ADHDの子どもの対応の仕方を知りたい方へ
ADHDの子の接し方のページ内容
ここでは、
ADHDの子どもの対応の仕方を
解説します。
注意欠陥多動性障害の子どもは、
イライラしたりカッとなったり、
しやすいです。
親が間違った接し方をしてしまうと、
暴れて手が付けられなくなるので、
注意が必要です。
1万組の子育てをサポートしてわかった、
上手な対応の仕方をまとめました。
目次
ADHDの子どもの特徴「衝動性」「多動性」「不注意」
ADHDの子どもには、
3つの特徴があります。
- 衝動性
- 多動性
- 不注意
です。
詳しく見ていきましょう。
衝動性
ついカッとなったり、
イライラして大声を発したりするのが「衝動性」です。
自分に都合の悪いことや
思い通りにならないことがあると
突然キれてしまい、
自分では止められなくなることもあります。
多動性
授業中にじっとしていられない、
落ち着きがないというのが「多動性」です。
1時間の授業を座って受けることができなかったり、
興味や関心がコロコロ変わったりします。
不注意
意識が回らず注意力が散漫で、
年齢に見合わない「不注意さ」があります。
机の角でよく足をぶつけたり、
忘れ物をしやかったりします。
以上3つが、ADHDの特徴です。
実は私自身もADHD傾向があります。
小学生の頃は、授業中に座っていられないタイプでした。
お子さんがADHDだったとしても、
焦る必要はありません。
特徴を理解し
正しい対応をすることで、
ADHDの子どもでも
落ち着いて生活することができます。
では、どういったことを
意識すればいいのでしょうか?
衝動性の対応の仕方は「落ち着くまで待つ」こと
はじめに、
「衝動性」の場合です。
カッとなったり
大声を出したりするときには、
落ち着くまで待ってあげることが
大切です。
イライラしているときに何か言われても、
耳に入らないからです。そのため、
一旦距離をとったり時間を置いたりしましょう。
そして1時間後、ひどい場合は翌日などに
「あの行動は良くなかったんじゃない?」
と伝えるようにするといいです。
落ち着いているタイミングであれば、
子どもも冷静に理解できるでしょう。
もちろん、あまりに状況がひどい場合は、
その場で止めることも必要です。
しかし、基本的には
落ち着くまで待ってあげることが大切です。
多動性に対する親の接し方は「強制しない」」こと
次に「多動性」です。
この場合、強制しないことが
ポイントになります。
たとえば、
お子さんが長時間集中して、
勉強できないとします。
ここで無理矢理、
「頑張りなさい」と言って、
座らせ続けたらどうなるでしょうか。
イライラがたまり、いつか爆発します。
もしかしたらイライラの矛先を、
親にぶつけてくるかもしれません。
勉強嫌いにもつながります。
つまり、強制してもいいことはないのです。
では、どうしたらいいのか。
基本的には「強制しない方法」で改善策を考えましょう。
長時間勉強できないなら、
勉強時間を短くしてその分回数を増やせばいいのです。
成績は勉強時間の合計で決まるので、
問題ありません。
お子さんと話し合って、
できるだけストレスがかからない方法で
解決しましょう。
不注意の対応の仕方は「親が上手にサポートする」こと
最後に、
「不注意」の場合です。
このときは、
親が上手に
サポートすることが大切です。
物忘れが激しく提出物を忘れがちなら、
朝学校に行く前にチェックしてあげましょう。
約束を忘れがちなら、
親が覚えて教えてあげるのもありです。
私もADHD傾向があるため、忘れっぽいです。
そのため全ての予定をGoogleカレンダーに入れて、
必要なときに通知がくるように設定しています。
忘れないように対策すれば、問題ありません。
机の角で足をぶつけてしまう場合は、
そうなってもいいように、
あらかじめ机の角に保護シートを巻くといいでしょう。
注意力が散漫でも暮らしやすいよう、
お父さんお母さんがサポートしてあげることが大切です。
発達障害の子育てがうまくいく7つのコツ
お子さんが発達障害だとしても、
特徴を理解して、正しい対応をすることで、
子どもは普通の子と同じように育ちます。
とはいっても、
子どもの将来が心配になったり、
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