子どもの登校刺激の与え方がわからない方へ
登校拒否の原因のページの内容
ここでは、
登校刺激の与え方について解説します。
子どもが不登校や登校拒否になって知った後、
まずは愛情バロメータを上げていくというのが
非常に大事な方法になります。
愛情バロメータを上げた後は、
少しずつ子どもが再登校できるように、
登校刺激を与えるのが大事なのですが、
このタイミングが非常に難しいのです!
一つやり方を間違えると、
また不登校状態に
戻ってしまう可能性もあるので、
注意しながら進めていきましょう。
目次
【本質的な原因を理解しましょう!】
もしあなたが子どもが不登校になる本当の原因を
理解していないとしたら、いくらこの記事を読んでも、
子どもが再登校することはありません。
まずは下記のページから本当の原因を理解しましょう!
大きな失敗をする前に意識すべきこと
わが子が不登校や引きこもりになってしまう、一番の原因ってご存知ですか?
それは愛情バロメータが下がっている
ということなのです。
詳しくは不登校になる本当の原因や、
思春期の子育てメール講座で、
解説していますので、
一度そちらも参考にしてみてください。
ここでは登校刺激をするときに、
失敗しないためのポイントだけお伝えします。
それは何かというと、
「まだ再登校の時期が来ていないタイミングでは
絶対に登校刺激をしてはいけない」ということです。
言い換えると、
「愛情バロメータが上がっていない状態では
登校刺激をしてはいけない」ということです。
登校刺激は、一種の干渉です。
干渉をすると愛情バロメータが下がります。
だから子どもはますます不登校になります。
これを繰り返しているといつまで経っても、
不登校は改善されなくなってしまうのです。
再登校を促すベストなタイミングとは!?
では登校刺激を与え、子どもに再登校を促すベストなタイミングって、
どう判断したらよいのか?
まず子どもの愛情バロメータが上がってくると、
子どもは親に話しかけるようになってきます。
これが最初の段階です。
話をするのが苦手な子であっても、
部屋から出てリビングでテレビを見たり、
一緒にご飯を食べるようになってきます。
この状態になったら、
「これからどうしていきたい?」と聞いてあげてください。
そこでお子さんが、
- 学校に戻りたい
- 高校に進学したい
というような言葉が出てきたら、
「じゃあそのために一回先生と話してみる?」
という感じで先生と話し合いの場を作りましょう。
子どもに登校刺激を与えるタイミングは、
子どもから「前向きな言葉が出てきたとき」
ということになります。
正しい登校刺激の与え方と声かけ方法
ポイント2で解説したように、子どもから前向きな言葉が出てきたら、
「じゃあ一度先生と話し合いしてみる?」
と声をかけましょう。
これで子どもが、
「わかった」とか「頑張ってみる」とか
そういった言葉が出てきたら、
先生にアポを取って話し合いの場を作ります。
もし前向きな言葉が出てこなければ、
まだ愛情バロメータが上がっていないのか、
子どもの中で勇気が持てない状態です。
この場合は無理をさせないようにしましょう。
先生と話し合いの場を作ることができたら、
どういう形で再登校していくかを、
話し合いましょう。
- 午後から登校する
- 最初はカウンセリングルームから登校する
- 部活だけ行くようにする
いろいろな方法があるはずです。
子どもにとって一番再登校しやすい方法を、
先生と一緒に考えてあげてください。
小学校や中学校で不登校になったときの注意点
小学校や中学校で、子どもが不登校になったとき、
絶対にやってはいけないことがあります。
多くの方はこの行動をしてしまうため、
子どもが長期的な不登校になります。
以下の2つの行動だけは絶対にしないように
注意してください。
①無理に登校させようとする
私はもともと教育大学の出身です。
学んでいた書籍の中に、
子どもが不登校になりかけの時は、
とにかく登校刺激を与えたほうが良いと
書いてありました。
これは良くない方法だと、
私は考えています。
不登校になりかけの時こそ、
一旦体と心を休ませるために、
家で過ごしてあげたほうが良いです。
そしてパワーがみなぎってきたタイミングで、
登校刺激を与えたほうが効果的です。
②不登校が悪いことだと伝える
このまま学校に行かなかったら、
人生が台無しになるぞ!みたいな言葉は、
絶対に言ってはいけません。
こういった脅し言葉を使えば使うほど、
子どもは「自分はダメな人間だ」と感じます。
その結果どんどん部屋に引きこもるようになります。
- 不登校は悪いことではない。
- 行きたくなったら行けばよい。
- お母さんはあなたが生きているだけで幸せ。
- 無理しなくていいよ。
こういった優しい言葉をかけてあげたほうが、
子どもの再登校までのスピード早くなります。
親だけで解決できない場合は第三者に任せよう
不登校が長期化したり、暴力が伴う反抗があったりする場合、
どうしても親だけで解決することが
難しいケースがあります。
そういう時には第三者に
協力してもらうほうが解決が早くなります。
特に暴力を伴う場合は危険なので、
全寮制のフリースクールがおすすめです。
ただ、フリースクールの中にも、
お金儲けを優先している所と、
子どもの事を思って運営している所など
たくさんあります。
そこで次のページでは、
全寮制のフリースクールの相場や、
活用すべき状態の見分け方などを
ご紹介していきます。
お子さんの状況に合わせて、
フリースクールを活用するのか、
お父さんお母さんだけの力で解決できるのか
判断できると思いますので、
良かったら参考にしてみてください。
道山流!愛情バロメータを急上昇させる方法
ここまでに解説した方法を、しっかり実践していただければ、
正しい登校刺激ができると思います。
ただ最初にもお伝えしたように、
登校刺激ができるのは、
「愛情バロメータが上がってから」
です。
では、
「愛情バロメータって何?」
「どうやってあげたらいいの?」
と悩んでいませんでしょうか?
実はこの方法ってかなり奥が深いので、
このページだけでは全て解説ができません。
そこで私は現在、
「思春期の子育てメール講座」というものを
無料で配信しています。
こちらを読んでいただくと愛情バロメータが理解でき、
その結果、子どものスマホ依存や長期的な不登校が
解決できるようになります。
次のページから詳細が確認できますので、
良かったらこちらも参考にしてみてください。