旦那さんや奥さんと子育ての価値観が合わない方へ

無理に変えようとしてはいけません

子育ての考え方に関するページ内容

 

ここでは、

旦那さんや奥さんと子育ての価値観が
合わない悩み

について解説します。

 

パートナーと
子育ての考え方が合わなかったり、
自分のやり方を100%否定されたりすると、
イライラしますよね。

 

このままの状態が続くと、
子どもにも悪影響です。

 

そこで、無理に考え方を変えず、
上手に協力する方法をまとめました。
相手を変えようとするとうまくいかないので、
少しやり方を変えてみましょう。


なぜ、夫婦では子育ての価値観がズレるのか?

そもそもなぜ、
夫婦で子育ての価値観が
ズレるのでしょうか?

 

 

大きな理由が2つあります。
①育った環境が違うから
②男女の古い価値観があるから

 

という理由です。
詳しく見ていきましょう。

 

 

①育った環境が異なるから

夫婦はそれぞれ、生きてきた家庭が違います。
小さな頃からの習慣、考え方、
学んできた分野、教育方針などが、
まったく異なる環境で育ってきたのです。

 

つまり、
それぞれ違う価値観を持ってて、
当たり前なのです。
どちらが正しい、ということもありません。

 

②男女の古い価値観があるから

育った環境以外に、
性別による価値観の違いもあります。

 

日本では昔、男は狩りをし、
女は家庭を守っていた時代があります。
そのため「男は仕事、女は家庭」
という考え方をする人は今でもいます。

 

一方、現代は共働き家庭が増えています。
そのため、「夫婦で協力して家事をすべきだ」
という考え方も一般的になっているでしょう。

 

夫婦がそれぞれ、
昔の考え方と最近の考え方をしている場合、
価値観がズレてしまうのです。

 

価値観が違うことは悪いこと?子どもへの悪影響とは?

では、価値観が違うのは、
良くないことなのでしょうか?

 

 

私は「問題ない」と思っています。
むしろ、違う考えだからこそ、
一緒にいる意味がある
とも
言えるでしょう。

 

 

私の愛読書「7つの習慣」でもこう書かれています。
「同じ人が2人いたら1人は余分である」

 

 

つまり、価値観が違うからこそ、
様々な知識や考えを身に付けることができる
のです。
価値観の違いを、プラスに捉えましょう。
ただし、注意点が2つあります。

 

①子どもの前での喧嘩は避けましょう

1つ目は、子どもの前で喧嘩をしないようにすることです。
価値観が違うため、意見がぶつかるのは、
仕方がないといえます。

 

しかし、子どもの前で毎日のようにするのはやめましょう。
両親の喧嘩は、子どもにとって辛い思い出になるからです。

 

これがくり返されると、愛情バロメータが下がります。
その結果、子どもの問題行動や
病気につながることもあるでしょう。

 

②叱る基準はそろえておきましょう

2つ目は、子どもに叱る基準をそろえておくことです。
お父さんとお母さんで叱る基準が違うと、
子どもは何が正解かわからなくなります。

たとえば宿題です。

 

奥さんが、
「答えを写してでも提出しなさい」と言って、
その通りにやったとします。

 

しかし旦那さんが
「答えを写すなんて絶対ダメ。
自分の力でしっかりやりなさい」

 

このように言ったら、どうでしょうか?
「お母さんはいいって言ったのに」と、
子どもは戸惑ってしまうでしょう。

 

そのため、夫婦で
叱る基準を統一させておきましょう。

 

異なる価値観は、
新たな発見や成長にもつながります。
しかし子どものためにも、
ここで挙げた2つのポイントは意識しましょう。

 

旦那or奥さんが失敗するやり方をしていたら否定すべき?

旦那or奥さんが
間違った子育てをしている場合、
どうすればいいのでしょうか?

 

 

たとえば、「しつけ」です。
パートナーが子どもに、

 

  • 手を出す
  • 酷い暴言を言う

 

 

こういった叱り方をしているなら、
やめさせないといけません。

 

 

これは「虐待」だからです。
たとえ正義感からこのような方法でしつけをしていても、
子どもの成長にとって必要な安全・安心を壊しています。

 

 

身体を張って間に入ると怪我する可能性がある場合、
実家へ逃げたり、
児童相談所へ相談したりするなどをして、
子どもを守りましょう。

 

 

一方、先ほどのような
「宿題」に対する価値観の違いはどうでしょうか。

 

 

これは、正解がありません。
提出できれば十分なのか、
しっかりと自分の力だけで解くのか、
家庭によって様々だから
です。

 

 

こういったときは話し合いをして、
家庭内のルールを決めるようにしましょう。

 

【成功する子育てとは?】

 

「子育ての成功法則」はありません。
家庭によって、性格、教育方針、経済状況などが異なるので、
どの家庭にも通用する方法はない
からです。

 

 

しかし、絶対に失敗する法則はあります。
つまり、その方法をしなければ、
子育てで失敗する確率は下がるのです。

 

 

先ほどの「子どもへの暴力や暴言」は、
絶対にやってはいけない失敗する子育て法です。

 

 

夫婦で話し合って価値観をすり合わせながら、
家庭内のルールを決めていきましょう。

 

考え方が合わないときは「クッション法」と「おだてる法」

価値観の異なる2人が
家庭内のルールを決めるのは、
簡単なことではありません。

 

 

お互いの長年の考えややり方を、
変えないといけない

ことがあるからです。

 

 

そこで、2つおすすめの方法があります。
「クッション法」と「おだてる法」です。

 

「クッション法」

これは、あなたが子どもとの間に入る方法です。
先ほどの宿題を例にしましょう。

 

たとえば、
宿題を写してもいいかを
夫婦で話し合ったとします。

 

旦那さんが
「宿題を写すなんてありえない」と
思っているとしましょう。

 

ただ、子どもの様子を見る限り、
現状は答えを写してでも、
提出しているだけ頑張っている
とします。

 

この場合、あなたは旦那さんに、
「私から●●(子ども)へ言っておくね」と伝えます。

 

そして、お子さんには、
「答えを写してでも、きちんとできているのは偉いよ。
ただ、お父さんは写してはいけないと言っていたから、
少しずつ、写さずにやっていけるといいね」
と伝えるのです。

 

すると、旦那さんがお子さんに直接、
「なんで答えを写しているんだ」と言って、
ぶつかることがなくなります。

 

このように子どもに直接言わないよう、
クッションの役割をするといいです。

 

おだてる法

これは、旦那さんの感情に訴えかける方法です。
たとえば育児に協力的でない旦那さんに
「ちょっとはやってよ!」と思いを伝えると、
「自分だって仕事で忙しい」と反発されるでしょう。

 

そこで
「子どもが一緒にイベントに行きたいって言ってたよ」と、
感情に訴えかける言葉で伝えるのです。

 

これだと強制はしていないので、
反発はされないでしょう。
賢く上手におだてる方法で、
お互いの価値観を尊重し合いましょう。

 

パートナーとの価値観が違いで悩んでいる場合、
これらの方法を試してみてください。
スムーズに状況を変えることができ、
日々のイライラが少しは落ち着くはずです。

 

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