わが子がHSPで悩んでいるお父さんお母さんへ
HSPの子供の特徴のページ内容
ここでは、
HSPの子供の特徴と接し方について
解説します。
不登校の子どもの多くは、
HSPと言われる敏感気質な子です。
彼らは様々な刺激に反応してしまうため、
社会で生活するのが苦痛です。
その結果、学校に行くのが辛くなり、
不登校になりやすいのです。
ただこれは長所であります。
もしわが子がHSPであるなら、
その子にあった育て方をしていきましょう。
すると短所が長所になるので、
才能も開花されるはずです。
目次
まずはチェック!10個の診断テスト
HSPとは、ハイリーセンシティブパーソンと
呼ばれている「超敏感気質な方」
のことを言います。
一言でいうと、
周りから受ける刺激に対して、
他の人以上に敏感に反応してしまう
人ということです。
以下の10個のチェックリストのうち
6個以上に当てはまったら、
HSPの可能性があります。
①他の子以上に驚く
急に音が鳴った時に、
他の子以上にびっくりするなどの特徴がある。
②物事に対して慎重
何かを決断したり行動したりするときに、
他の子以上に慎重になる。
③うるさい場所よりも静かな場所が好き
がやがやしている飲食店に行くのが苦手で、
静かで落ち着いているお店を好む傾向がある。
④友達が悲しんでいること気づきやすい
友達に辛い出来事があって悲しんだり、
落ち込んだりしているときに気づくことができる。
⑤親が考えていることを先読みできる
親が子どもに伝えたり告げたりしようと考えていることを、
伝える前に気づくことができる。
⑥直観で物事を決めるとうまくいく
考えるときは慎重なのに決めるときは直感で
スパっと決めてそれが上手くいくことが多い。
⑦急な変化があるとパニックになる
予期せぬ出来事や急な予定変更などが起きると
パニックになることがある。
⑧汚れに敏感
服が汚れたらすぐに着替えたくなったり、
部屋が汚れたらきれいに片付けたくなる。
⑨他人の細かい変化に気づくことができる
友達や先生が髪を少し切ったり、
新しい服を着てきたときにすぐに気づくことができる。
⑩どんなことも完璧にこなそうとする
いわゆる完璧主義で、ミスなどを極度に恐れる。
このチェックリストは、
HSP研究の第一人者である、
エイレンNアーロンのチェックリストを参考に、
私の教え子のHSPをと照らし合わせながら作成しました。
HSPはまだまだ未知の特性ですので、
上記のリストが100%正しいとは思わないでください。
ただ私の経験上6個以上当てはまっていれば、
HSPの可能性が高いと思います。
代表的な3つの特徴をまとめました
ポイント1で説明したリストは、HSPの子が持つ代表的な特徴です。
この中でも次の説明する3つの特徴は、
HSPの子ならまず間違いなく持っている特徴です。
もしお子さんがHSPかもと思われたら、
以下の3つの特徴を理解しておくと良いです。
もちろん子どもによっては、
2つしか当てはまらないこともあります。
①他人が気付かないことに気づくことができる
友達、親、先生、恋人などが、
髪を切ったり新しい服を買ったときに、
すぐに気づくことができるなどの特徴です。
これはHSPの子が、
周りの刺激を常に敏感に感じ取り、
生活しているからです。
刺激を感じ取りすぎてしまうため、
人混みなどは苦手になりがちなのですが、
他人が気付けない部分に気づくことができるため、
そういった能力が生かされる仕事で活躍できます。
②良い空気も悪い空気も吸ってしまう
周りの刺激に敏感なため、
良い空気も悪い空気も全て吸ってしまう
という特徴があります。
例えば悪口を言いあう場にいると、
その悪い空気を吸ってしまいます。
仮に自分が悪口を言われてなくても、
辛くなってしまいその場にいられなくなります。
一方で互いに向上心を持ったコミュニティに入ると、
良い空気を素早く吸うことができるため、
加速度的に成長していくことができます。
③感情の起伏が激しい
HSPの子は他の子に比べ、
感情の起伏が激しいという特徴があります。
イライラしているときは何かに当たってしまったり、
怒鳴ってしまったりすることがあります。
一方落ち込んでしまうときは、
長時間辛い気持ちになってしまうため、
部屋から出られなくなることもあります。
ただこれはデメリットではありません。
他の子以上に感情を出すことができるので、
人に感動を与えたり、
効果的に想いを伝えたりすることができます。
10個のリストの中でも、
特に上記の3つが代表的な特徴になります。
全てマイナス面とプラス面の両方があるので、
それぞれの特徴が生かせる場を作ることが大事になります。
一つの特性です。
だから基本的な育て方は、
他の子と変わりません。
ただ少し意識して接すれば、
家庭でストレスがたまることが少なくなります。
その結果不登校や引きこもりになる可能性も
低くなります。
まずは次の2つのことを意識して、
接するようにしてみてください。
①HSPの特性を理解して受け止める
HSPの子は周りからの刺激を
他の子以上に受けてしまいます。
それが原因で学校に行けなくなることもあります。
こんな時、無理に学校に行きなさい
とは絶対に言ってはいけません。
この対応をすると子どもからは、
「お母さんは僕の気持ちを理解してくれていない」
と感じてしまうからです。その結果愛情不足になります。
こういったときこそ、
「学校はいろいろ辛いこともあるよね?」
という感じで子どもの気持ちを理解した
声かけをしてあげてください。
すると子どもは安心します。
少し心が落ち着くと再登校できるようになります。
②プライバシーが守れる空間を作る
HSPの子は人と一緒にいると疲れやすいです。
そこで自宅には必ず一人になれる空間を
作ってあげるようにしてください。
あえて孤独にする必要はないのですが、
子どもが一人になりたそうなときは、
無理に声をかけずそっとしておくことが大事です。
日ごろから上手に接することができてれば、
食事の時間の時などは親に話をしてくれます。
ここで話ができれば問題ありません。
病気とも異なります。
ただ他の子にはない特性があります。
きちんと学校生活を送るためには、
上手に先生と連携することが大事です。
この時、次の2つのポイントを意識して、
進めていってください。
①担任の先生に特性を伝える
HSPは最近になって、
言われるようんあった特質です。
まだまだ学校の先生の中には、
どういった特性なのか知らない方が多いです。
そこで一度学校に直接行き、
担任の先生と学年主任の2人に、
子どもの特性を伝えるようにしてください。
現代5人に1人は、
HSPの特性があると言われているので、
状況を伝えれば先生もすぐに理解できます。
②刺激過多になったら迎えに行く
HSPの子は他の子以上に、
周りからの刺激を受けやすいです。
授業の内容によっては刺激が強すぎて
疲れてしまうこともあります。
そう言ったときは無理させてはいけません。
学校の先生から連絡をもらうようにしておいて、
必要なら早退をさせて自宅で休ませましょう。
1日休めば心も落ち着くので、
また次の日から元気に登校できます。
無理させすぎることだけはないようにしましょう。
基本的な子育て法は、
他の子と変わりません。
ではどういった育て方をしていけば、
子どもは一番喜ぶのでしょうか?
実は7つの大事なポイントがあります。
このポイントさえ意識しておけば、
子どもが親の言うことを聞かなくなり、
不登校や引きこもりになることはありません。
また学校でトラブルが起きた時も、
すぐに親に相談するようになるため、
問題が悪化する前に防ぐことができます。
私は現在この7つのポイントを、
1週間かけて説明する無料メール講座を
配信しています。
もしあなたが今、
思春期の子どもがいるお父さんお母さん
という状態であれば、必ず役立つ講座です。
よかったらこちらも参考にしていただけると幸いです。
【動画で解説】HSPの子どもの特徴詳細編