子どもの機嫌に振り回される方へ
振り回される悩みに関するページ内容
子どもに振り回される原因について
解説します。
思春期の子どもは、
機嫌が悪くなりやすいです。
親がすべて子どもに合わせていると、
振り回されてしまいます。
では、どうしたら自分の人生と、
子育てを両立することができるのでしょうか。
1万組以上の親子をサポートしてわかった
上手に子どもに向き合う方法を解説しました。
自分の人生を取り戻しましょう。
目次
子どもに振り回される親3つの特徴
子どもに振り回される親には、
次の特徴があります。
- 立場が逆転している
- イエスマンになっている
- 自己犠牲思考になり過ぎている
この3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①立場が逆転している
本来は、子どもと親というのは対等、
もしくは親が少し上の立場です。
しかし「子どもが怖くて何も言えない」
という状態になっていると、
親が子どもより下だといえるでしょう。
このように立場が逆転していると、
子どもはやりたい放題で親を振り回すことにつながります。
②イエスマンになっている
子どもの言うことを何でも聞いていたり、
子どもが悪いことをしていても
何も言えなかったりしていませんか?
このような「イエスマン」の状態になっていると、
何でも言うことを聞いてくれると思い、
無茶な要求もしてくるでしょう。
③自己犠牲思考になり過ぎている
「子育てが終わるまでは自分の時間はない」
「子どもに全力で向き合うべき」
と考えていませんか?
自己犠牲思考とは、
「子ども100:親0」というように
全てを子ども優先で考えてしまうことです。
もちろん、この考えが100%悪いわけではありません。
しかしこれで苦しんでいるなら、
考えを少し改めることも必要です。
3つうち1つでも当てはまっていると、
子どもに振り回されやすい親といえるでしょう。
該当するところがないか、チェックしてみてください。
子どもを優先することは悪いことではない
上記の特徴のうち
「自己犠牲思考」
になっている場合、
少し工夫をしていくことが大切です。
全てにおいて子どもを優先すると、
あなた自身を苦しめるため、
子育てが上手くいかなくなるからです。
子どもにイライラをぶつけてしまったり、
親が笑顔でいられなくなったりしては、
親子関係にも悪影響となります。
そのため、すべて子どもに合わせず、
あなた自身もやりたいことを
取り入れていくようにしましょう。
たとえば、
- たまには家族みんなで焼肉を食べに行く
- 休日のおでかけは親も子も楽しめるところに行く
などです。
このように親も子も楽しめるようにすると、
子育てが楽しくなります。
対処法①ダメな事はダメと伝える
親子で立場が逆転していたり、
イエスマンになっていたりする場合、
対処法は2つあります。
1つ目は、
「ダメな事はダメと伝える」ことです。
たとえば、子どもから「おい、早く飯作れ」
と言われたとしましょう。
これは、親に向かって使っていい言葉ではありません。
何も言わずに言うことを聞いていては、
許していることになります。そのため、
「お腹すいたよね。ただ、そういう言い方はおかしいよね」
と毅然とした態度でしっかり伝えましょう。
そうしないと、暴言から暴力に発展し、
いずれ親に手を出すようになる可能性もあるからです。
注意すると子どもが暴れるときは?
しかし、「ダメ」と伝えると子どもが暴れるため、
仕方なく黙認してしまっていることも
あるかもしれません。
こういった場合は、
「次暴れたら私はあなたを止めることができないので、
あたなを止めるために警察を呼ぶからね」
と伝えておきましょう。
実際に子どもが暴れたら、警察を呼べば大丈夫です。
こうしておくと、子どもも理解ができます。
また、警察を頼るのは躊躇してしまう場合、
全寮制フリースクールや児童相談所などの
第三者機関に相談するのもいいでしょう。
暴言などの問題行動に何も言えない状態は良くないので、
大きなトラブルになる前に伝えることが大切です。
全寮制フリースクールの選び方などは、
こちらのページで解説しています。
対処法②無理な事を伝え自分の人生を取り戻す
2つ目の対処法は、
「無理なことは無理と伝える」
ことです。
子どもの要求を聞くのは、
良好な親子関係を築く上で必要です。
しかし、快く聞けないような苦しい要求の場合は、
きちんと無理だと伝えましょう。
たとえば子どもが毎週末のように
「買い物行きたい」と言ってくるなら、
「いいよ。ただ、来週はテニス行くから行けないからね」
というように事前に伝えておくのです。
全否定をするわけではないので、
子どもは受け入れやすいはずです。
その上で、快く聞ける要求であれば、
聞いてあげましょう。
そして、親が自分の時間を作ることも必要です。
精神の安定につながれば家庭が明るくなり、
子どもともより良い関係にもつながります。たまには、
- ママ友とランチに行く
- 一人で映画を見に行く
- 夫婦で晩酌をする
- 一人でカフェで読書をする
- ヨガで汗を流す
などをしてみましょう。
それも子どものためです。
最短で良好な親子関係をつくる方法
「子どもにイライラしてしまう」
「でも子どもにNOと言えない」
このように悩む方は多いです。
しかし常に
親がイライラしている状態では、
子どもを変えることはできません。
まずはあなたの「子どもへの意識」を変えていきましょう。
子どもを変えるよりも、
自分を変える方がはるかに簡単だからです。
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