部活動の練習中に怪我をしてしまったあなたへ
部活動の怪我のページ内容
ここでは、
部活動の怪我について解説します。
中学生や高校生にとって、
部活動は学校に行く目的のようなものです。
一生懸命やるからこそ、怪我も付き物です。
ではもし骨折などの大けがをしたら、
責任は誰にあるのでしょうか?
顧問、本人、相手チームなど、
様々な人が関わるので難しいところです。
子どもが部活動でけがをしたときに、
親としてやるべき対応策をまとめました。
目次
何はともあれ応急処置をしよう
子どもが部活で怪我をしたときに、最初にやるべきことは応急処置です。
保険とか責任とか考える前に、
まず大事なのは子どもの体だからです。
ではどういった流れで、
応急処置をしていけば良いのでしょうか?
大事なことは子どもだけで行わない
ということです。
練習でも試合であっても、
必ず近くに顧問の先生や養護教諭がいます。
その先生をすぐに呼びに行くようにしましょう。
擦り傷のような怪我の場合は、
洗い流して止血をしてもらいましょう。
ひどい捻挫や骨折のような場合は、
すぐに氷で冷やして、
顧問の先生に病院に連れて行ってもらいましょう。
責任は中学校か顧問か本人か?
次に責任問題についてお伝えします。基本的に部活動の最中の怪我について、
学校の責任になる可能性が高いです。
保護者としては、
子どもを学校に預けている形なので、
その時のけがは学校の責任なのです。
たまにニュースで部活動の事故が
報道されますが、多くの場合顧問が
責任を取って仕事を辞めています。
子どもが勝手なことをして怪我をしても、
教師の責任になるわけです。
そこでもし怪我をした場合は、
学校に問い合わせをすると治療費がおります。
スポーツ振興センターというところから、
お金が下りる仕組みになっています。
治療費を保険で賄うかスポーツ振興センターを使うか
もし子どもが部活動でけがをして、病院に行くことになったら、
学校の先生に連絡をしましょう。
すると用紙が1枚もらえます。
治療が全て終わったタイミングで、
その用紙を病院の先生に書いてもらい、
提出すれば後程医療費が振り込まれます。
ここでよくいただく相談は、
「自分でも保険に入ったほうが良いか?」
というものです。
自分で保険に入って、
そちらからお金をもらう場合、
スポーツ振興センターからお金がもらえなくなります。
二重払いになってしまうからです。
上記の事実を知らずに二重でもらうと、
共済金詐欺になる可能性もあるので、
注意してください。
【個人で保険に入るメリットとは?】
スポーツ振興センターからお金が下りることを考えると、
個人で保険に入る必要はないと思われるかもしれません。
しかし私個人としては簡単な保険には加入すべきだと思います。
なぜなら子どもたちというのは日々遊びの中でもけがをするからです。
ちょっとしたけがのためにかける保険というのは、
毎月数百円レベルのものがほとんどです。
それだけで大きなけがをしたときの補填ができるなら、
入っておくメリットが高いと思います。
高校で怪我をしたら選手生命の危機?
中学生でけがをした場合、少し休んでも部活を再開できる
可能性が高いです。
しかし高校で大きなけがをしたら、
部活を引退しないといけなくなる
可能性があります。
私の友人にも、
高校の部活動で大きなけがをして、
そのまま引退した人がたくさんいます。
これは次の2つが理由です。
①引退までの期間が決まっている
中学生の場合最悪中学で部活を続けられなくても、
高校に入ってから再開することができます。
しかし高校の場合、大学に入ってまで続けようとは
思わない人が多いです。
大学はバイトやサークルなどをする子が多いので、
わざわざ部活を続ける人が少ないからです。
すると「まあこのタイミングでやめるか」という気持ちになり、
引退する人が多いのです。
②大学入試という大きな目標がある
高校受験の場合、多くの子は夏休み明けくらいから
本格的に勉強をスタートします。
半年勉強を頑張れば第一志望に入れるからです。
しかし大学入試の場合、
最低でも1年は勉強しないと、
間に合わないことがほとんどです。
すでに1年以上勉強を
頑張っている浪人生たちと
勝負しないといけないからです。
こういった事実を知ると、
「良いタイミングだから勉強に切り替えよう」と考え、
部活を辞めてしまう子が多いのです。
中学生でけがをした場合、
少し時間がかかっても復帰したほうが良いと思います。
その方が卒業したときの後悔が少ないです。
高校生でけがをしたときは、
上記の2つの事実を考えて、
どうするか決めると良いと思います。
【重要】部活動と勉強を両立する考え方
もしあなたが部活動を頑張りたいなら、勉強との両立が課題になります。
ただでさえ部活の練習で時間がない中、
勉強をしないといけないからです。
ではどうしたら、
上手に両立することができるのか?
まず最初にやるべきことは、
勉強効率を最大限上げることです。
私たち人間は誰でも1日24時間しかありません。
その中で睡眠、勉強、学校生活、部活をしています。
24時間を増やすことはできないため、
いかに勉強効率を上げるかが大事になるのです。
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中学生本人が読んでも勉強になると思います。