新学習指導要領の評価ポイントを知りたい方へ

効率よく内申点を上げられます!

中学校の評価基準に関するページ内容

 

ここでは、

新学習指導要領の評価ポイントについて
解説します。

 

時代が変わる中で、
学校の評価基準も大きく変わっています。
きちんと対応しないと、
内申点が下がることにもつながります。

 

そこで、教育委員会に聞いてわかった
新学習指導要領対策

解説しました。

 

一番の課題である、
主体的に学習に取り組む態度で
Aを取る方法もまとめたので、
参考にしてみてください。


新学習指導要領は何が変わったの?

中学校では、
2020年度から
新学習指導要領に
変わってきています。

 

 

「新学習指導要領」で
文部科学省が提示しているのは、
次の7項目
です。

 

  1. 言語能力の確実な育成
  2. 情報活用能力
  3. 理数教育の充実
  4. 伝統や文化に関する教育の充実
  5. 体験活動の充実
  6. 外国語教育の充実
  7. 現代的諸課題への対応

 

です。これらの項目を充実させ、
改善していくというのです。
しかし、これを見ても理解しにくいですよね。

 

 

そこで私は、教育委員会や現役教員の友人に
聞き取りを行いました。その結果、
特に次の2つの項目に力を入れている
ことがわかりました。

 

①言語能力の確実な育成
言語能力をつけさせるために、

授業でレポートの作成や議論を
充実させているそうです。

 

②情報活用能力
「GIGAスクール構想」により、

生徒1人に1台PCを与えることになりました。
そのため、パソコンやタブレット端末を使った調べ学習
などが増えているそうです。

 

文科省の参考サイト

 

授業はどう変わるのか?アクティブラーニングとは?

では、具体的に
授業はどう変わるのでしょうか?

 

 

これまでは、
教える教育が基本でした。

 

 

つまり先生が一方的に指導をし、
生徒は受動的に授業を受ける形だったのです。

 

 

しかしこれからは、
主体的、対話的に学ぶ教育が増えていきます。
これを「アクティブラーニング」といい、
生徒自ら学ぶことができる授業が充実されるでしょう。

 

 

たとえば、その場で生徒たちに体験させたり、
生徒自身がクロームブックを使って調べたりします。
その後自らパワーポイントを使ってまとめて、
発表する形の教育が増えていくのです。

 

 

また、意見を言い合う授業も増えます。
一つの課題について、グループで話し合いをしたり、
主張しあったりするのです。

 

 

理科の実験では、先生がやり方を教えるのではなく、
自分たちで調べながら進めていく形にも増えます。
このように、先生が一方的に教える授業ではなく、
能動的に学ぶ授業が取り入れられていくでしょう。

 

評価基準はどう変わる?3観点になるとどうなるか?

授業が変わると、
それにともない評価基準も変わります。
具体的に、どのように変わるのでしょうか?
下の図をご覧ください。

 

 

今までは、多くの教科が、

 

①関心・意欲・態度
②思考・判断
③表現・技能
④知識・理解

 

という4観点で決められていました(国語などは5観点)。
しかし、これからは全ての教科が、

 

①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度

 

の3観点になります。
①知識・技能と②思考・判断・表現は、
今までと変わらずテストやレポートの点数で採点されます。

 

 

一番大きな変化は、
「関心・意欲・態度」がなくなり、
「③主体的に学習に取り組む態度」になった
ことです。
次の章で詳しく解説していきましょう。

 

 

主体的に取り組む態度でA判定が取りにくい理由

実は、
「主体的に学習に取りくむ態度」では
A評価が取りづらくなっています。

 

 

というもの、
「主体的に取り組む」
=「粘り強く学習ができる」

ということです。

 

 

つまり、主体的に取り組める子は、
「知識・理解・技能・思考・判断・表現」
全てが優秀である、と考えられているからです。
そのため、

 

  • ①知識・技能
  • ②思考・判断・表現

 

がA評価じゃないと、
主体的に学習に取りくむ態度で
A評価を取るのも難しいでしょう。

 

 

ちなみに今までの「関心・意欲・態度」は、
授業の発言や提出物ができていれば、
A判定を取ることも可能でした。

 

 

すなわち、テストの点が多少低くても、
A判定をもらうことができていたのです。

 

 

この変化により、
今まで以上に内申点で高得点を取るのが、
難しくなる
かもしれません。

 

 

※この記事は2021年6月時点のものです。
今年は移行期間のため、1年後には内容や評価方法が
若干変わっている可能性があります。
変更があった場合は、道山ケイのメルマガ等でお知らせします。

 

 

内申点は下がるのか?元に戻すためにすべきこと

内申点

新学習指導要領になってから、

内申点が下がったという声を、
よく聞きます。

 

 

この場合、
考えられる原因は、
次のどちらかです。

 

定期テストの点数が低い

前述したように、
定期テストの点数が低いと、
主体的に学習に取りくむ態度も
評価が良くなりません。

 

 

そのため、
どうしても内申点が下がってしまいます。
この場合、定期テストで高得点が取れるように
勉強を頑張る
しかありません。

授業中の活動に力を入れていない

定期テストの点数が高くても、
授業中の活動をさぼっていると、
主体的に学習に取りくむ態度で
高評価をもらうことができません。

 

 

これまでにように、
ただ手を上げたり、授業を聞くだけではなく、

 

  • グループ活動に積極的に参加する
  • レポートはしっかり書く
  • プレゼンなどの発表活動に力を入れる

 

ことを意識しましょう。
こうすることで、
主体的に学習に取りくむ態度の評価が上がり、
内申点UPにもつながるはずです。

 

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新学習指導要領でも

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