つい、子どもに「●●しなさい」と言ってしまう方へ
しなさい子育てに関するページ内容
ここでは、
しなさい子育ての悪影響
について解説します。
子どもがなかなか行動しないと、
親としてつい命令口調になってしまいますよね。
ただ、あまりに言いすぎると過干渉になり、
子どもに悪影響が出てきます。
そこで、上手に言い換える方法を
まとめました。関係が悪くならず、
しつけができるので参考にしてみてください。
について解説します。
子どもがなかなか行動しないと、
親としてつい命令口調になってしまいますよね。
ただ、あまりに言いすぎると過干渉になり、
子どもに悪影響が出てきます。
そこで、上手に言い換える方法を
まとめました。関係が悪くならず、
しつけができるので参考にしてみてください。
目次
母親が「しなさい」と言いすぎた時の子どもの心理
「勉強しなさい」「早くお風呂に入りなさい」
「早く起きて学校に行きなさい」
このような「しなさい言葉」を、
言いすぎていませんか?
これを言われると、子どもは
「うるさい」「ほっといてよ」と
いう気持ちになります。
わかりやすく例をあげてみましょう。
たとえばあなたが仕事を終え、
急いで夜ご飯の支度をしているときに、
母親から電話で、
「もっと早く仕事を終えて家事をしなさい」
「手の込んだ料理をつくりなさい」
などと、命令されたらどうでしょうか。
イライラしますよね?
子どもも同じで、
「私だってわかっているから、いちいち言わないで」
と思っているのです。
それなのに毎日毎日言い続けていると、
いずれ親のことをウザイと思うようになり、
親子での距離ができてしまうでしょう。
子どもと関係が悪くなる前に、
しなさい言葉を使う回数を
減らしていくことが大切です。
しつけを全くしないのも危険!上手な子育てのバランス
ただし、言わなすぎも危険です。ダメなことを何も言わないと、
子どもはやりたい放題になります。
たとえば、子どもが毎日夜3時まで起きているとします。
これを放置しておくと、
いずれ昼夜逆転生活になり、
不登校や身体の不調につながるでしょう。
つまり、ダメなことはダメだと、
伝えることも大切なのです。
では、どういった場合なら伝え、
どういったときは言わない方がいいのでしょうか。
次の2つを基準に考えるようにしましょう。
- 親子関係
- 優先順位
です。
親子関係
親子関係が悪い場合、
言っても反発してくるだけです。
この場合は、夜更かしを改めるよりも先に、
親子関係を良好にすることに意識を向けましょう。
親子関係がある程度良くなれば、
「あなたの身体にとって良くないから」
と理由を伝えればわかってくれます。
今現在、子どもとどういった関係にあるか、
あなたの言うことを聞き入れてくれそうかを
考えてから伝えましょう。
言っても反発してくるだけです。
この場合は、夜更かしを改めるよりも先に、
親子関係を良好にすることに意識を向けましょう。
親子関係がある程度良くなれば、
「あなたの身体にとって良くないから」
と理由を伝えればわかってくれます。
今現在、子どもとどういった関係にあるか、
あなたの言うことを聞き入れてくれそうかを
考えてから伝えましょう。
優先順位
たとえば夜中まで起きていて、
勉強を全くしていないとします。
このとき夜中まで起きていることなのか
勉強を全くしないことなのか、
どちらが大きな問題だと思いますか?
夜中まで起きていると、
健康に悪影響となり、命にも関わることです。
しかし勉強しないからといって、
身体に影響は出ません。
こういったときは、
勉強のことは一旦置いておいて、
夜中まで起きていることのみ注意しましょう。
勉強を全くしていないとします。
このとき夜中まで起きていることなのか
勉強を全くしないことなのか、
どちらが大きな問題だと思いますか?
夜中まで起きていると、
健康に悪影響となり、命にも関わることです。
しかし勉強しないからといって、
身体に影響は出ません。
こういったときは、
勉強のことは一旦置いておいて、
夜中まで起きていることのみ注意しましょう。
子どもをしつけるときには、
いい親子関係が築けていることが前提です。
さらに、言うべき優先順位を考えて、
伝えるようにしましょう。
小学生には、この言葉で言い換えよう
「勉強しなさい」「宿題やりなさい」
と言わなくても、
勉強させることはできます。
たとえば、
「一緒に勉強しない?」
「宿題あるなら、手伝おうか?」
と言うのです。
これだと「しなさい子育て」になっていないですし、
子どもに勉強の大切さを伝えることもできます。
命令系ではないので、嫌な気持ちにならないでしょう。
特に小学生の子は、
- 勉強方法がわからない
- 一人で勉強するのが寂しい
という子が多いので、
言葉を言い換えて、
勉強を頑張らせるといいです。
他にも、
- 「早く寝なさい」⇒「一緒に横になってお話しようか」
- 「片づけなさい」⇒「ここ綺麗にして、一緒にゲームしようか」
このように言い換えるだけで、
子どもの受け取り方は180度変わります。
どういう言い回しなら受け入れてもらえるかを考えて、
子どもに伝えていきましょう。
中学生の場合、ルール化と原因解決が大切
中学生の場合は、上記の方法では通用しないことが多いです。
その場合、根本的な原因を
解決するようにしましょう。
たとえば夜中まで起きている場合、
- 寝る直前までスマホを見ているから
- 学校でトラブルがあって悩んでいるから
など様々な原因が考えられます。
寝る直前のスマホは、
頭を覚醒させ、寝つきを悪くします。
そこで子どもと話し合い、
「スマホは23時までにやめる、寝られないときは漫画ならOK」
というように、ルールを決めていきましょう。
ただし、親子関係が悪いと、
子どもはルールを守りません。
日ごろからいい関係を作っておくことが大切です。
学校でのトラブルが原因で寝られない場合、
先生と連携して早急に解決していきましょう。
根本的な原因を改善できれば、
「早く寝なさい」などのしなさい言葉を使わなくても、
問題は解決することができます。
【必読】つい「しなさい」と言いすぎてしまう方へ
中学生の場合、「ルール化と原因解決」が
大切だとお伝えしました。
そこで質問です。
- 子どもから他愛もない話をしてきますか?
- 子どもは決めたルールを守っていますか?
この2点は、
親子関係で決まります。
関係が良ければ、学校での出来事などを話してくれます。
親を悲しませたくない為、ルールも守ってくれるでしょう。
もし現在、あまり親子関係が良くないなら、
私が配信している「思春期の子育て講座」を読んでみてください。
ここでは、
- 思春期の子どもの気持ちと接し方
- 子育てにイライラしなくなる方法
- 子どもが勝手に勉強を始める声掛け法
- 子どもとの会話が3倍に増えるコミュニケーション術
などを解説しています。
1ヶ月もあれば子どもとの関係を良くなり、
「しなさい言葉」を使う必要がなくなる
でしょう。
子育てのイライラやストレスもなくなると思います。
無料で読んでいただけるので、
一度チェックしていただければ幸いです。
※PTA向けの講演会などでも話している内容です。