繊細な子どもへの特徴を知りたい方へ

疲れがたまると注意が必要です

繊細な子どもへの接し方に関するページ内容

 

ここでは、

繊細な子どもの特徴と接し方について
解説します。

 

最近、繊細な子ども(いわゆるHSC)が
増えています。このタイプは、
毎日気を遣って学校生活をしています。

 

そのため、疲れがたまると、
不登校などになることもあります。

そうなってからでは遅いですよね?

 

事前に特徴を理解し、
上手に接していけば、
大きなトラブルが起こるのを
防ぐことができるはずです。


繊細な子どもかどうかわかる9問チェック

はじめに、お子さんが
繊細なタイプかどうかチェックできる
9つの質問をします。

 

 

5つ以上当てはまるかどうか
チェックしてみてください。

 

 

質問① 親の機嫌が悪いとすぐにわかる
質問② 忙しい日が続くと心が疲れてしまう
質問③ 他の子以上に想像力が豊か
質問④ うるさい場所に行くと疲れてしまう
質問⑤ 他の子以上にびっくりしやすい
質問⑥ 友達の変化(髪型など)にすぐ気づく
質問⑦ ミスをしないようにする意識が強い
質問⑧ 生活に変化があると混乱する
質問⑨ 競争することは苦手

 

いくつ当てはまりましたか?
9つのうち5つ以上当てはまっていれば
繊細なタイプである可能性が高いです。

 

 

なお、こちらのチェックリストは、HSP、HSCを提唱した
エレイン・N・アーロン氏のセルフチェック項目と、
私が今までに1万組以上の親子をサポートした
経験則に応じてつくったものになります。

 

3つの特徴を理解して上手に子育てをしよう

繊細な子であったとしても、
次の3つの特徴を理解することで
子育ては楽になります。それは、

 

  • 刺激を受けやすい
  • 共感しやすい
  • 疲れやすい

 

この3つです。
詳しく見ていきましょう。

 

 

①刺激を受けやすい

光、音、触感、匂いなど、
繊細な子は一般な子よりも五感の刺激が強いです。
そのため、騒音や人混みなどが気になり、
ストレスがたまります。

 

②共感しやすい

HSPタイプの子は、
人の気持ちが、敏感にわかってしまうことも特徴です。
お父さんお母さんの表情、
友達のちょっとした言動の変化などにも気づくため、
人の心に共感しやすくなります。

 

③疲れやすい

繊細タイプの子は刺激を感じやすいため、
学校にいるだけでも疲れやすいです。
また相手の顔色を気にしすぎて、
気疲れすることもあります。

 

このようなHSCの特徴は、
一見するとマイナスに感じます。
しかし、プラスに考えることもできます。

 

 

たとえば、共感しやすいということは、
他人の気持ちを理解し、
寄り添うことができるということです。

 

 

そのため人の身体や心をケアする仕事に
向いている方が多いでしょう。

将来はその強みを活かして、
無理なく自分らしく働くこともできます。

 

落ち着いて生活できるようになる親の接し方3つのコツ

さらに、繊細な子へ接するときには、
次の点に気を付けるだけで
落ち着いて生活ができるようになります。

 

  • 一人になれる空間をつくる
  • 大声で叱らない
  • 家庭の雰囲気を明るくする

 

この3つです。
詳しく見ていきましょう。

 

①一人になれる空間をつくってあげる

敏感タイプの子は、一般の子よりも疲れやすいです。
そのため一人の空間があることで、
安心して休むことができます。

 

一人部屋が難しい場合、
板や布で仕切るなど工夫するといいでしょう。

 

②大声で叱らない

繊細な子は、音に敏感です。
大声で叱るとストレスとなり、
心へのダメージが大きくなってしまいます。

 

そのため、大声や強い口調で叱るのは
避けるようにしましょう。

 

③家庭の雰囲気を明るくする

HSCは、周りの空気を感じやすいです。たとえば、

 

  • 両親の関係が悪くギスギスしている
  • お母さんがいつもイライラしている

 

こういう状況も、すぐに感じ取ってしまいます。
一方家庭内がいい空気であれば、
子どもにとって居心地のいい家庭となるでしょう。

 

もちろんこれらは、
どんな子にも大事なことです。

 

疲れて不登校になりそうなときはこの方法

前述したように、
繊細な子はストレスを感じやすいです。
そのため、他の子以上に
不登校にもなりやすいでしょう。

 

 

このときに
「頑張って行きなさい」と
強制してはいけません。

サボっているわけではないからです。

 

 

休ませて、心の疲れをとってあげましょう。
その方が、長期的な不登校にならずに済みます。

 

 

もし学校を休ませたときは、
いつも以上に明るい家庭をつくり
心にエネルギーをためることが大切です。

 

学校にこだわる必要はありません

学校のザワザワした空間がつらい場合は、
無理に学校に通わせる必要はありません。
フリースクールや登校支援室などを、
利用することもできるからです。

 

 

こういったところでも友達をつくったり、
社会とのつながりを持つことはできます。
校長の許可が得られれば出席扱いとなり、
高校受験も可能です。

 

 

子どもが、無理なく通える場所を
選んであげましょう。

 

繊細さんのストレスを減らすためにやるべきこと

思春期の子育てメール講座

HSCにとって、
学校や社会はストレスを受けやすい場です。
そして、それを唯一癒してあげられるのが
家庭になります。

 

 

そのためには、
家庭の雰囲気を明るくすることが
大切です。

 

 

そこで私は、「思春期の子育て講座」を
無料で配信しています。ここでは、

 

  • 思春期の子どもの気持ちと接し方
  • 子育てにイライラしなくなる方法
  • 最高の親になる方法
  • 不登校や引きこもりの解決法
  • 子どもとの会話が3倍に増えるコミュニケーション術

 

などを解説しています。

 

 

これを読んでいただければ、
親の愛情がきちんと伝わり、
お子さんは安心して
家でくつろぐことができるでしょう。

 

 

その結果、ストレスが減り、
落ち着いて過ごすことができるはずです。
お父さんお母さんの不安も減るでしょう。
一度チェックしていただければ幸いです。

 

 

※今なら3980円で販売していた
「思春期の問題行動解決マニュアル」を、
受講特典としてプレゼントしています。

 

動画で解説!!繊細な子どもの育て方の詳細編

子どもの発達障害の記事一覧に戻る