもというのは、
上手に対応すれば、
性格を変えることができます!

 

 

年間3000組の親子をサポートしてわかった
子どもの性格を変える育て方をまとめました。

親の影響は約5割?遺伝で決まる5つのタイプ

遺伝

慶應義塾大学の安藤教授が、

以前、子どもの性格について
面白い研究を行いました。

 

 

どんな研究なのかというと、
一卵性双生児の子どもの性格
比べることで、人の性格を決める要素を
特定する実験です。

 

 

一卵性の子は、遺伝子は同じです。
その子達が育っていく時に性格の違いが出てきたら、
環境が影響したことになります。

 

 

一方、違いが出てこなかったら、
遺伝子の影響だということがわかります。

 

 

こういった比較をしたところ、
子どもの性格における、遺伝の割合がわかりました。
子どもの性格の5割は遺伝によって決まるということです。
具体的には、

 

1.内向的か外向的か

一人の時間を好むタイプか、
外に出て友達と交流するのが、
好きなタイプか。

2.感情の起伏

カッとなりやすいか冷静か。

3.信頼できるかどうか

嘘をつきやすいタイプか、真面目なタイプか。

4.組織になじめるか

嫌な事を我慢して組織に適応できるか。

5.興味がたくさんあるか

様々ものに興味を持っているか、
一つのことだけに興味が集中しているか。

 

という5つの視点から性格を調べた結果、
約5割遺伝の影響が関係した
ということがわかったのです。

 

性格が悪い人の5つの特徴!いくつ当てはまりますか?

悪口

そもそも性格が悪いというのは

どういう人のことを言うのでしょうか。
様々な考え方がありますが、
ここでは5つの特徴を紹介したいと思います。

 

1.悪口や不平不満を言う

日頃から悪口を言っていたり、
文句を言っていると性格が悪いなと
感じる人が多いです。

2.弱い人をいじめる

学校でよくあることですが、障害がある子など、
弱い子をいじめるなどが挙げられます。

3.他人のせいにする

何か問題が起きた時に
自分のせいだと受け止めることが出来ずに、
他人のせいにしてしまうと性格が悪いなと
感じる人が多いです。

4.自慢話をする

自慢話が多い子は嫌われる原因になります。

5.すぐにイライラする

少し冗談っぽく言っただけですぐにイライラする子は、
「あいつ性格悪いな」と思われてしまいます。

 

これら5つの特徴が性格が悪いと
言われた時に出てくる特徴です。
これらを一言でまとめると、
「一緒にいたいと思えるかどうか」です。

 

 

そこで、この記事では、
一緒にいたいと思えない性格のことを
「性格が悪い」と定義し、
原因と改善策を解説していきます。

 

悪くなる原因は3つ!ストレス・友達の影響・愛情

ストレス

性格の5割は遺伝で決まるのですが、

これは考え方を変えると、
残りの5割は環境によって決まる
ということです。

 

 

では、子どもの性格が悪くなってしまう環境とは、
どういったものでしょうか?
私は主に、3つあると考えています。
ストレス、友達の影響、愛情の3つです。

 

ストレス

たとえば悪口や
不平不満を言う人は、
99%ストレスが溜まっています。

 

 

イライラしているから
そのイライラを解消するために
悪口を言う
ということが多いのです。

 

 

また、いじめも似たようなケースです。

 

 

私自身も教員だったので分かるのですが、
いじめた子になぜしたのか聞くと、
ストレスがを発散したくていじめたという子が多いです。

友達の影響

問題の原因を他人のせいにするは、
友達の影響が強いです。
周りに人のせいにする子ばかりいると
自分も同じような性格になってしまうからです。

愛情

自慢話をするのは、
愛情の影響が強いです。

 

 

人は誰からも愛されていないと感じると、
自信がなくなります。その結果、
自慢話をして他人から認められたい
という気持ちになるからです。

 

このように、
子どもの性格が悪くなってしまう原因は、
ストレス、友達の影響、愛情の3つです。
これらを対策していくと、子どもの性格を変えることができます。

 

短期間で変わるには?親ができる3つの育て方

話を聞く

これらを踏まえると、

子どもの性格を良くする育て方が、
見えてくると思います。

 

 

現時点で子どもの性格が悪い子かったり、
いい子に育てたいと思っている場合は、
今からお伝えする3つのことを意識しましょう。

 

 

1.ストレス解消

ストレスが溜まっていると性格が悪くなってしまうので、
家庭でストレスを解消してあげることが大事です。

 

そこで、まずは子どもの話を聞いてあげましょう。
人間というのは人から話を聞いてもらうことで
ストレスを解消することができるからです。

 

また週末にストレスが発散
できるところに連れて行ってあげたりたり、
お父さんお母さんが子どもへの指示をなくしていくことも大切です。

2.友達の影響

子どもが小学生以下なら、
親の力で友達関係は変えることができます。

 

幼稚園や保育園は親の意思で決めることができますし、
小学校もどの学校の校区に家を建てるかで、
友達をコントロールすることができるからです。

 

もし、これから住む地域や学校を決められるなら、
できるだけ落ち着いた子どもが多い地区を選ぶと、
よい影響を与えてくれる友達と出会える確率が高くなります。

3.愛情

愛情不足になると、子どもは自慢話が増えます。
そこでやってほしいのが、子どもを認めるようにすることです。

 

子どもの良いところや頑張っているところをどんどん
褒めてあげることで、自己肯定感が上がり
自慢話を友達にする必要がなくなってきます。

 

 

この3つのことを意識しながら子どもに接することで、
子どもの性格も良い方向に変わってくると思います。

 

【必読】子育てのイライラ解消法

イライラ

今回お伝えした内容を意識して、

子どもの性格に向き合っていただければ、
子どもの性格も少しずつ良い方向に
改善されてくると思います。

 

 

ただ、子どもの性格が悪すぎて、
親がイライラしてしまって、
子育て自体やりたくなくなってしまう場合も、
あると思います。

 

 

その場合は、次のページで解説している
子育てに関するイライラ解消法
を行ってみてください。

 

 

イライラすることが少なくなると思うので、
今回お伝えしたことをしっかりと実践できるように
なると思います。

 

 

 

 

また、今回頂いた相談以外にも、
思春期の子どもを持つ親から、
たくさんの相談が来ています。
それらの解答はこちらのページにまとめてあります。

 

 

 

【おすすめ】短期間で成績が良くなる思春期講座

 

思春期の子育てメール講座

最後になりますが、

現在私は、思春期の子どもがいる
お父さんお母さん向けに、
勉強会を行っています。

 

 

どのような内容かというと、
思春期の子どもの気持ち
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勉強会は全国各地で行っていますが、
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もしよかったらこちらも
参考にしていただけると嬉しく思います。
子どもへの接し方のコツがわかると、
何も言わなくても勝手に勉強するようになりますよ!

 

 

 

動画で解説!!子供の性格は変わる?の詳細編

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