中高一貫校にしようか迷っている方へ

公立中学校との違いについて解説しました!

中高一貫校のメリットデメリットのページの内容

 

ここでは、
中高一貫校のメリットデメリットについて
まとめます。

 

小学校卒業後、
公立中学校に進学しようか、
中高一貫校や私立中学にしようか
悩むと思います。

 

中高一貫校はいろいろと魅力もあるのですが、
実は知られていないデメリットもあります。
これを知らない状態で受験をすると、
あとで必ず後悔します!

 

そうなってからでは遅いので、
このページで解説している特徴を理解し、
どの学校に進学するか検討してみてください。
成功率が3倍UPするはずです。


中高一貫校は日本に約600校!人気の理由

中高一貫校の数

 

上記のグラフは、
文部科学省が公表している、
中高一貫校の数です。

 

 

平成28年度時点で、
約600校の中高一貫校があることがわかります。

平成11年の時点ではわずか4校だったのが、
17年で150倍に増えているわけです。

 

 

ではなぜ、
中高一貫校が人気なのでしょうか?
主に2つが理由だと考えられます。

 

①海外へのあこがれ

中学校3年間、高校3年間というのは、
日本に住んでいると当たり前に感じるのですが、
実は日本だけのシステムです。

 

 

海外は中高一貫校が一般的で、
高校受験というのはほとんど行われていません。

 

 

日本人は昔から海外にあこがれる特徴があるので、
上記の理由から中高一貫校に
あこがれを持つ方が増えています。
これが一つ目の理由です。

②公立中学校よりもハイレベルな教育を受けられる

中高一貫校と聞くと、特殊な学校を想像します。
つまり、無意識で
「公立中学校よりもハイレベルな教育が受けられそう」
と感じます。

 

 

実際に、公立中学校では受けられないような教育を
行っている中高一貫校もたくさんある
ので、
このイメージは事実です。

 

 

こういった他の子よりも
ハイレベルな教育を受けさせたい
というニーズが増えていることも、
中高一貫校が増えている理由です。

 

一番のメリットは高校受験をしなくて良いこと

高校受験

中高一貫校と公立中学校はどちらが良いのか?

この答えを伝える前に、
中高一貫校が公立中学校よりも
優れている点
について解説します。

 

 

いろいろな意見があるのですが、
私自身は次の2つが、
大きなメリットだと思っています。

 

①大学進学率が高い

中高一貫校は、
6年間でカリキュラムを組むことができます。

 

 

中学3年間で学ぶことを最初の2年間で学び、
高校3年間で学ぶことを、
次の2年間で学ぶことも可能です。

 

 

すると最後の2年間で、
大学受験対策を進めることができます。
その結果、大学進学率が高い学校が多いです。

 

 

例えば、桜蔭中学校(私立中高一貫校)は、
女子高の中で東大進学率が日本一です。
公立の中高一貫校である小石川中等教育学校も、
2019年度は12名の東大合格者が出ています。

②高校受験をしなくて良い

もう一つは「高校受験をしなくて良い」ことです。
一般的な中学校に進学すると、
3年後に高校受験があります。

 

 

中学3年生という時期は、
思春期真っただ中です。
子育てが最も難しい時期でもあるので、
1つ育て方を間違えると子どもが荒れます。

 

 

せっかくここまで勉強を頑張ってきたのに、
少し子育てを失敗しただけで子どもが不登校になり、
高校受験に失敗する可能性があるのです。

 

 

中高一貫校だと受験をする必要がないので、
こういったリスクを排除することができます。

 

 

なお、次のページに高校受験の
勉強方法について解説しています。
受験勉強がいかに大変かわかると思うので、
こちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

大学進学率については、学校ごとに異なるので、
詳しくは自分が受験しようと思っている学校を
調べてみると良いと思います。

 

 

ただ、全国的な中高一貫校人気により、
偏差値が上がっている
のは間違いありません。

 

最大のデメリットは寝る時間が無くなること

受験生

一見するとメリットだらけの

中高一貫校ですが、
実はデメリットもたくさんあります。

 

 

私自身、現在年間3000組の
親子をサポートしています。
その結果見えてきた、
中高一貫校に通うデメリットを2つ紹介します。

 

①宿題が多すぎて寝る時間がない

全ての中高一貫校が当てはまるわけではないのですが、
多くの場合、公立中学校に比べて、
宿題が多い学校が多いです。

 

 

通学に時間がかかる子だと、
宿題をやる時間がないので毎日徹夜をしている
という子もたくさんいます。

 

 

勉強が好きな子であれば問題ないのですが、
そこまで好きではない子の場合、
たいてい授業についていけなくなります。

 

 

その結果、不登校や引きこもりになる子が、
非常に多いです。

②偏差値が高い大学を目指さざるを得なくなる

小学6年生の時点では、
偏差値の高い大学に進学しようと考えていても、
生きていく中で価値観が変わることがあります。

 

 

しかし、中高一貫校に通っていると、
周りの子はみんな偏差値の高い大学進学を目指して
勉強を頑張っているため、自分だけ違う道に進むのが
非常に難しいです。

 

 

「自分は大学に進学せずYouTuberになろう」
と思っても、周りから認めてもらえないため、
気づいたときには不登校や引きこもりになる
というケースもたくさんあります。

 

冒頭で述べたように、
全ての中高一貫校でこういった問題が起きるわけではないです。
ただ、私が毎日たくさんの子どもたちをサポートしてわかった
傾向から言うと、上記のような問題が起こる可能性が高いです。

 

公立中学校の良さや魅力と比較して考えよう

比較

中高一貫校のメリットデメリットは

理解していただけましたでしょうか?

 

 

では、実際に中高一貫校に進学すべきか、
通常の中学校に進学すべきかについて、
私なりの意見をまとめたいと思います。

 

 

進路の決め方の基本は、
「子どもの意思を尊重すること」です。

 

 

そこで上記に述べた
中高一貫校のメリットデメリットを
子どもに伝えたうえで、どちらを選ぶべきか、
子どもに決めさせるのが良いです。

 

 

冒頭で述べたように、
私は現在年間3000組の親子の
勉強都子育てをサポートしています。

 

 

その結果わかったことは、
親の意思で無理やり中高一貫校にいれると、
高確率で授業についていけなくなり、
不登校や引きこもりなどの問題行動に発展する

ということです。

 

 

そうなってからでは遅いので、
どちらの学校に入れるべきかは、
子どもの意思で決めることが大事だと思います。

 

中高一貫校や私立中学の勉強法

勉強

もし中高一貫校に進学することになったら、

先に理解しておいて頂きたいのが、
勉強方法です。

 

 

小学校の勉強方法とは、
180度異なるからです。

これはあらかじめ理解しておかないと、
必ず授業についていけなくなります。

 

 

では、どういった流れで、
勉強を進めていけば良いのか?

 

 

次のページでは、
中高一貫校で上位にいる子どもたちが、
行っている勉強法
をまとめました。

 

 

公立中学校とも異なるので、
進学前にチェックしていただくと良いかと思います。

 

 

 

 

また、現在小学校で頑張っている場合、
まずはこちらで上位の成績を取ることが、
中高一貫校合格への近道となります。

 

 

そこで次のページでは、
確実に100点が取れる小学校の勉強方法
解説しました。この方法で勉強を進めていけば、
すぐにテストの成績が上がっていくと思います。

 

 

 

 

中高一貫校に合格するためには、
効率良く小学校6年間の復習を
する必要があります。

 

 

そこで次のページでは、
小学校6年間の復習方法
についてまとめました。

 

 

このページを参考に復習することで、
効率良く復習ができ、
中高一貫校の合格率も上がると思います。

 

 

 

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