子どもにナメられる親の特徴を知りたい方へ
子どもにナメられる親に関するページ内容
親が子どもにナメられるときの対処法について
解説します。
思春期になると、子どもも強くなるため、
親をナメてくることもあるでしょう。
では、こうなってしまう原因は何でしょうか?
今回は子どもからナメられる親の特徴と、
改善するための対応法をまとめました。
元教師として、私自身も生徒から、
ナメられたことがあります。
その時の反省を含めてまとめたので、
そのままやっていただければ解決できるはずです。
子どもにナメられる親2つの特徴
子どもからナメられる親には、
どういった特徴があるのでしょうか。
次の2つに当てはまる場合は、危険です。
今は問題なかったとしても、
将来子供からナメられてしまい、
こちらの言うことを聞いてくれなくなる
可能性があります。
ダメなことを注意できない
1つ目は、ダメなことを
注意できないケースです。
子どもが間違った行動をしても、
関係が悪化するのを恐れて
許してしまっていると
子どもにナメられてしまいます。
子どもは「うちの親は何をしても怒ってこないから、
もっとやってやろう」と思うからです。
私自身も教師時代に、
生徒を注意しなかった結果、
ナメられてしまった苦い経験があります。
これではダメな行動は、
どんどん続いていってしまうでしょう。
パートナーのどちらかの立場が上になっている
2つ目は、家庭内で上下関係ができているケースです。
夫婦どちらかが上の立場にいる場合、
子どももそれに影響されます。
たとえばお父さんがお母さんを見下し、
「おい、早くやれ」みたいな言い方をしていると、
子供も同じように母親を見下すようになります。
その結果、お母さんだけナメるようになり、
言うことを聞かくなってしまうのです。
これらのどちらか1つでも当てはまっていると、
子どもからナメられてしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか。
①②それぞれの対応法を解説します。
きちんと注意できる良好な親子関係の作り方
子どもからナメられてしまい、
注意ができない場合、
どのように改善していけばいいのでしょうか。
まず大切なのは、
「子どもに注意できるような
良好な親子関係を築くこと」です。
そのための方法は、2つあります。
正しい要求はできるだけ受け入れる
1つ目は、正しい要求は
できるだけ受け入れることです。
正しい要求とは、
その年齢であれば当たり前にしてくる要求です。
たとえば、
「ご飯を作って」
「話を聞いて」
「どこかに連れて行って」
こうした正当な要求にはできる限り応じましょう。
ただし、間違った要求には応じないことが大切です。
暴言だったり、法律に違反したりするような言動には、
「今の言い方はないんじゃないの?」
「その要求には応じられないよ」
というように毅然とした対応をとりましょう。
間違った要求を受け入れてしまうと、
子どもは善悪がつけられなくなります。
ますます反抗がひどくなるため、注意しましょう。
家庭の雰囲気を良くする
2つ目は、家庭の雰囲気を良くすることです。
家庭の雰囲気が悪いと、
子どもも親も家にいるだけでイライラします。
するとストレスを抱えるため、
親が注意しても感情的に反発するようになるでしょう。
家の中が整理整頓されていて、
夫婦での喧嘩もない
居心地のいい家庭づくりを意識しましょう。
上記の2つのポイントをおさえることで、
子どもとの良好な関係を築くことができるでしょう。
これが、子供からナメられてしまった状況を
改善するための最初のステップです。
子どもに嫌われず、正しく注意する方法
次に、子どもとの関係が悪くなるのが怖くて、
注意できないケースの改善法をお伝えします。
子どもに嫌われず注意するには、
「許せるラインと
許せないラインを明確にする」
ことが大切です。たとえば、
許せるライン
「お腹が減った~早く作って」と言う
許せないライン
「早く飯作れ」と命令口調で言う
などです。
そして、ダメなラインを超えたときには、
冷静かつ毅然とした態度で対応することが大切です。
「お腹すいたのは分かるけど、
そういう言い方はよくないよ」と伝え、
行動を正すように促しましょう。
ダメな要求を注意して子どもが暴れたら?
ダメな要求を注意した結果、
子どもが暴れることがあるかもしれません。
この場合、警察に連絡するといった対応も
視野に入れましょう。
そうでもしないと、子どもは暴れれば
親が言うことを聞くと思ってしまうからです。
事前に「次に暴れたら、
お母さんはあなたを止められない。
だから次に暴れたら警察を呼ぶからね」と伝えた上で、
どうにもならないときには、警察を頼りましょう。
父or母、どちらかの立場が上になってナメられている時は?
最後に、夫婦どちらかの立場が
上になっている場合を見ていきましょう。
パートナーが
バカにするような言い方や
命令口調をしていると、
子どもも言動を真似するようになります。
この場合、立場を平等にして、
言葉遣いを見直していかない限り、
夫婦関係も親子関係も改善できません。
そのため、パートナーにはこの内容を共有したり、
専門家に相談してもらうと良いでしょう。
子どもの口調を注意してもらいつつ、
パートナー自身も適切な言葉遣いを使うことで、
全体の雰囲気が改善されていくはずです。
子どもの要求をどこまで聞けばいいかわからない方へ
注意できる親子関係をつくるためには、
「正しい要求は受け入れ、
ダメな要求は応じないことが大切」
とお伝えしました。
では、正しい要求やダメな要求の違いって、
きちんと理解されていますか?
ここを理解できていないと、
子どものダメな要求を聞いてしまい、
ナメられてしまうことにもつながります。
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